【 連続テレビ小説「エール」】30話ネタバレ

東京

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町民「おい! ぼけって歩いてるな!」

裕一「すいません…。 東京 怖いな…。」

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裕一「音さん。」

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音「裕一さん…。」

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音「一緒に住む?」

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吟「ええ~っ!? 困る! だ… だって 新婚でしょう?」

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裕一「ああ… いや…。 でも… あっ…。」

吟「音? 音… 駄目よ。 ねえ 待って… 待って!」

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コロンブスレコード

契約を交わすために レコード会社を訪ねました。

廿日市「1年3500円。 結構なもんでしょう? まあ… 僕の年収に比べれば 少し落ちるんだけど。」

裕一「ああ…。」

廿日市「この意味 分かる?」

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裕一「あっ…はい。」

廿日市「月に2曲は作曲してもらう。 基本は 毎日レコード会社に来て 仕事なんだけど まあ それは適当でいいから。」

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裕一「はあ。」

廿日市「このお金に 言っちゃえば 君に お金貸してるのと同じなんだよ。」

裕一「はあ。」

廿日市「早くヒット曲出して 会社にお金返そうね。」

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裕一「はい。」

廿日市「言ってる意味… 分かるよね?」

裕一「はい はい…。」

廿日市「よし。 じゃあ ここに住所と名前書いて。」

契約後の裕一と音

裕一「いや~ ヒット曲なんて書けっかな?」

音「裕一さんなら大丈夫!」

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裕一「うん…。 大丈夫かな~?」

契約後の廿日市

杉山「廿日市さん レコーディングが始まります。」

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廿日市「大御所だから使ってるけど つまんねえ曲だよね~。 やめた! 行かない。」

杉山「『つまらないから行かない』と伝えます。」

廿日市「おい! おい ちょっと… ちょっと待て! 君はバカなのかな?」

杉山「冗談です。」

廿日市「分かりづらいよ。」

杉山「新入りの作曲家は いかがでした?」

廿日市「頼りねえな~。 まっ 木枯とあいつ どっちかは1年でクビだな。」

杉山「小山田先生の推薦ですが。」

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廿日市「そう それ。 それが謎なのよ。」

新居探しは 音の音楽学校の近くで始めました。

しかし なかなか いい物件が見つかりませんでした。

音「うん? 喫茶店?」

裕一「バ… バンブー?」

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『竹取物語』の『竹』ですから 入らないわけにはいきません。

保「いらっしゃいませ~。」

恵「お好きな席へ どうぞ。 ご注文は何にいたしましょう?」

裕一「あっ コーヒーで。」

音「私 ミルクティーで。」

恵「かしこまりました。」

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恵「コーヒーとミルクティーね。」

保「はいよ~。」

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裕一「いや~ 疲れたね。」

音「うん。」

裕一「どうする? 明日にする?」

音「でも お姉ちゃんが あのあとも…。」

回想

吟「絶対 いかんからね。 嫁入り前に… わ… 若い男の人と 床を共にするなんて。」

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回想終了

裕一「じゃ… じゃあ 僕 どこで寝ればいいの?」

音「庭で寝ろって。」

裕一「吟さん 優しそうなのに 結構きついね。」

音「真面目なの。 どっかないかな~?」

恵「あるわよ。 裏の家。」

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バンブーで紹介された部屋を早速見てみることに

不動産屋「どうぞ。」

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裕一・音「お邪魔します。」

裕一「広いな~!」

音「うん!」

裕一「はあ~… あっ! こっちは台所だ~。」

音「フフッ ちゃんと使い切れるかな?」

裕一「ハハハ…。」

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裕一「あっ… ここ 寝室かな?」

音「そうね!」

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音「うわ~! ここは… 仕事部屋ね。」

裕一「うん! この広さなら… ピアノ置けっかな~?」

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裕一「いいよね。」

音「うん。いい。 ここにする?」

裕一「予算 少し超えてっけど。」

音「なら やめる?」

裕一「う~ん… ここだ! うん。 ここにしよう!」

音「裏の喫茶店の名前もいいしね。」

裕一「『バンブー』っていいよね!」

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音「最高だね。」

裕一「うん。」

音「ずっと こうしていたい。」

裕一「うん… 僕も。」

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こうして 2人の結婚生活が始まりました。

全ての人に歓迎されたわけではなく 結婚式もありませんでしたが 幸せでした。

不動産屋「あの~… いかがいたしましょう? お借りになりますか?」

2人「はい!」

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