ドラマダイジェスト

【 連続テレビ小説「エール」】12話ネタバレ

2020年4月14日放送の【 連続テレビ小説「エール」】12話のネタバレです。

連続テレビ小説「エール」はNHKで放送しているドラマです。

現在は(2020年6月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。

テレビまたはNHKオンデマンドが見れない方やこのドラマに興味のある方はこの記事をご覧になってください。

あらすじ

裕一は、ハーモニカ倶楽部の定期演奏会で演奏するオリジナル曲の作曲が出来ずに悩んでいた。

かつていじめっ子だった史郎(大津尋葵)もまた、バスハーモニカばかりで演奏を楽しめないと悩んでいた。

ハーモニカ倶楽部の会長の館林(川口覚)もオリジナル曲を作曲していて、裕一と争うことになる。一方、裕一の音楽を応援したい三郎(唐沢寿明)は、養子を望む茂兵衛(風間杜夫)から再度頼まれるのだが…。

12話ネタバレ

エール (12)「いばらの道」

史郎「書けた?」

裕一「書けないよ。君が手洗い行ってる間に曲が完成してるわけないだろ」

史郎「だって、邪魔そうだから席外したんだけど」

裕一「1人でも書けない、環境変えてもダメ、僕ダメだー」

史郎「会長、もう提出したらしいよ。他に出す人居なさそうだ。裕一が出さねーと、投票は無しだ」

裕一「負けない、絶対見返してやる」

史郎「あのさ?、なんかさ、」

裕一「ん?」

史郎「裕一らしくねーよ?」

史郎「怒っとか、負けないとか、君には似合わね。、昔いじめてた時だって、僕らのこと嫌がりはすっけど、恨んだりはしなかっただろ?」

史郎「商業入って友達になれたのも君のそういう優しさのおかげなんだ、音楽って…って僕が語んのもおかしいけど、その人の個性が出るもんだろ?今の君は君じゃない。君じゃねーから書けねんじゃねーかな?」

裕一「そうかも、譜面に向かうと会長の顔ばっか浮かぶ」

史郎「試しに僕の顔浮かべてみてよ、ほら?」

裕一「・・・ああ!!!新しいの出来っかも?」

史郎「えー?」

古山家の朝食

三郎「おめ、今日何時頃帰るんだ?」

浩二「普段通りだけど?」

三郎「裕一は?」

裕一「僕、遅くなる、今日決戦投票なんだ」

まさ「投票って、なんの?」

裕一「言ってなかったっけ?ハーモニカ倶楽部の今度の公演で自分の曲、1曲演奏するんだ。初めての試みだから投票で決めることになったわけ。もし僕の曲選ばれたら、みんな見に来て」

三郎「おお、もちろんだ。なあ、まさ?」

まさ「はい」

まさ「二人共、今日帰ったら、お父さんから話しがあるから」

裕一「うん」

ハーモニカ倶楽部にて開票

館林「では、開票する」

開票が進んでいき、まさかの同票で並ぶ。そして・・・

部員「最後の1枚です」

部員「館林」

史郎「投票の結果、10対9で会長の曲が選ばれました」

館林「待て!まだ卒業した先輩達の票を預かってる」

結果裕一の曲が選ばれることになる

史郎「やったな!しかも俺のバスパートから始まるなんて斬新だよ。うん、恐れ入った!」

裕一「君の顔が僕を刺激したんだ」

史郎「俺、いっぱい練習すっから」

裕一「会長、どんな気持ちだったのかな?」

史郎「何が?」

裕一「いや、会長なのに自分の曲選ばれなかったって、ショックだよね…」

史郎「ああ、あの人ああ見えて現実主義者だよ。最初から分かってたんじゃない?裕一が選ばれること?」

裕一「え?」

史郎「先輩達に投票させたのだって会長の指示なんだって、今のメンバーだけだと自分に気使って投票する」

史郎「音楽を純粋に審査するためにしがらみのない人まで投票枠を広げたんじゃないかな」

裕一「僕に勝たせるためにしたってこと?」

史郎「そうじゃなくて、本当にいい曲が選ばれっことを望んでたと思う。会長はそういう人間だ」

古山家

浩二「僕に任せて!父さん」

三郎「すまん、次男なのに申し訳ねえ」

浩二「うれしいんだよ、父さんから期待かけられて」

そこに裕一が帰宅する

裕一「だたいま!!やったよ!僕の曲が選ばれた!」

裕一「どうしたの?」

三郎「この店は浩二に継がせる」

裕一「浩二、いいのか?

浩二「俺は、継ぎたかった」

裕一「ありがとう、浩二」

茂兵衛と電話中の三郎

三郎「ああ、茂兵衛さんか、すまね、息子が渡せねー」

茂兵衛「まさに代わってくれ」

縁切を言い渡されたまさだった

喜多一

慌てる及川

回想

吉野「全部に広げて取引するのは、どないですか?3代100年続く老舗の呉服屋。ここは多きゅうする良い時期やと?」

吉野「連帯保証人お願いします。」

吉野「大丈夫ですよ、私を信頼しておくれやす!」

回想終了

大河原「なんだなんだ、そんな慌てて、どうした?」

及川「旦那、大変です!京都のよし、よし」

三郎「吉野さんのことか?」

及川「とんずらしたって!百貨店の呉服売り場の人が言ってました」

連帯保証人の契約書にハンコを押してしまった三郎

古山家・三郎とまさ

三郎「すまねー、あいつを信じた俺がバカだった」

まさ「持たない額なの?」

頷く三郎

まさ「兄さんに連絡します」

権藤家

三郎「今度ばかりはあんたしか喜多一を助けらんねー。恥を忍んで、この通りです」

茂兵衛「傑作だ。この前は俺が頭下げて、今度は君が頭下げる」

まさ「兄さん、止めて」

茂兵衛「もうおめーの兄さんじゃねー」

まさ「ごめんなさい。でも、兄さんしか居ないの」

三郎「おねげーします。倒産しのげば必ず返します」

茂兵衛「どっちかを養子に出せ、融資の条件はぞれだけだ」

まさ「2人の気持ちは分かってるでしょ?」

茂兵衛「関係ねー」

まさ「どうして?」

茂兵衛「こっちが聞きたいわ何故身内に男が2人居るのに養子に出せねーんだ?権藤家が他人に渡るのにおめーは賛成なのか?許せるのか?」

まさ「わかんない、わかんないけど、今は助けてほしいの、だって私達家族でしょ?」

茂兵衛「家族?ああ、俺もおめー達の家族じゃねーのか?俺はおめー達に助けてほしいんだ。俺はこの家族とこの家を守りてーだけだ!」

古山家

三郎「まさ、おめーどう思う?」

まさ「全部の幸せが叶えばいいんでしょうけど犠牲を払って助け合い、支え合うのが家族なのかも」

三郎「そうなんだけどな、わかんねー、俺にはもうわかんねー」

ハーモニカ倶楽部

館林「上出来だ!今日はこれで練習を終えるが最後にみんなに伝えたいことがある」

館林「僕は次の公演を以て倶楽部を辞めるもちろん会長も辞める。そこで時期会長に古山裕一君を指名したい」

館林「受けてくれるかな?」

裕一「僕、否定したのに、なんでですか?」

館林「君の作品は素晴らしい。君は才能を授けられた。僕には求めても得られない贈り物だ。僕は君に嫉妬している。ただ同時に、その才能を無駄にしてほしくないとも思っている」

館林「もし夢を実現したいなら、東京へ行け!内のピアノを好きなだけ使ってくれ!卓上ピアノじゃあ音楽学校は無理だ」

裕一「ありがとうございます」

自分の将来に危機が迫っていることを裕一はまだ知りませんでした

裕一「楽しい!」

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