ドラマダイジェスト

連続テレビ小説「エール」105話「夢のつづきに」ネタバレ

2020年11月6日放送の【 連続テレビ小説「エール」】105話のネタバレです。

連続テレビ小説「エール」はNHKで放送しているドラマです。

現在は(2022年2月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。

テレビまたはNHKオンデマンドが見れない方やこのドラマに興味のある方はこの記事をご覧になってください。

あらすじ

目標を見失った音(二階堂ふみ)のために、裕一(窪田正孝)は鉄男(中村蒼)に詞を書いてもらい、音への思いを音符にのせて歌をつくる。そしてある日、裕一は音を連れて教会にやってくる。裕一は音に、教会でクリスマスのときに開催することになった慈善音楽会で、音のためにつくった歌を歌ってほしいとお願いをする。子供たちに歌を教えて、音楽の楽しさを思い出す音。そして、いよいよ、音楽会当日に…。

105話ネタバレ

エール (105)「夢のつづきに」

聖マリア園

裕一「実はね こちらの教会で 慈善音楽会を やらせてもらうことになった。 改めて思ったんだ。 これまで生き抜くことで精いっぱいだった 子どもたちに 世の中の楽しい文化が たくさんあるんだってことを 伝えられたらなって。」

裕一「音にも 歌ってもらいたいなと思って。 曲 作った。」

音「♬『仰ぐは』」

♬『まぶねのなかに ねむりたもう いとやすく』

裕一「はい。 音 子どもたちにさ 上手な声の出し方 教えてあげてくれない?」

古山家

(ノック)

裕一「華。 今 いい?」

華「うん。」

裕一「お母さんがね 教会の慈善音楽会で歌うことになった。」

聖マリア園

♬『きよしこのよる』

裕一「いっぱい吹いてみて。 大きい音でるから。 いいよ! アハハハ!」

裕一「横断幕は この辺で 大丈夫ですか?」

佐代「いいですね。 ここにしましょうか。」

裕一「この辺がいいですよね。 そうですね。」

関内家(吟)

華「よく分かんないだよね。」

吟「何が?」

華「自分の気持。 やりたいことやってるお母さんと 自分を比べて イライラするし 諦めようとするお母さんにも イライラするし。」

吟「そのうち 整理がつくんじゃない?」

華「そうかな?」

吟「うん。」

聖マリア園

そして いよいよ 慈善音楽会の日がやって来ました。

裕一「今日はさ 思いっきり楽しもう。」

音「はい。」

裕一「うん。」

智彦「いや~ 間に合ってよかったですね。」

鉄男「ええ。 結構 うまく出来ましたね。」

智彦「いや 鉄男さん うまい!」

華「吟おばちゃん 持ってきたよ。」

吟「あ~ ありがとう!」

華「あと リボン。」

吟「あ~ かわいいね。」

久志「どうぞ。 僕が歌うから…。」

藤丸「来て下さい。 どうですか?」

久志「僕が歌うから。」

2人「ああ~!」

音「ようこそ。 こんにちは~。」

裕一「ようこそ。 こんにちは~。」

音「楽しんでいかれて下さ~い。」

裕一「楽しんでいって下さい。」

御手洗「ベリー クリスマシィー。」

音「ベルトーマス先生 御手洗ティーチャー!」

羽生「ご招待 ありがとう。」

御手洗「ソー ビューティフル。」

羽生「オー ベーネ。」

御手洗「プリンス久志!」

久志「スター御手洗。」

御手洗「プリンス久志!」

久志「御手洗!」

御手洗「あ~ やだ~ 元気? 懐かしいわ。」

久志「久しぶりだな。」

御手洗「久しぶり。」

渉「華さん お招きありがとう。 楽しみだな~。」

華「是非 楽しんでいって下さい。」

渉「うん。」

潔子「音さん。」

音「潔子さん 和子さん!」

潔子「お久しぶり!」

音「久しぶり。 うわ~ すごい。」

潔子「もうすぐ8人目が生まれるんですって。」

音「8人目!?」

和子「うん。」

音「千鶴子さん。」

千鶴子「本日は お招きありがとう。」

音「来てくれてうれしい。 あの舞台って…。」

千鶴子「ご心配なく。 まだ出演者の発表前だったから 大きな混乱もなく進んでいるそうよ。」

音「よかった。」

千鶴子「すてきな音楽会になりそうね。」

佐代「皆様 本日は足をお運び頂き ありがとうございます。 どうか 子どもたちと一緒に 楽しい時間をお過ごし下さい。」

(拍手)

♬『きよしこのよる ほしはひかり すくいのみこは まぶねのなかに』

♬~(『ジングルベル』)

藤丸「♬『赤いリンゴに くちびる寄せて』」

久志「♬『だまって見ている 青い空』」

「キャ~!」

久志「♬『リンゴは何も いわないけれど』」

藤丸「♬『リンゴの気持ちは よくわかる』」

久志 藤丸「♬『リンゴ可愛いや 可愛いやリンゴ』」

藤丸「♬『どなたがいったか うれしいうわさ』」

久志「♬『軽いクシャミも トンデ出る』」

久志 藤丸「♬『リンゴ可愛いや 可愛いやリンゴ』」

(拍手と歓声)

久志「最後は 古山裕一君です。 皆さん 大きな拍手で迎えて下さい。 どうぞ!」

(拍手)

裕一「(せきばらい)え~ 僕から ひと言だけ 挨拶させて下さい。 音楽には さまざまな力があります。 慰めたり 鼓舞したり 人は いろんな場面で音楽と関わります。 え~ 僕は音楽家として 人に喜びをもたらす音楽を 皆様と共に共有したい。」

裕一「今日 ここにいる皆様のお顔を見て そう感じました。(せきばらい)最後の曲は『蒼き空へ』という曲です。この曲は 作詞家の村野鉄男君と一緒に作りました。 歌うのは… 私の妻 古山 音です。 僕が… 僕が 音楽家として 続けられてこられたのは彼女のおかげです。 掛けがえのない 私の恩人です。 音。」

(拍手)

裕一「それでは聴いて下さい。」

音「♬『仰ぐは 小春日 燦々と溢れ スイセンのしずく 羽交わす つぐみたち 君よ いつか たぎり落つ雨も上がれば 希望に胸はずませ 空へ はばたく その時 吹く風を待ちわびて 雲をさき 届く光を辿らん さあ 翔け 途切れた あの夢の続きへと 睦し日 幾重と胸に畳みて どこまでも蒼き空へ』」

(拍手)

慈善音楽会後の教会

華「聴けてよかったよ お母さんの歌。」

音「ありがとう。 ああ… やっぱり 歌は やめられない。 お母さんね 本当にやりたいことが 今日 はっきり分かった。 音楽は 人に喜びをもたらす。 幸せにする。 お父さんが言っていた言葉を 歌で伝えていきたい。」

華「私も… 何か見つかるかな。」

音「大丈夫! 見つかったら全力で応援する。」

華「うん。 ありがとう。」

2人「フフフ。」

華「あっ 何やってんの? お父さん。」

裕一「うん? ごめん ごめん。」

(笑い声)

音「裕一さん ありがとう。 どんな大きな劇場にも負けない 最高の舞台でした。」

裕一「また聴かせてよ 音の歌。」

音「はい。 フフフ。」

華「あ~ おなかすいた!」

裕一「おっ! じゃあ バンブー行こうか 打ち上げするって。」

音「あら! フフッ。」

裕一「いい日だったな~。 アハハハハ。」

音「ねっ。」

裕一「おっ!」

音「アハハ!」

裕一「何食べたい?」

華「え~ 何食べようかな?」

裕一「ハハハハ。」

モバイルバージョンを終了