連続テレビ小説「純と愛」38話「けっこんしようよ」ネタバレ

休憩所

純「あー…」

桐野「みっともないから やめなさい ため息なんか」

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純「あ すみません 今担当している 新婦さんが ヤケになって 行きずりの人と結婚しようとしていて なぜかと言うと」

桐野「お父様は 会社のオーナーで 早くに奥様を失い 男で一つで 一人娘を 育ててきたので 良い婿養子をとって 会社を継いでほしいと願っていたが 娘さんが 小説家志望のフリーターの恋人と 結婚したいと言いだしたの 猛反対をし 手切れ金を渡し 別れさせてしまった」

純「なんで 知ってるんですか?」

桐野「今 ホテルで なにが 起きてるかを把握しておくことは ここで 働く者の当然の義務です」

そ そうなんだ

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純「どうしたら いいんでしょう 新婦さんは 意地でも式を挙げるって 言ってて」

桐野「だったら 従うしかないでしょう」

純「え? でも 好きでもない人と式を挙げるなんて おかしいと思いませんか?」

桐野「それは お客様のプライバシーの問題で こちらが立ち入ることじゃ ありません」

純「じゃあ 神父さんの 言う通りにするしか ないんですか?」

桐野「あなたこそ ルールに従うと 言っていたのに また 以前の口の聞き方の戻ってるけど?」

純「それは やっぱり あきらめたくないんですよ 自分のやり方を あ! でも みんなには迷惑かけないようには するんで」

桐野「好きにしなさい 私は もう 直属の上司ではないし」

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おじぃ ああ 言われると ちょっと 寂しいのは なぜ?

エレベーター

実は 証人 頼もうかと 思ってたんだけど そんな雰囲気じゃなかったし

真一郎「よう」

純「お疲れ様です」

真一郎「似合ってんね これ」

純「あ これですか? ありがとうございます」

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真一郎「え? 社長 結婚するの?」

純「あ はい 実は」

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真一郎「ウソ」

純「はい」

真一郎 純「ハハハ」

純「すみません」

真一郎「じゃあ お祝いしなきゃ 何がいい?」

あ この人が居た

純「あの 社長!」

真一郎「なに? 社長?」

真一郎の部屋

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純「あの ずっと ここに住んでらっしゃるんですか?」

真一郎「うん 社長室兼ねてね ほら 俺 働くより 泊まる方が好きだから」

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純「あ あれ? これって ウチのホテルが創業した時の写真ですか?」

真一郎「うん」

純「へー 泊まってみたかったな ここ」

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真一郎「そこで ニコニコしてんのが 俺のオヤジ 先代の社長 はい!」

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純「ありがとうございます 助かりました」

真一郎「で? 式はいつ?」

純「式は 挙げる予定はないです」

真一郎「なんで?」

純「私たち 2人とも 親とケンカしちゃって 勘当されてるんですよ」

真一郎「だったら なおさら やったら? 仲直りするためにも」

純「いや… お金もないし いいんです じゃ 私 仕事あるんで 戻ります あの本当にありがとうございました 失礼します」

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