月曜ドラマシリーズ 「ちゅらさん2」2話「対決!男(いきが)対女(いなぐ)」

古波蔵家

恵達「おばぁ?」

ハナ「なんね?」

恵達「どうしたらいいと思う? 俺は。」

ちゅらさんの画像

ハナ「恵達が 相談したのは 初めてだねえ。」

恵達「そうね?」

ハナ「恵達がしたいように したらいいさ。 おばぁは それを 応援するよ。 おばぁは いつでも 恵達の味方だからねえ。」

恵達「すごい味方だな。」

ハナ「であるわけさ。」

恵文「そうだ… そう。 いい事を考えたさ 恵達。」

恵達「何?」

ハナ「やめた方がいいね。」

恵文「まだ 何も言っていないさ おばぁ。」

ちゅらさんの画像

ハナ「何かしらんが お前が思いついて よかったためしが あるか?」

恵文「何を言うか… 恵達。」

恵達「うん?」

恵文「行こう。」

恵達「どこに?」

島袋「ご飯… ご飯ですか?」

恵文「違うさ もう。」

誠「あ? 東京へ行くわけ?」

恵文「それも違うさ。」

ちゅらさんの画像

恵達「どこに行くわけ?」

恵文「ハハハハ…。 ハハハハハ…!」

上村家
玄関前

静子「うん?」

ちゅらさんの画像

隣人「あの… 恵理ちゃんの お母さん?」

勝子「はい。 娘が いつも お世話になりまして。」

隣人「若くて きれいな お母さんで お姉さんかと思ったわ。」

勝子「え? あら まあ!」

和也「あ おばあちゃん!」

静子「ああ 和也!」

恵理「あ!」

勝子「静子さん!」

静子「どうして古波蔵家の人達は いつも アポなしで 来るのかしらね。」

ちゅらさんの画像

恵理「え?」

静子「うん?」

リビング

静子「ふ~ん… 東京で もう一回 勉強するんだ 文也。」

ちゅらさんの画像

恵理「ええ。 まだ すぐではないんですが そうしたいみたいです。」

勝子「偉いねえ。」

恵理「うん。」

静子「文也らしいなあ。 あの子ね すごく慎重なんだけど いきなり とっぴな行動に 出る事があるのよね。 多分 ふだん慎重な分だけ 爆発するっていうのかな。 恵理ちゃんと結婚したのも そうだろうしね。」

恵理「は?」

勝子「だからよね。」

恵理「え?」

ちゅらさんの画像

静子「私は そんなとこ好きなのよ。 もっと爆発すればって 思ってたくらいだから。 もっとバカになればいいのにって。 だから 恵理ちゃんと 結婚するって言った時 ホント うれしかったもん。」

和也の木

回想

文也「恵理~! 兄貴との約束 果たしに来た 結婚しよう」

ちゅらさんの画像

回想終了

(携帯電話の呼び出し音)

文也「もしもし?」

ちゅらさんの画像

上村家

静子「もしもし 文也?」

和也の木

文也「え? おふくろ?」

上村家

静子「フフフ… 元気なの? うん… うん… 分かった。 なら よろしい。 恵理ちゃんに代わるね はい。」

恵理「もしもし? …うん ごめんね。 こんな事に なってしまったさ。」

ちゅらさんの画像

和也の木

文也「いや 別にいいけどさ。」

ちゅらさんの画像

恵文「文也く~ん!」

文也「あ… えっ!」

上村家

恵理「うん? どうかした? 何?」

和也の木

恵文「お~い!」

恵達「文也君!」

ちゅらさんの画像

文也「お父さんと恵達。」

上村家

恵理「お父さんと恵達が どうかした?」

和也の木

文也「来た。」

恵理📱「来たって?」

上村家

文也📱「小浜に。」

恵理「は?」

勝子「ちょっ… ちょっと…。 もしもし?」

和也の木

恵文「来ちゃったさぁ 文也君!」

上村家

恵文📱「男同士 楽しくやればいいさ。 なあ ハハハハ…。 ハハハハ… 恵達も笑いなさい。」

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク