ドラマダイジェスト

よるドラ「だから私は推しました」7話ネタバレ

2019年9月7日放送の【だから私は推しました】7話のネタバレです。

現在は(2022年3月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。

テレビまたはNHKオンデマンドが見れない方やこのドラマに興味のある方はこの記事をご覧になってください。

あらすじ

森下佳子が描く「女オタ×地下アイドル」。ハナの過去が暴露されたことで、愛はハナを推すことができなくなってしまった。グッズを捨て、オタクを辞めた愛。しかし運営がハナを切ろうとしているうわさを聞き、居ても立ってもいられず小豆沢らとともにハナの本当の過去を探るために動きだす。自分が推してきたハナは虚像だったのか? それとも…。

7話ネタバレ

紀子「ハナ 今 どうなってるか 知ってます? こないだの話とか動画とか 拡散されまくって ハナ 今 ステージにも 立ててないんです。」

愛の部屋

愛「は?『塚本実花』。」

取り調べ 1か月前

小豆沢「☎『おお おばはん どうしたんだよ。』」

愛「あっ あの… ハナ 今 どうしてる? 病んだりしてないよね?」

小豆沢「☎『うん… あっ じゃあ 今から地図送るから そこ来て。』」

愛「えっ 地…。」

椎葉法律事務所

小豆沢「運営がハナを切ろうとって方向で 考えてんのは本当でさ。 で それを なんとか変えられないかって 椎葉さんが言いだして。」

愛「椎葉さんが?」

小豆沢「あの人 箱推しだから。 で その火元になってる マル秘チャンネルの記事を 削除できないかってことで 椎葉さんは 今 松田さんのとこに行ってる。」

愛「松田さんって あの 乗り込んできた人?」

小豆沢「あの 人 もしくは あの人の娘さんが これやってる可能性 高いじゃん。 謝罪や補償なんかを話し合わせてほしい っていう体で探り入れに行ってる。」

愛「そっか。 椎葉さんが。 何?」

小豆沢「おばはんさ… 他界したんじゃなかったっけ?」

愛「何か… 成仏できなかった。」

小豆沢「そっか。」

(ドアが開く音)

小豆沢「おかえんなさい。」

椎葉「はい。」

愛「お邪魔してます。」

椎葉「いえ。 おかえりなさい。」

小豆沢「あっ どうでした? 松田さん。」

椎葉「結論から言いますと 松田さんがやっている可能性は ないですね。」

愛「ん?」

小豆沢「ほ~う。」

椎葉「このマル秘チャンネルのサイトをお見せしたところ 怒りに震えてらっしゃいました。」

回想

梅子「これは うちの娘に対する プライバシーの侵害です。 おわびをと おっしゃるんだったら 即刻 削除するように計らって下さい。」

愛「えっ それって あの 表沙汰になるのを 嫌がってるってことですよね。 そういうのを嫌う人が 何で あんなふうに乗り込んできたんですか?」

椎葉「これに たきつけられたそうです。」

小豆沢「何 これ? 怪文書? 一体 誰が?」

愛「あのネットに載ってた いじめの話を知ってるのは… 同級生…。」

小豆沢「よし。 じゃあ ハナの高校… どこでしたっけ?

愛 小豆沢「ハナの高校は…。」

椎葉「あたってみます。」

愛「私も知らない…。」

小豆沢「えっ ハナの高校…。」

愛「ネットで調べても…。」

小豆沢「ネットに載ってるのかな。」

取り調べ 3週間前

あさ「これ 私が この前 話 した人が書いてるかも。」

愛「話をした? 鏑木さんがですか?」

あさ「お二人と同じような感じで 連絡があったんです。 私 検索に引っ掛かりやすいんですかね。」

愛「あ… えっと その ここに書いてある話 っていうのは本当なんですか? その… 実花さんが いじめをしてたっていう話しは…?」

あさ「してましたよ。 でも 半分 乗せられちゃってた っていうのが正しいけど。」

愛「乗せられてた?」

あさ「松田さんって 全然目立たない子だったんですけど 何か夏休みに インターの子たちと つながりができたらしくて。」

回想

杏子「やっぱ 英語って その国の人と つきあうのが一番なんだよね。 そう思わない?」

「マツキョウ かなり うざいんだけど。 あれ 何なの?」

「何かインターの彼氏と つきあってるらしいよ。」

「調子に乗ってんね。 ねえ 実花。」

ハナ「ねえ。」

あさ「実花 その彼氏をちゃかした 合成写真を作って…。」

「何 これ? 誰!? やばっ。」

「え~? 私にも送ってよ。」

ハナ「あっ うん。 じゃあ 個チャ送るね。」

あさ「一回ウケると どんどん エスカレートするじゃないですか。 そのうち 学校中のみんなに 転送されたりもして。 松田さん 病んで リスカまでしちゃって。 こなっちゃうと ドン引きですよね。 で そうなると 今度は実花がハブられて。」

愛「ハナが? あっ ごめんなさい 実花さんが?」

あさ「実花 本当に卒業まで 誰とも口きいてもらえなかったと思う。」

回想

ハナ「私 いじめられてたんです キモいって。 そんな時 アイドルのライブをテレビで見て。 すごく羨ましくて。 私のとって サニサイって やっと たどりついた 天国みたいなとこなんです。」

道中

ハナ「『私も あんなふうになって あんなとこで生きていきたいって 思ったことを思い出しました。 だから 私…』。(チャイム)『あっ あっ… 今の…』。」

小豆沢「そういえばさ 瓜田って 今 何やってんだろうね。」

愛「うん。」

小豆沢「この前も見てなかった? それ。」

愛「あっ いや… これってさ ハナそのものだなって。 好かれたくて ちょっと都合よく言っちゃう。 で 嫌われるのが怖くて こびて嘘言っちゃう。 そういう… そういう気持ち 私 嫌ってほど知ってたはずなのにさ。 なのに… 何で あの時 こう あの手を握り返して あげられなかったんだろうって 思うとさ もう… も~う…。」

小豆沢「じゃあさ… 今から すりゃあいいじゃん。」

愛「へ?」

花梨「小豆さ~ん。」

花梨「頑張って。」

愛「ハナ。 ごめん! ごめん。 ごめん ごめん。 ごめん ごめん ごめん。 ごめん。」

ハナ「何で愛さんが謝るんですか?」

愛「私 あの ハナとおんなじとこ いっぱいあるから 分かるよ。 いいねって言われたら もっと そうしようって思っちゃうもんね。 ハナは 責められて当たり前なとこも あると思う。 ハナのこと責めていい人も もちろんいると思う。 でも それは… 私じゃないよね。 私じゃない… のに…。 ごめん! な… 仲直りを… して… くれないかな。」

ハナ「私の方こそ 愛さんに嘘つく必要なんてなかったのに。 もっと信じてよかったのに。 ごめんなさい。 ごめんなさい。」

愛「ごめん…。」

ハナ「ごめんなさい。」

(泣き声)

愛「あ… 許してくれる?」

ハナ「いや 私の方こそ…。」

花梨「ハナ よかったよね。」

小豆沢「うん。」

取り調べ2週間前
楽屋

凛怜「えっと… 要するに 椎葉さんが ご好意で動いて下さって 炎上の元となったサイトの閉鎖を 実現してくれたってことですか?」

椎葉「大本を断てば 炎上は おのずと収まっていくと思います。」

詩織「じゃあ また5人でできるってことですか?」

紀子「ですよね!」

ハナ「あの でも… それでも 私がいることで 迷惑かけますよね。 私は やっぱり やめた方が…」

紀子「っていうかさ ハナ 椎葉さんの身になってみなよ。」

詩織「そうだよ。 そんなこと言ったら 椎葉さん 何のために走り回ったの って話じゃない?」

紀子「うん。」

詩織「フフフ。」

花梨「あの でも… 私は やめてもいいですか?」

公園

柿崎「すいません。 お待たせしました。」

楽屋

花梨「今度 ブリザガさんのプロデュースする ボーカルユニットに誘われてて。」

公園

柿崎「え~!」

愛「はあ!?」

柿崎「解散!?」

楽屋

花梨「こんな時に わがままだとは思うんですけど。」

公園

小豆沢「え… えっ… 何それ?」

楽屋

花梨「ごめんなさい。 私 行きたいです。 自分を試してみたいです。 ここで サニサイを卒業させて下さい。 お願いします。」

公園

小松「小豆さん 電話。」

米原「そうですよ 電話! 電話して下さい!」

小豆沢「俺 聞いてないし。」

愛「聞けばいいじゃん 今!」

柿崎「何 いきなり弱気になってんすか!」

小豆沢「だって こんなことさ 俺に言わないとかさ。」

愛「だから 今 聞けばいいじゃん!」

(携帯の通知)

小豆沢「ちょっと… え~! 出てよ!」

愛「出て! 切れる! 早く!」

某所

小豆沢「呼び出してといて遅くな~い?」

花梨「ごめん。 椎葉さんから聞いた?」

小豆沢「うん。 いい話だし 行きたくなるのは分かるけど でも 本当に それでいいのかな? せっかく ここまで 続けてきてさ。」

花梨「変わったよね 小豆さん。」

小豆沢「え?」

花梨「昔の小豆さんだったら きっと『行け』って 言ってくれたと思うんだよね。 サニサイなんか 私の捨て石だって。」

小豆沢「いや サニサイがね いいグループじゃなかったら 俺だって 捨てろって言うよ。 けどさ 5人 バランスいいし 俺は サニサイで ど真ん中で リーダーやってる花梨が好きだから。」

花梨「ねえ オタの人ってさ 他界したのに 飲み会だけ来る人とかもいるんだよね。 オタ仲間って楽しいんだろうなって。」

小豆沢「えっ ちょっと待って。 えっ… 俺が じゃあ あいつらと飲みたいから 花梨に卒業すんなって言ってる って言いたいの?」

花梨「ゼロじゃないでしょ。」

小豆沢「ゼロだよ。」

花梨「ちょっとは そういうの…。」

小豆沢「ねえよ。」

花梨「あるんだよ! いい加減 気付いてよ。 ステージの上から見てるとね すっごい よく見えんの。 誰がどこみてるか。 小豆さんが ふとした時 一息ついた時 私 どこ見ちゃってるか知ってるの。 多分 小豆さん以上に知ってるの。 で 私は… 私は もう それを見ながら歌うのが つらいんだよ。」

小豆沢「え? え… それは…。 花梨は 俺が好き… ってこと?」

花梨「そういうんじゃない。」

小豆沢「え? 何? 分かんない…。」

花梨「私の理想は 私だけのオタでいてくれる 小豆さんなんです。 小豆さん。 小豆さんも ちゃんと幸せになって下さい。」

ベースメント

米原「こんなん 納得できないって。」

紀子「ごめんね。」

米原「やっと ここまで来たのに何で?」

紀子「頑張ったんだけどね。」

小松「もっと しおりんと一緒に 思い出 作りたかったな。」

詩織「しおもだよ。」

柿崎「いや 本当… ええ?」

凛怜「ごめん。」

愛「今日は長引くよな~。 あれ? 小豆君 並ばないの?」

小豆沢「何かさ… 俺 花梨が よく分かんなくなっちゃって。」

愛「は?」

小豆沢「花梨がさ…。」

愛「うん。」

小豆沢「いや 何でもない。」

愛「え~? あっ! えっ… は… ハナ…。」

ハナ「あっ…。 ああ 愛さん。」

愛「うん。」

道中

愛「ハナは復帰しないの?」

ハナ「次から解散までは出ていいよって 言われてます。」

愛「何か ハナは もっと テンパってると思ってた。」

ハナ「え?」

愛「だってさ 前の解散騒ぎの時はさ こんなんなってたじゃん。」

(笑い声)

ハナ「いや 今回は テンパる資格もないといいますか。」

愛「まあ そりゃ そうだよね。」

ハナ「でも そうですよね 何か 思ったより落ち着いてますね。 私。 さみしいのは さみしいし 申し訳ないとも思ってるんですけど。 何なんでしょう。」

愛「これから どうするの? 事務所で 別のユニットとか 作ったりするの?」

ハナ「まだ 先のことは…。」

愛「そっか。 そうだよね。」

ハナ「でも 絶対やらなきゃって 思ってることは 一つあって。」

愛「何?」

ハナ「松田さんに会いに行くことです。 間違ってますかね?」

愛「ごめん。 分かんない。」

ハナ「ですよね。」

愛「でも ハナは そうしたいんでしょ?」

ハナ「はい。 ちゃんと謝らなきゃって思ってます。」

愛「頑張ろうね 解散ライブ。」

ハナ「はい。」

愛「シュッ!」

ハナ「シュッ!」

(笑い声)

愛の自宅

♬~(『おちゃのこサニサイ』)

愛「(鼻歌)」

居酒屋

愛「新しくミックスを考えてきたんだけど。」

一同「えっ!」

小豆沢「えっ おばはん?」

愛「そう そう。 はい お願いします!」

柿崎「ありがとうございます。」

愛「ちょっと ドキドキするな~。」

一同「『ボクらのサニサイ フォーエバー! 言いたいことがあるんだよ。 やっぱり サニサイ最高だ。 みんなと出会った この奇跡。 何があっても忘れない。 夢と笑顔をありがとう』。」

愛「どう?」

柿崎「いい!」

愛「イエ~イ! でしょでしょ? でしょでしょ? でしょ? どう? どう? よかったでしょ? ほら~。」

解散するとはいえ みんな ライブは楽しみにしてたんです。 そして 昨日の夜…。

取り調べ前夜

瓜田「(鼻歌)」

愛の部屋

ハナ「『最後は やっぱり 目玉焼きということで いろんな焼き方 してみましたけど…』。」

ハナ「『こうしてみると サニサイみたいですね』。『あ~ う~ん そう… そうですね…』。

愛「あ… スイカちゃん。」

ハナ「この子は私ですね。 半熟だし 私も未熟なので』。」

愛「昔?」

ハナ「『で この子は 凛ちゃんっぽいですよね。 こう 高級感っていうか… そんな感じがします』。」

回想

瓜田「ハナのためなら え~んやこ~ら。」

愛「ちょ… ハ… ハナ。 コ… コメン…。」

ハナ「『サニサイ一同 全身…』。」

愛「コメント。 ハナ。」

ハナ「『焦げっ焦げになるまで 燃え上がるつもりです。 お待ちしております。』」

取調室

聖護院「どうしました?」

愛「あっ いえ… ごめんなさい。 何か 思い出すと ちょっと怖くて。 それで ハナのショウケースが終わったあと…。」

愛の部屋

愛「(ため息)どうしよう。 気付いたかな。」

(チャイム)

愛「あ…。 は~い。」

瓜田「お届け物です。」

愛「あっ… いや…。(せきこみ)」

瓜田の部屋

愛「(せきこみ)すみませ~ん! すみま…。」

瓜田「(鼻歌)」

愛「誰か~! すみませ…。 すみませ~ん! 誰か~!」

(物音)

瓜田「卵パックって 防音効果があるらしいんですよ。 知ってました? おなかすいたでしょう。 そろそろ…。 歌どおりでしょ。 ハナが 歌みたいに うまく焼けない って言うから だから 僕が練習して うまく焼けるようになったんですよ。 フフ…。 ハナのためなら え~んやこ~らですよ。」

愛「うっ… ん…。(せきこみ)」

瓜田「ハナ 本当は気付いてたと思うんですよ。 俺が いろいろ やってるって。 だって アカウントの名前 スイカですよ。 ハハハハハ! それが分かってて あなたに 伝えなかったんだと思うんです。 楽しんでたっていうか ハハハハ…。 漢字で書いてみろよ。」

愛「へ?」

瓜田「スイカって 漢字で書けって言ってんだよ! はあ!? 何で気付かないんだよ! 俺は こんなにハナのことを考えてんのに! こんなの不公平だろ!」

瓜田「だから…。 教えてあげなきゃって思うんですよ。 あいつ バカだから。 俺が こんなにも怒ってるって!」

愛「(叫び声)」

瓜田「おい!」

愛「(泣き声)」

取調室

愛「それが真実です。 瓜田は 野放しにしてはいけない人間です。 だから 私は瓜田を押しました。」

聖護院「あなた 嘘ついていますよね。 嘘 ついてますよね?」

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