【行列の女神~らーめん才遊記~】5話ネタバレ

そしてゆとりのターン

今だに候補者が居ないゆとりだったが話しを聞いていた一人の客が候補者を買って出るのだった・・・

鷹野研次郎「この店の後継者を探しているんでしょ?だったら僕がなってあげるって!」

らーめん才遊記の画像

汐見ゆとり「さっき会った酔っ払いのおじさんに候補になってもらいました。なんて社長に言ったら、もう絶対怒られますよ。下手したら最悪首かも」

大平芳江「でも悪い人でもなさそうよ。内の人もなんだか楽しそうだし」

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鷹野研次郎「大平さん、ありがとうございました」

大平茂幸「いや、あんたなかなか飲み込みが早いよー」

鷹野研次郎「光栄です。それで明日からの話しなんですが、コンペは3日間だと聞いてるので明日と明後日の営業はお二人だけでお願いしますね」

汐見ゆとり「お願いしますって、どういう意味ですか?」

鷹野研次郎「私はほかにやることがあるものですから、じゃあそういうことでよろしく」

汐見ゆとり「いやよろしくじゃなくて!」

清流企画

汐見ゆとり「ただいま戻りました」

夏川彩「どうしたの死にそうな顔して?」

汐見ゆとり「おおひら食堂の様子を見に行って来たんですよ」

白坂隼人「例の飛び入りの候補者」

須田正史「どうだった?」

汐見ゆとり「どうもこうもないですよ、あの鷹野っておじさん本当にお店に出てなかったんです。それどころか帰り道に・・・」

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汐見ゆとり「近所の居酒屋で真昼間にお酒を飲んでるのを見つけたんですよ」

白坂隼人「凄いのそれ、やる気0じゃん」

汐見ゆとり「後継者とか以前に、もう人としてダメダメですよ。この間のバイト面接に来てた人達以下ですよ、あれじゃ」

そしたコンペ最終日

芹沢達美「いよいよ最終日ね、その鷹野って人、店に出てるんでしょうね?」

汐見ゆとり「知りません、とんずらしているかも知れませんし」

芹沢達美「じゃあボーナスはなし」

汐見ゆとり「もう覚悟してますから・・・え?」

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鷹野研次郎「お客様どうぞこちらにお並びください」

思いのほか店は大盛況だった。お客さんが持っていたチラシを見せてもらう二人

汐見ゆとり「野菜400gタンメン1日にに必要な野菜が摂れます」

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芹沢達美「いいチラシね、アピールポイントも的確で。」

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そして結果発表

芹沢達美「さて、これで模擬営業コンペは終了しました。早速大平ご夫妻には後継者を決めていただきたいのですが、そうそうにお引き取り頂いた須田の候補者は論外のとして、こちらの3人の中からです」

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大平茂幸「それじゃあ、我々はそちらの鷹野さんにこの店を譲りたいと思います」

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鷹野研次郎「ありがとうございます」

芹沢達美「大平さんご夫妻は流石商売を長くされてるだけあって人を見る目がおありになる他の2人の欠点にも気づいておられたようだし」

松井正弘「欠点?どう意味ですか?」

板垣勇次「我々の何がいけなかったというんです?」

芹沢達美「松井さん、あなたは長くチェーン店の店長を務めてただけあって卒なくこなしておりましたが客席への誘導に難がありました」

松井正弘「え?」

芹沢達美「1人が4人掛けに座ってたり」

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芹沢達美「数人連れがカウンター席に座っていたりしてました」

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松井正弘「それは大平さんからも席は自由でいいって言われt」

大平芳江「そうは言っても混んでる時はそれなりにお客さんを誘導してるんですよ、じゃないと沢山のお客さんに入ってもらえないし」

松井正弘「そんなこと今更言われも」

芹沢達美「言われたことはしっかりこなす。それは優秀な店長であって、店主とは言えません。まだまだ雇われの意識が抜けてないんじゃないですか?」

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芹沢達美「そして板垣さん、あなたには松井さんより更に多くの問題が見受けられました」

板垣勇次「問題?私はちゃんとやってましたよ?」

芹沢達美「本当にそうでしょうか?作った料理をカウンターに出しっぱなし、声をかけるでもなく自分が運ぶでもなく、そのまま放置していた」

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芹沢達美「それに調理に使っていたお玉に直接口をつけて味見をしたり」

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芹沢達美「包丁でビニール袋を切ったり、衛生面でとても許される行為ではありません!」

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板垣勇次「それは長年の癖で・・・」

芹沢達美「お客から見えない厨房でこういう習慣になれている料理人は確かにいます。ですが、それは業界に常識であっても世間の非常識ですよ!板垣さん」

芹沢達美「鷹野さんは違った。彼はこのおおひら食堂というお店とこのお店に関わってる人を見ていたのよ」

鷹野研次郎「最初の2日間で私がしたのは、このおおひら食堂を外から観察することでした」

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鷹野研次郎「近くに商店街に住む昔からの常連客で店は賑わってるものの高齢化に伴って、いずれはじり貧になる」

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鷹野研次郎「でも最寄り駅の周辺は再開発で新築マンションも増えているんです」

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鷹野研次郎「ですから初日はそのマンションにチラシをポスティングしていました」

芹沢達美「つまり立地を確認して、新たな宣伝戦略と新規客の獲得の必要性に気づいたわけね。ヘルシーをうたい文句にしたのも効果的です。マンションに住んでる若い世代にもウケるアピールですし」

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汐見ゆとり「じゃあこの近所でお酒を飲んでいたのは?」

鷹野研次郎「近くの商店街の店主さん達と仲良くなる為だよ。行列が出来ると揉めることも多いから、そういう根回しは早い内にしておかないと」

須田正史「そこまで考えて」

夏川彩「この人」

白坂隼人「何者なんですか?」

芹沢達美「新人の汐見はともかくあなた達明らかに勉強不足よ!あの鷹野研次郎を知らないなんて」

須田正史「そうだ、たった8坪から始めた居酒屋「タカケン」を僅か数年で日本の、日本屈指のチェーン店にした外食業界のカリスマが」

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