ドラマダイジェスト

よるドラ「だから私は推しました」2話ネタバレ

2019年8月3日放送の【だから私は推しました】2話のネタバレです。

現在は(2022年3月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。

テレビまたはNHKオンデマンドが見れない方やこのドラマに興味のある方はこの記事をご覧になってください。

あらすじ

不器用アイドル・ハナに自分を重ね、心惹(ひ)かれた愛。ハナを応援しようとライブに通う中で、ハナにつきまとう太客・瓜田の存在を知る。なんとかしてハナから瓜田を遠ざけようとする愛だったが、実はハナは瓜田が買い占めるチェキ券によって養われているような状態だった。ファンとの危うい関係や、ハナの苦しい生活を目の当たりにした愛が出した結論とは? ハナを救うため、愛が立ち上がる!

2話ネタバレ

取調室

愛「あの握手から 私とハナの 二人三脚の日々が始まったんです。」

聖護院「それは 瓜田さんを 突き落とすまでの日々ということですか?」

愛「はい。」

聖護院「二人三脚っていうのは どのような…?」

愛「いや 私も何か よく分かってなかったんですけど。」

1年2か月前

愛「あ…。」

ハナ「あっ ごめんなさい 気付かなくて。 長かったですか?」

愛「いえいえ そんなことないよ。」

ハナ「あの やなことあったら はっきり言って下さいね。 私 いろいろ間違えるんで。」

愛「間違える?」

ハナ「はい。 あっ あの…。」

愛「うん。」

ハナ「頑張るって… 私は 歌とダンスを頑張るってことで いいんですか?」

愛「アイドルが頑張るって そういうことだよね?」

ハナ「そう… そうですよね。」

愛「私は 頑張って その… ライブとかに行けばいいのかな? 」

ハナ「た… 多分。」

愛「あっ そっか。」

椎葉「あの… お2人で まずは コール&レスポンスを やってみるというのは いかがでしょうか?」

愛「コール&レスポンス?」

小豆沢「コールってのは 俺らが歌に入れる合いの手。 ミックスともいうな。 で それを受けて ハナが返すサイン それがレス レスポンス。 オリジナルでもいいけど 定型のやつもあって まっ いろいろ ネット見るのが早いです。 これ。」

愛「あ~! あっ えっ? あっ… あ~!」

小豆沢「アハハハ よかった よかった。 オタクのですよね?」

愛「うん? ごめんなさい オ… オタク? あっ… いや オタクの方って 本当に『オタク』って言うんだなと思って。 あっ いや… ごめんなさい 何かちょっと感動しちゃって。 すいません ありがとうございます。」

小豆沢「ああ… いや…。 俺も ちょっと びっくりですよ。」

愛「えっ?」

小豆沢「おばはんって 本当 おばはんなんだなって。」

愛「えっ ちょっと待って。 おば… おば…。」

小豆沢「だって 今どき オタク バカにする その感性って おばはんだって証明ですよね?」

愛「はっ?」

小豆沢「世の中作ってるやつなんて みんな 何かのオタクでしょ? スティーブ・ジョブズは パソコンオタク バフェットは 株式オタ。 音楽オタクじゃねえ ミュージシャンなんていないし 法律オタクじゃねえ弁護士なんて 絶対 信用できねえだろ。 んなことも わきまえられない感性って 老害 おばあはん おばはんでしょ? え! えっ… 俺 何か間違ったこと言ってる?」

椎葉「ごめんなさい。 小豆君は ちょっと癖が強くて。」

愛「そうですか。 まあ しかたないですよね。 だって こういう言い方しかできないから 社会性ゼロだから オタクなんですもんね! じゃあ ハナちゃん。」

ハナ「はい!」

愛「私は コールってやつを覚えてくるんで レスってやつ よろしくお願いします。」

ハナ「はい。」

カメラマン「はい いきますよ。 はい サニサイ!」

愛の職場

愛「タイガー ファイヤー サイバー…。 あっ ファイバーね。 タイガー…。 タイガーファイヤー…。」

昼飯中の真衣と菜摘

真衣「お昼 断った!?」

菜摘「そう 振られちゃって。 寂しい。」

ベースメント

米原「これはですね…。」

愛「はい。」

米原「はあっ!」

愛「あ~! すご~い! すごい すごい!」

椎葉「ヨネさんは 元体操の選手なんですよ。 踊りのキレる のりたまちゃん推しです。」

愛「へえ~。 すごい キレッキレですね。」

柿崎「また そんな無駄に振り回して。 ストップ ストップ。 まだ始まってないのに 張り切り過ぎです。」

椎葉「カッキーは大学生で 社会学部で アイドル文化について研究もしてます。」

愛「あっ 凛様推し。」

椎葉「正解。」

椎葉「ここにいるコマツナ君は カメラ小僧。 カメコのしおりん推しで漫画描いてます。」

愛「ああ…。」

店員「はい どうぞ。」

愛「ありがとうございます。 あの ハナちゃん推しの人って ほかに いたりしないんですか? ハナちゃんのコールって どこで何やるか 教えてもらいたいんですけど。」

椎葉「1人 ふっとい方が いらっしゃるんですが 今日は来てませんね。」

愛「太い?」

椎葉「太客。 金払いのいい客って意味です。 瓜田さんっていうんですけどね。 あれ? 会ってませんでしたっけ?」

愛「多分。」

小豆沢「向こうは恐らく あなた様のことは覚えてらっしゃるかと。 おば様は新参者。 きちんとご挨拶された方が よろしいかと存じましてよ。 まあ 言わずとも ご立派な社会人。 それくらいの社会性は お持ちざぁすよね。」

「サニサイ!」

「アップア~ップ!」

「からの! アップア~ップ!」

愛「これが聞こえたら 出てくるんですよね、。」

花梨「今日も あなたの小さな太陽になりたい。 もう夜だけど!」

(笑い声)

観客「夜だけどね!」

花梨「心にいつも太陽を! サニーサイドアップのキミ担当 花梨です!」

詩織「キミなんて何さ! メレンゲで あなたを包みたい。 サニサイの白身担当 しおです。」

凛怜「その殻はダイヤモンドで出来ている。 何よりも強く美しく。卵殻番長 凛怜です。」

紀子「呼ばれて飛び出て ジャジャジャジャ~ン。 いつも君のそばにいるよ。 フリーズドライ担当 のりたまで~す!」

ハナ「どこをとっても 伸びしろだらけ 可能性しかない永遠の生卵 ハナです。」

花梨「それでは早速 1曲目いきます!」

小豆沢「このフォーメーションは…!」

♬「Love me Love me 始めよう hug me hug me 恋しよう 胸をじりじりと焦がすような クッキングタイムさ」

観客「サニサイ いくぞ!」

♬「Give me KIMI KIMI KIMI」

愛「タイガー…。 そっち?」

♬「Give me KIMI KIMI KIMI Give me KIMI KIMI KIMI サニーサイドアップ Enjoy Enjoy Enjoy Give me KIMI KIMI KIMI」

受付「2500円」

♬「日差しで加速(するよ)」

観客「オーレーの凛怜!」

♬「試行錯誤の神レシピで 大好物のあれ 作ってあげよう 運命って言葉 初めて使った」

愛「ハナちゃん!」

♬「好きで好きで好きで好きで そうだ! 君の代わりはいない 約束するよ 100年後も Kissしよう」

♬「Let’ s Crack it Love me Love me もっともっと 眩しい核心 ぎゅっとぎゅっと」

観客「オー オー Fu! Fu!」

♬「キミガタメ ホワイトナイト」

観客「Yeah!! Yeah!!」

ライブ後

「はい サニサイ!」

ハナ「こ… これで よろしいですか?」

愛「うん うん うん!」

愛「どうした?」

瓜田「あの… 1分とうに過ぎてると思うんですけど。」

愛「あっ あっ すいません。」

愛「もしかして… 瓜田さんですか?」

瓜田「あんた この前の ほえてた人か?」

愛「あっ いや… あの~…。 いや もう あの… その節は 大変お世話になりました はい。 じゃあ ハナちゃん またね。」

ハナ「あっ ありがとうございました。」

愛「ごめんね。 じゃあ 失礼しま~す。」

瓜田「あれ こないだの厄介だろ。」

ハナ「もう 厄介じゃなくなったみたいだし…。」

瓜田「え? 何で分かんの? そんなこと。」

ハナ「え? 今日は優しかったし…。」

瓜田「1枚だけしかチェキ券買わないくせに ベラベラしゃべるようなやつが? そういうのって 所詮 薄っぺらだって 分からないわけ? だから バカなんだよ ハナは!」

運営「あの 瓜田さん。」

瓜田「ああ?」

運営「うちのバカが何か やらかしました?」

瓜田「厄介入れてるんだ。 入れるなって言っただろ。」

運営「すいません。」

瓜田「おかしいだろ。」

運営「すいません。」

居酒屋

店員「は~い サニハムエッグ お待たせしました!」

愛「わあ これか~。 すご~い かわいい!」

米原「サニサイ アップ!」

愛「ちょっと待って 待って 待って。」

柿崎「誘っても 本当に来ないんですよ 瓜田さん、。」

愛「何やってる人?」

柿原「ハナちゃんにしか 興味ないみたいなんですよ。」

小松「教師。」

米原「マジで!?」

小松「いや 勘…。」

米原「何じゃ そりゃ。」

小豆沢「勘かよ。」

椎葉「何やってんだか分かんないんですけど とにかく太いんですよ。」

愛「へえ~。」

椎葉「例えば 1ライブにつき ハナちゃんなら ハナちゃんで 60枚のチェキ券が出てるんですが 瓜田さんは全て買い占めてしまうんです。」

愛「ちょっと待って 1回6万ですか!?」

椎葉「恐らく 月に60万は つぎ込んでると思いますよ。」

愛「60。」

小豆沢「まあ うんなんだから 運営もバリバリ 瓜田さんには気を遣ってるわけですよ。 おばはん 出禁にされるかもしんねえぞ。」

愛「えっ ちょっと 何で?」

小豆沢「さっき… 運営に瓜田さん言ってた。 「何で あんな女 入れたんだ」って。」

愛「えっ ちょっと待って。 そんな お客を拒否する権利とかあるんですか?」

椎葉「契約自由の原則といって 運営は誰を会場に入れるか 決めることができます。 もし拒否されたのに 無理に入ろうとしたら 建造物侵入罪などの犯罪にも…。」

愛「ごめんなさい。 え? 椎葉さんって…。」

小松「弁護士だから。」

椎葉「アイドルのための弁護士 略して アイドル弁護士。」

(拍手)

椎葉「なんてったって…。」

愛「え?」

椎葉「♬『なんてったって』。」

柿崎「♬『アイ… キョンキョン!』。」

一同「かんぱ~い!」

米原「さすが カッキー!」

小豆沢「はいはい…。 ごめんなさいね。 オタクは 社会性ゼロだから からの… かんぱ~い!」

帰路

愛「ちょ… また今度 また今度 また今度 行きましょう。」

米原「もう1軒 行きましょう。」

愛「はいはいはい… じゃあね…。 また また… お疲れさまでした~。 バイバイ!」

瓜田「ハナは頭悪いんだからさ! ハナの頭の中で考えてることなんて 全部 間違ってるに決まってるでしょ! お願いだから 俺の言うこと ちゃんと聞いてよ! ねっ!」

ハナ「ごめんなさい。」

瓜田「じゃあ あれ言って。」

ハナ「瓜田さん 今日も ごはんをありがとうございます。 明日も私のために お仕事 頑張って下さい。」

瓜田「ハナのためなら え~んやこ~ら。 じゃあ。 あれ ちゃんと注文しとくんだよ。」

愛「飲む?」

辺りを確認するハナ

愛「ああ… 大丈夫 大丈夫。 あの 駅に入るの確認したから。」

ハナ「あ… ありがとうございます。」

愛「あれって… ファンサービス? それとも 本当は つきあってる… かな?

ハナ「う… 瓜田さんの中では つきってることになってる… のかも。」

愛「え… それは ただの アイドルとファンではないってこと?」

ハナ「初めは…。」

愛「初めは? ハナちゃん?」

瞬きをするハナ

ハナ「初めは 前のバイト先で 声かけられたんですよ。」

回想

瓜田「君… 君! アイドルやってる人だよね?」

瓜田さん それから ライブに来てくれるようになって…。

(拍手)

観客「詩織!」

普通のいいお客さんだったんですけど そのうち…。

「60枚ですね。 ありがとうございます。」

瓜田「全部買ったよ。 うれしい? ハナ?」

「はい サニサイ!」

(シャッター音)

ハナ「金銭的には助かるんですけど ずっと瓜田さんと話してることになって。 少しはいた ほかのファンの人は そのうち いなくなっちゃって。 そのうち 瓜田さんに 養われてるような状態になっちゃって。」

愛「でもさ 別に チェキ券で 生活してるわけじゃないでしょ?」

ハナ「あ… 私たちの収入って チェキ券からのキックバックなんで…。」

愛「あ… 出演料とかは?」

ハナ「ないです そんなの。」

愛「事務所からのお給料…。」

ハナ「ないです。」

愛「ん? それ 事務所 ブラックなんじゃないの?」

ハナ「いえ キックバックすらないとこも あるんで うちは まだマシな方だと思います。」

ハナ「私… 洗濯機 プレゼントされたんですよ。」

愛「えっ… 洗濯機!?」

ハナ「私が ねだったって言うんです。 してないんですよ そんなの。 でも 瓜田さんの中では そういうことになってて。 買い占めも 私が全部買ってくれって 頼んだことになってて。」

愛「いや… ちょっ えっ? う~ん…  いや ごめん… 結構 やばい感じがするんだけど。」

ハナ「私 どうしたらいいんでしょうか。」

愛の部屋

調べてみると その手のやばい話は いっぱいあって 自分でも最悪だなとは思ったんですけど。 あ~ 面倒くさいことに 足 突っ込んじゃったなって。

愛の職場

小豆沢『お世話になっております 瓜田さんへの挨拶の件、 再度 お話しできますか? 御社の下まで来てるんですが 部署はどちら?』

小豆沢「本日は…。」

愛「外行こ 外。」

小豆沢「天気いいもんね~。」

愛「知ってた? 瓜田さんのこと。」

小豆沢「ガチだな~とは思ってたけど あの人 やばい人に見えないからな。」

愛「それでっていうのも 何なんだけど 私 ライブに行くのとかは やめようかなと思って。」

小豆沢「え…。」

愛「いや ハナちゃん かわいそうだとは思うよ。 でも 私に何かできるわけじゃないし それこそ 何かしたら 私だって 逆恨みされるかもしれないしさ…。 薄情だとは思うけど…。」

小豆沢「バカなのか? バカなのか。 …っていうか絶対 来んなよ。」

愛「はっ?」

小豆沢「『女オタ 逆恨みで被害』って んなことんなったら それだけで サニサイ 売れなくなるから 超迷惑だから。 もう 死んでも来んなよ。 この話は 俺と椎葉さんで なんとかするから。 チャオ!」

愛「いや… あっ…。」

取調室

愛「でも そう言われると これで よかったのかどうか 考えてしまうところがあって。」

愛の職場

公園

椎葉「最高かよ! 君って 君って… 最高かよ! すばらしいです すぐに運営に提案しましょう。」

愛「でも… 運営 相当 瓜田さんびいき みたいですけど 大丈夫…?」

小豆沢「バカなのか? 意見ってのは 通るやつに言わすんだよ。」

楽屋

花梨「いいよね?」

運営「いや 急に言われても…。」

花梨「えっ? 何で? 何で? えっ?」

運営「今まで それでやって来たし そんな… ファンとか すごいびっくりする…。」

花梨「何て?」

運営「ファンがね びっくりするんちゃうかなっていう…。」

ベースメント

椎葉「サニサイは 花梨ちゃんで もってますから 花梨ちゃんが言えば 通る可能性が高いんですよ。」

愛「でも 何で小豆さんが 花梨ちゃんに そんなこと頼めるんですか?」

椎葉「それはですね…。」

小豆沢「おい。 瓜田 来た。 瓜田 来た。」

瓜田「何? これ。」

運営「すいません。 これからは メンバーの誰々じゃなくて グループのチェキ券にしろって 上から もう コンプライアンスが どうのこうの言われまして。」

瓜田「上から?」

運営「ええ。 で… でも 1枚で1分 誰とでも チェキを撮って話せますんで 実質は何も変わりないです。」

瓜田「じゃあ… ハナのチェキ券 300枚買えば ハナと300分話せるってこと?」

運営「いや そうすると 夜中になってしまいますので。」

小豆沢「えっ? じゃあ 俺が買った10枚は そのまま 花梨の収入にはならないってこと?」

椎葉「まあ そういうことですね。」

小豆沢「うわ~ 俺 花梨にアピれないじゃん。 俺 別に 花梨以外に 貢ぎたくないんですけど。」

椎葉「要するに そういう意識を生むのが このご時世 問題だということらしいです。」

小豆沢「あ~。」

瓜田「それで?」

運営「まあまあ そのうち戻ると 思うんですけどね。 今日のところは 上がね… すいません。」

楽屋

花梨「ハ~ナ。 ハナは 何も事情を知らない っていうのが大事だよ。 ちゃんと そういうお芝居できる?」

ハナ「頑張ります。」

花梨「うん。 よし 行こう。 ねっ。」

ライブ後

瓜田「ハナ 3枚で。」

カメラマン「3枚ですね。 ハナ!」

ハナ「はい。」

カメラマン「はい いきますよ。 はい サニサイ!」

(シャッター音)

瓜田「何か 急な変更だよね。」

ハナ「私も びっくりしました。」

瓜田「ふ~ん。 ハナが そうしてくれとか 言ったんじゃないんだ。」

ハナ「…」

瓜田「あれ? 図星?」

ハナ「そんなわけないじゃないですか? こんなことされたら 私 損するだけですし。」

瓜田「損?」

ハナ「いつも 瓜田さんのおかげで 私 一番もらえてたのに。」

瓜田「そっか。」

(タイマー)

ハナ「あっ。 あ… ありがとうございます。」

瓜田「後でまた来るから。」

カメラマン「ハナ。」

ハナ「はい。 お願いします。」

カメラマン「いきますよ。 はい サニサイ!」

(シャッター音)

小豆沢「…ったく たまったもんじゃないっすよね こんな改変。」

椎葉「いや それにしても ハナちゃん 意外と人気あったんですね。」

小豆沢「むかつきますけど 俺たち的には 応援してるかいがあるって思わなくちゃいけないんですよね。 トップオタの心意気っていいうか エレジーといいますか。」

椎葉「さすが トップオタ。」

小豆沢「ハハハハ…。」

瓜田「ハ… ハナ~。 ハナ~! ハナ! 俺の洗濯機は? どうなった?」

ハナ「ピースで。」

瓜田「ハナ! ハナ 俺のあげた洗濯機! 使ってる?」

椎葉「瓜田さん 今 あの人のチェキ券…。」

瓜田「ハナ! 洗濯!」

運営「瓜田さん ちょっと…。」

瓜田「ちゃんと できてる?」

運営「あちらでお待ち下さい。」

瓜田「ハナ!」

運営「瓜田さん! ちょっと ちょっと…。」

瓜田「ジャージャー!」

愛「何か ごめんね。 本当は もっと こう やんわりと距離を って思ったんだけど。」

愛「あっ ごめん 今日 私 実は チェキ券 買えてなくて。」

ハナ「(すすり泣き)」

愛「ハナちゃん?」

ハナ「私 みんなに こんなにしてもらって…。 私なんかに… うれしくて。」

愛「ハナちゃんが大事にされてて うれしいです。 フフッ。」

ハナ「あ… すいません…。」

取調室

聖護院「その時のことが 今日の出来事の発端になった ということですか?」

愛「はい。 そうだと思います。」

聖護院「時間が何か?」

愛「いえ…。」

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