ドラマダイジェスト

連続テレビ小説「あまちゃん」64回「おら、アイドルになりてぇ!」

【 連続テレビ小説「あまちゃん」】64回のネタバレです。

あらすじ

ユイ(橋本愛)は、アキ(能年玲奈)や町の人々の励ましで元気を取り戻した。アキは春子(小泉今日子)にないしょで、ユイと「海女~ソニック」のステージに立つことに。ユイは連日、練習に大張り切り。イベント当日、復活したアキとユイのユニット「潮騒のメモリーズ」を目当てに、ファンが海女カフェに殺到。テレビでも生中継される。それを見た春子が、鬼の形相でステージ前に現れ…。

64回ネタバレ

海女カフェ

<海女のフェスティバル… 海女~ソニックまで あと一週間>

ヒロシ「オープニングは アキちゃんの 開会宣言。」

アキ「はい!」

<海女~ソニックと 銘打つからには それぞれに 見せ場を 作らなくてはいけません>

ヒロシ「続いては 栗原さん!」

栗原「よっ!」

ヒロシ「レディ・ガガで 間違いないですか?」

アキ「トップは厳しいそうです。」

ヒロシ「え~ 次は 新人海女さん5人『モー娘(むす)。メドレー』ですか?」

「はい!♬『(Wow Wow)』」

ヒロシ「はい え~ 次が美寿々さんの レディ・ガガ。」

美寿々「オウ イッツ エンジェル!」

ヒロシ「いきなり かぶりましたね?」

美寿々「ん?」

栗原「美寿々さんのガガっていうより 蛾ですよね。 ハハハ!」

美寿々「何だ この野郎! けんかすっか! おい!」

ヒロシ「話し合いで 決めて下さい。 で 次が花巻さんのレディ・ガガ? いい加減にして下さい!」

花巻「よぐ見ろ!」

ヒロシ「レディオ・ガ・がだ。」

花巻「クイーンのな。 分かる奴だけ 分かればいい。」

ヒロシ「で 次は 弥生さん 昭和ヒットメドレー 長そうだな。」

弥生「♬『ああ~』休憩入れて2時間半。」

ヒロシ「おなか いっぱいだよ! 潮騒のメモリーズに たどりつく頃には おなか いっぱいだよ!」

(手拍子)

ユイ♬『激しく』

<北鉄のユイちゃんが 復活しました。 せっかくの お祭りなので 海女さんたちに バックダンサーとして 踊ってもらう事になりました>

ユイ♬『来てよ』遅い遅い。 移動は 速やかに1 かつ枝さん 上手です!」

かつ枝「『かみて』って どっちだ?」

弥生「向かって右だべ!」

かつ枝「向かって右?」

弥生「中川家の 弟がいる方だべ。」

かつ枝「どっちが弟だ?」

坪井「つうか弥生さん 前に出過ぎ!」

桜井「さっきから ずっと うちらにかぶってんですけど。」

弥生「うるせえ!」

ヒロシ「弥生さん 下がって下さい!」

弥生「気のせいだ。 遠近法だべ。 全体的に でっかいから 前にいるように見えるんだ!」

ヒロシ「下がって下さい!」

ユイ「じゃ もう一回戻って! 2回やります!」

一同「は~い!」

ユイ♬『砂に書いた アイ ミス ユー』

スナック・梨明日

功「キャンプ場で食う カレーみたいなものだと思うんだ。」

大吉「先生。」

菅原「え 何ですか? いきなり。」

功「わざわざ… キャンプ場に行って 火をおこして 釜でご飯炊いて みんなで協力して カレーを作る その行為に興奮する訳だよ。 苦労して作ったから うまい。 ユイも そんな感じだと思うんだ。」

吉田「え? 何 何の話ですか?」

菅原「いや だから わざわざ ローカル線さ 乗って 北三陸まで行って ただの 女子高生のために お金を使う行為に 興奮してるって事ですよね?」

功「そのとおり! さえてるな菅原 殴るぞ!」

(笑い声)

功「だからさ 東京行っちゃ 駄目なんだよ。 キャンプ場のカレーは キャンプ場で 食わなきゃ駄目なんだよ。 うん。」

吉田「会いに行がなきゃ 会えないアイドルだな。」

大吉「春ちゃんは どう思う?」

春子「どうって 何が?」

大吉「いや ユイちゃんだよ。 東京に 行かせるべきか 引き止めるべきか。」

春子「本音 言ってもいい?」

大吉「もちろんだ。」

春子「どうでもいいって いうか 関わりたくない。」

功「天野!」

春子「だって アキも私も やっと こっちで 暮らすって覚悟ができたんだよ。 それなのに 東京東京ってさ トランク ゴロゴロ 引きずってさ。 血眼になって止めようとしてる あんたたちも どうかしてるよ! いつまで ユイちゃんに頼ってんの? 行きたきゃ 行かしてやりゃいいじゃん! ていうのが 本音かな。 ごめんね。」

一同「はあ~。」

春子「ヘヘヘ!」

功「『去る者は 追わず』か。」

春子「え?」

<『去る者は 追わず』それは ほかならぬ母 夏の口癖。 まさか無意識に 自分の口から出るとは。 母の遺伝子を 自分が受け継いでいる事に 改めて戸惑う 春子でした>

天野家

<そして夜になると アキは 毎晩遅くまで『潮騒のメモリー』を見ていました。 繰り返し繰り返し。 昭和のアイドル映画が こんなにも アキを夢中にさせるとは 主演女優 やはり 鈴鹿ひろ美の 存在感でしょうか>

アキ『新助 その火を飛び越えてこい!』。

<著作権の関係で お見せできないのが残念です>

アキ「(泣き声)」

春子「アキ…。 アキ?」

喫茶・リアス

吉田「え? いいんですか。」

春子「うん。 うちにあると ついつい 見ちゃうからさ。 ありがとうね。」

大吉「じゃ 次借りていいか?」

吉田「いいけど 駅長んどこ確か ベータでしたよね?」

大吉「バカ言うな この! 20年前に VHSに買い替えたっつの!」

菅原「20年前って おらだけ今年から ハードディスクレコーダーだ。」

大吉「ハ… ハード?」

吉田「つうか勉さん何だい? それ。」

勉「あ これ? 携帯。」

吉田「え?」

一同「また また また また!」

<2009年夏 まだスマートフォンが 珍しかった時代 勉さんは 北三陸で一番最初に スマートフォンを買った男として 一目置かれ『スマート勉』と 呼ばれるようになります>

春子「あ そういえば最近 ヒロシ君見かけないけど。」

菅原「ああ あいつ海女カフェで 忙しいから。」

春子「海女カフェ担当だもんね。 ユイちゃんは 相変わらず 出てきてないの?」

大吉「いやいや あれ? アキちゃんから 聞いてねえか?」

春子「何が?」

大吉「いや ユイちゃん復帰したんだよ。」

春子「そうなんだ。 じゃ よかったじゃんね。」

大吉「先週か?」

吉田「はい。 ホントに知らないんですか?」

春子「何 何?」

大吉「いや アキちゃんが ユイちゃん誘って 2人で歌うんだと。」

春子「え?」

吉田「海女~ソニック。」

大吉「うん。」

菅原「潮騒のメモリーズ 復活だ。」

春子「何それ? 初耳聞いてない!」

吉田「夏休みの間は 毎日 歌うらしいですよ。」

春子「はあ~!?」

海女カフェ

水口☎『何だよ もっと早く 言ってくれたら 見に行ったのに。』

アキ「ごめんなさい バタバタして。 池田さんも来てるんです。 生中継してくれるんです。」

東京EDOシアター

水口「録画送ってもらうよ。 ユイちゃんは?」

海女カフェ

アキ「超元気だ! 振り付けと演出も ユイちゃんが考えたんだ。」

東京EDOシアター

水口「へえ~ すごいじゃん! 必ず送ってよ。 上層部に見せるから。」

海女カフェ

アキ「はい。」

池田「CM入りました。 30秒前。」

アキ「30秒前だがら 切るね! うん また!」

東京EDOシアター

水口「はい。」

テレビ

リポーター『はい 今週は北三陸 袖が浜の 海女カフェから 生中継です。 ミス北鉄の 足立ユイちゃんが 番組に復帰するんです! しかも 海女のアキちゃんとの スペシャルユニット 潮騒のメモリーズの生ライブつき! という事で 早速 中に入ってみましょう』。

『いらっしゃいませ!』。

『こんにちは!』。

(歓声)

リポーター『ご覧下さい この熱気。 皆さ~ん こんにちは!』。

一同『こんにちは』!

(歓声)

ヒビキ『せ~の』!

一同『海女~ソニック2009』!

(歓声)

ヒビキ『北三陸に 潮騒のメモリーズが 来た~!』。

海女カフェ

アキ「緊張するな! 何か月ぶりだ?」

ユイ「お座敷列車が 3月だから 5か月ぶり。」

アキ「そっか。」

ユイ「ありがとうね。」

アキ「うん? 何が?」

ユイ「前も アキちゃんに励まされた。 また 借りが出来ちゃったね。」

アキ「貸し借りじゃねえべ。 友達だもん。 おらも 得した気分だ。」

ユイ「ホントに?」

アキ「ああ 本番前の この緊張感ど ワクワクする感じ? おら好ぎだ 何か癖になりそうだ。」

ユイ「私も。」

アキ「いいな ユイちゃんは。」

ユイ「何が?」

アキ「デビューしたら こういう気分 毎回 味わえるんだもんな。」

花巻「アキ いいあんばいに 温めといたぞ!」

ユイ「ありがとう フレディ!」

花巻「うん!」

ユイ「頑張ろうね!」

アキ「うん!」

テレビ

リポーター『さあ お待たせしました! 北三陸の いや岩手県が誇る 伝説のアイドルユニット 潮騒のメモリーズ 奇跡の復活です! 今日は海女クラブの皆さんを バックダンサーに従えて スペシャルバージョンで お送りします』。

(歓声)

♬『来てよ その火を 飛び越えて 砂に書いた アイ ミス ユー』

一同『Y! U I! ラブ! 不思議の国の北リアス ユイのかわいさ じぇじぇじぇじぇじぇ!』

♬『北へ帰るの 誰にも会わずに 低気圧に乗って』

海女カフェ

(足音)

夏「申し訳ございません。 当日券売り切れで。 春子。」

春子「入っていいよね 保護者だもんね。」

♬『ジョニーに伝えて 千円返して 潮騒のメモリー 17才は 寄せては 返す 波のように 激しく 来てよ その火を 飛び越えて 砂に書いた アイ ミス ユー 来てよ タクシー捕まえて 波打ち際の マーメイド 早生まれの マーメイド』

一同『ユイ ラブ! まめぶ! やませ! ユイ! ラブ! アキも そこそこ じぇじぇじぇじぇじぇ!』

♬『好きよ』

アキ「じぇ!」

ユイ「ありがとう 皆さん! 本当にありがとう!」

一同「ユイちゃん!」

(歓声)

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