月曜ドラマシリーズ 「ちゅらさん2」最終話「おばぁの祝宴(すーじ)」

紺野家

ちゅらさんの画像

渉「ありがとう。」

恵理「あ いえ そんな…。」

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恵理「おいしい。」

渉「はぁ…。」

恵理「おいしいです。」

渉「あぁ…。 ありがとう。 最後まで…。」

恵理「え?」

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渉「最後まで きちんとした 人だった。 最後まで…。 いつでも 家で きちんとしてないと 気が済まない人でね 朝 私が起きると 必ず もう 身支度というのかな ちゃんとしていて 化粧するところとかも 絶対 見せないし それに 私が 台所に入るのを 嫌がった。『あなたは そんな事 しないで下さい』って…。 そういう人だった。 病気になってからも そうだった。」

恵理「はい…。」

渉「だから『アイスクリームが食べたい』って いきなり 言われた時は 驚いた。 そんな事 初めてだったから…。 でも 私は うれしかった。 うれしかったんだ 私は…。 きれいな人だった。 ず~っときれいな人だった。 私が もし 訪問看護を 受けることになったら 君に お願いしたいなあ。」

恵理「え?」

渉「ダメかな そういうの…。」

恵理「いえ。 喜んで…。」

渉「ハハハ…。 よかった。 楽しみが 一つ出来た。 やっぱり アイスクリームは バニラだ。」

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北栄総合病院
訪問看護科

恵理「よし…。」

看護師A「行ってきます!」

一同「行ってらっしゃい!」

恵理「どうかしました?」

奈々子「あ… いえいえ。」

聡子「大丈夫? ん…?」

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恵理「私…。 私… 忘れません 紺野真知子さんの事…。 それで いいんですよね。」

聡子「うん。 …うん。」

恵理「ありがとうございます。」

恵理は 大丈夫のようだねえ。 強くなったさぁ。

さて その頃 我らがスター 古波蔵恵達は どんなしていたかというと…

スタジオ

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猛「恵達。」

恵達「はい。」

猛「俺と お前の間だから 変に隠さないで 言う。」

恵達「はい。 お願いします。」

猛「ダメだ…。」

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