連続テレビ小説「ちゅらさん」114話「かりゆしの出逢い」ネタバレ

一風館
ダイニング

真理亜「お!」

恵達「あ! どうも。」

真理亜「どうよりしてるねぇ。」

恵達「はぁ…。」

ちゅらさんの画像

真理亜「どうした? うまくいかない?」

恵達「ええ。 真理亜さんは うまく書けない時は どうするんですか?」

真理亜「私? 書かないよ。」

恵達「は?」

真理亜「書けない時は 書かない。 それで 待のよ。」

恵達「何を?」

真理亜「『何を?』って そうね 神様が降りてくるのをさ…。」

恵達「『神様』?」

真理亜「うん。 そのうち『ああ 書きたいな』って 思う時が 自然にやって来るのよ。 いつだかは 分かんないけど…。 私の場合は あんたの姉え姉えよ。」

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恵達「自然にかぁ?」

真理亜「そういう事。」

北栄総合病院
ナースステーション

一同「え~っ!」

聡子「そういう事なのよ。」

奈々子「いつですか?」

聡子「異動そのものは 来月かしらね。」

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恵里「え? 私が戻ってきても 婦長は いないんですか?」

聡子「まあね。」

恵里「え~っ!」

祥子「私は どうなるんですか? 婦長が いないなんて 嫌です!」

聡子「何 言ってんのよ。 あ! 今日 飲みに行こうか? 上村さんの産休祝と 私の送別会って事で ね?」

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ゆがふ

祥子 奈々子「お替わり!」

兼城「はい!」

柴田「はい ただいま!」

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奈々子「ありがとう。」

祥子「どうも。」

奈々子「冗談じゃない! 今 せっかく うまくいってるのに 何ですか?」

祥子「あんまりです。 私 人間関係作るの 下手だから 嫌なんです。」

聡子「そんな事 言ってもねぇ。」

恵里「私も 休んで戻ってくる時 不安なんですよね。『仕事 分からなくなって しまうのでは』と…。 だから…。」

奈々子「何で今 婦長を代えるのかなぁ? 断って下さいよ 婦長!」

祥子「断って下さい!」

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聡子「『断って』って… 私 出世するのよ。 一応 総婦長になるんだからね。 確かに 現場で 一緒には 働かなくなるけど…。 どっかに行く訳ではないし。 でも うれしいな。 ガッカリしてくれる人がいるって いいよね。」

柴田 兼城「そうですね。」

聡子「そろいもそろって 何? 佐々木さん!」

奈々子「はい。」

聡子「何ですか あなたまで一緒に。」

奈々子「いい年してって言わないで下さい。」

聡子「フフフ…。 私は あなたの仕事 大好きよ。」

奈々子「え?」

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聡子「確かな技術も 的確な判断力もある。 仕事は出来るけど みけんに しわ寄せて働くのではなく 周りの人達の気持も 分かってあげられる。 すばらしいわよ。」

奈々子「婦長…。」

聡子「安心して 私は 異動出来ます。 あなたがいるからね。 中町さん。」

祥子「はい。」

聡子「あなたは とっくの昔に 一人前になってるのよ。 分かってる?」

祥子「え?」

聡子「いつの間にか 一人前の看護婦に なってるわよ。 いい看護婦さんに。」

祥子「そんな…。」

聡子「何を心配してるの?」

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