【 連続テレビ小説「エール」】48話ネタバレ

震えながらコーヒーとケーキを運ぶ梶取夫婦w

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保「うれしい…。」

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環「大体のことは 奥様から聞いてらっしゃるかしら?」

裕一「はい。 あの… ま ま… まことに まことに 光栄に あの 思いますけど… ど ど ど… どうして…?」

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環「『船頭可愛いや』が 大変すばらしい曲だからです。」

裕一「あっ…。」

環「西洋音楽をベースにしながら 流行歌としての親しみやすさも 兼ね備えている。 これが評価を受けないなんて 日本の音楽業界は後れていると 感じました。」

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環「私が オペラの世界で 広く認めてもらえるようになったのも プッチーニが 私を見つけてくれたから。 私は… いい音楽を広めたい。」

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環「あなたの音楽を大勢の人に届けたい。 古山さん。」

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裕一「はい。」

環「私に歌わせて頂けますか?」

裕一「も も… もちろんです! よ… よろしくお願いします!」

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コロンブスレコード

廿日市「ええっ!? あの双浦 環が!?」

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役員たちに直談判する廿日市と裕一

廿日市「社長… あの 世界の双浦 環ですよ! 話題性 抜群! 絶対に売れます! 間違いありません!」

裕一「わ… 私からも お願いします! 是非 もう1度 双浦 環さんの歌声で ろ… 録音させて下さい!」

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廿日市「どうか ひとつ!」

専務「双浦 環が歌うってことは 青レーベルから発売するということか?」

販売部長「そうなりますね。」

専務「赤レーベルの作曲家が作った曲を 青レーベルの歌手が歌うというのは どうなんだろうね?」

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廿日市「世間は 赤とか青とか 気にしませんって!」

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社長「世間は ともかく… 小山田先生がね…。」

裕一「えっ?」

喫茶店 バンブー

音「えっ 許さん? 小山田先生が? 何で あの人が口挟むの?」

裕一「嫌先生は 青レーベルの中心人物だからって 会社の上の人が お伺い立てたらしい。」

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音「何? それ。」

裕一「いや 会社も 先生の機嫌 損ねたくないみたいだし 廿日市さんも すっかり おとなしくなっちゃって…。」

音「じゃあ 環先生は歌わせてもらえんの?」

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裕一「あの… う~ん…。」

音「許さん。 私 行ってくる。」

裕一「いやいや いやいや… ちょっと落ち着いて。 ねっ? ちょっと…。」

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環「古山さん。」

裕一「うん。」

環「私に任せて。」

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小山田の屋敷

小山田「君が訪ねてくるのは珍しいな。」

環「お忙しいところ 突然すみません。」

小山田「…で 何かな?」

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環「理由をお聞かせ下さい。」

小山田「理由?」

環「『船頭可愛いや』の件です。 なぜ 反対されていらっしゃるのか。」

小山田「フフッ… そんなことは 説明しなくても分かるだろう。 青レーベルは西洋音楽 赤レーベルは流行歌 それがルールだ。」

環「でも 小山田先生も 赤レーベルで曲を書かれていますよね?」

小山田「青レーベルの私が 赤で書くのと 赤レーベルの新人作曲家が 青で書くのと わけが違う。 身の丈があるだろう。」

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環「赤とか青とか その区分は そんなに こだわるべきものですか?」

小山田「だったら なぜ 君は あの男にこだわる? コロンブスのお荷物だぞ。」

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環「その古山さんをコロンブスレコードに 推薦したのは 小山田先生ですよね? その目…。」

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環「私 その目を見たことがあります。 ドイツにいた頃 先生と同じ目をした 芸術家たちをたくさん見ました。 彼らは皆 自分の立場を脅かす 新しい才能に敏感です。」

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小山田「フッ… バカバカしい。」

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