ドラマダイジェスト

【 連続テレビ小説「エール」】17話ネタバレ

2020年4月21日放送の【 連続テレビ小説「エール」】17話のネタバレです。

連続テレビ小説「エール」はNHKで放送しているドラマです。

現在は(2020年6月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。

テレビまたはNHKオンデマンドが見れない方やこのドラマに興味のある方はこの記事をご覧になってください。

あらすじ

幼なじみの鉄男(中村蒼)が教えてくれた「国際作曲コンクール」。銀行仲間の励ましもあり、裕一(窪田正孝)はコンクールに向けて交響曲の作曲に挑戦してみることにするが、音楽から離れていた2年のブランクは予想していたよりも長く、まったく曲を書けずに苦悩する日々が続いていた。一方、豊橋ではのちに裕一の運命の人になる音(二階堂ふみ)が、姉の吟(松井玲奈)からお願いされて、お見合いの席にのぞんでいた…。

17話ネタバレ

エール (17)「君はるか」

吟「お願い、見合いして!」

音「これと?!」

姉の吟はお見合い相手の兄とお近づきになるため音に見合いをさせたのです。

吟「私の印象も悪くなるじゃん」

音「なんでお姉ちゃんの為に見合いしないといかんの?」

吟「お兄さん恋愛結婚希望しとる」

音「やり方が回りくどいよ」

吟「お願い!ね?」

春彦「今日はお忙しい中、お越しいただきありがとうございます」

春彦「改めまして紹介します。弟の夏彦です」

夏彦「お初にお目にかかります。私、野島夏彦と申します、以後お見知りおきを」

関内家

光子「お見合いどうだっt」

吟「音!待ちーよ!あんた子供よ!」

光子「どうしたの?」

吟「音、相手の人の胸倉に掴みかかったのよ!」

光子「ええ?」

回想

夏彦「この前上海に行った時は領事館の歓待を受けまして」

夏彦「料理はなかなかだが、向こうの女はイケません、気が強い。その点、日本の女は男に3歩下がってついてくる。素晴らしい、なんと素晴らしい大和撫子、そう思いませんか?音さん?」

夏彦「女は男を支えていれば良いのです。それが日本古来のでn」

音「違う!!違う!違う!違う!」

吟「音止めに」

音「私は男の後ろを歩くつもりはないから」

結婚したとしても私は一緒に歩きたい、一緒に歩いてお互い支え合って聞きていく、それが私の信条、以上!」

回想終了

笑いだす光子

吟「笑いごとじゃないわよ、これで私の恋路もご破算だわ」

光子「私と一緒のこと、しとるわ音、私とお父さんが出会った切っ掛け」

回想

光子「ちょっと待ちなさいよ!触ったでしょ?正直に言いよ」

男「女は大人しくしとったらいいんだ」

光子「女が男に黙って従う時代じゃないで」

男「お前、そんなんじゃ一生貰い手つかんぜ」

安隆「貰い手・・・おるよ、ここに」

回想終了

吟「うーん、お父さん素敵」

光子「食ってかかることが良い事とは思わんけど、あそこで私が我慢しとったら、お父さんとは出会わんかった」

梅「芥川先生の言葉にこんなのがあるわ。運命は偶然よりも必然である、運命は性格の中にあるという言葉は決して等閑に生まれたものではない」

一同「どういう意味?」

梅「簡単いえば、運命は偶然に見えるけど、実際は生き方から生まれるってこと」

そこに春彦が訪問する

春彦「失礼します」

吟「はーい」

吟「春彦さん、先ほどは妹が申し訳ありませんでした」

春彦「いやいや、あの、音さんいらっしゃいますか?」

吟「はい、音ー」

音「はーい、はいはいはいはいはー…」

春彦「音さん」

音「はい」

春彦「私とお付き合いしていただけませんか?」

吟「いやーーー!」

一方、裕一は・・・

川俣銀行

落合「全く書けないらしい」

菊池「仕方ないわよ、1年半は長いわー」

鈴木「締め切りはいつなんだべ?」

落合「2か月後らしい」

松坂「なんだ、だったらまだ余裕が」

落合「バカーおめ、交響曲だぞ?」

菊池「あんた何にも知らねーのね。ベートーヴェンの運命とかドヴォルザークの新世界とか聞いたことあんでしょ?」

松坂「ジャジャジャジャーンってやつなら」

菊池「そうそれ、あれ作んのよ。楽器がいっぱいあんのよ。1曲30分以上あんのよ、歌を1曲とは訳が違うんだから」

松坂「やけに詳しいですね?」

菊池「前の前の旦那が好きでね」

鈴木「俺でねーよ」

裕一「うわーーー!なんでだー!全然振ってこなーーい!」

鈴木「これはどうにかしねーと」

一同「うん」

作戦会議

落合「古山君が音楽復帰に向けて悩んでる、曲作りの主題が見つからねーそうだ。そこで我々も協力しようというのが、この会議の議題だ」

落合「だが我々だけでは、ちと心もとね。そこで古山君の旧友・新聞記者の村野さんにもご参加いただいた」

それから3時間

取り止めのない発言ばかりの無為の時間が過ぎていきました。

鈴木「今日はお開きのしませんか?」

落合「うーん、そうだね。因みに古山君、この中で書けそうな、ご題はありますか?」

裕一「うーん、富士山は何かありそうなんですが・・・」

一同「ふー」

菊池「そういえば、今日は満月ね」

鈴木「晴れてっかな?」

満月を見に外に出る一同

鈴木「あーこれはこれは」

鉄男「いまはとて、天の羽衣着る折ぞ、君をあはれとおもひしりぬる」

鉄男の詩を聞いて何かを思いつく裕一

裕一の部屋

鉄男「竹取物語?」

裕一「そう!オペラみたいなこうこっ」

鉄男「落ち着け!」

裕一「歌のないオペラ。日本古来のメロディーをふんだんに取り入れた交響曲にすんだよ!」

裕一「鉄男君、イケる!ありがとう」

鉄男「おお、お前が音楽に戻ってくれて良かったよ。安心した」

裕一「違う、これを区切りにする。音楽に別れ告げるための儀式なんだ」

ひたすら作曲の毎日

職場でも部屋でも作曲

どんどん積み重ねついに・・

完成

裕一「出来た」

1か月後、初めての交響曲・竹取物語が完成しました。

裕一が久しぶりに深い眠りついた頃豊橋の音は・・・

春彦「音さん」

音「お断りしたハズです、帰ってください」

春彦「あなたみたいな女性は他には居ない。私の気持ちを受け入れてください」

音「私は結婚する気はありません」

春彦「歌手になる夢は存じております。最大限応援します」

音「作業場は立ち入り禁止!」

作業場にて

音「帰った?」

光子「うん、良い人と思うけど?年頃だし」

音「女はどうして結婚結婚って言われるの?そりゃ、それはそれで幸せかも知れんけど、なんか男は色んな可能性があって自由なのに女はそれしか道がないちゅーか」

音「それを求められて美化されとるっちゅうか、そんな感じしない?」

笑いだす光子

音「何?」

光子「若い頃、私も同じこと言っとったの、でもね、私はお父さんと結婚して、あんた達が生まれて幸せだった」

音「やりたいことなかったの?」

光子「本当はね・・・歌劇団で踊りたかったの。あなたと一緒」

音「えーー?初めて聞いた。どうして今まで黙っとったの?」

光子「夢を叶える人は1握り。あとは、人生に折り合いつけて生きていくの」

光子「それが今は不幸みたいに思えるかも知れんけど、私はあんた達のおかげで幸せ」

音「お母さん」

光子「ん?」

音「私、幸せ捨てても夢を取る」

光子「うん、それも人生ね。春彦さんには私から正式にお断りの連絡を入れておきます。私の分も頑張ってね」

音「うん」

それからしばらくして裕一の元にイギリスから手紙が届きました

結果を確認すると…

裕一「やった、やった!!」

それは国際作曲コンクール入賞の知らせでした

裕一「やった!やった!やった!!」

18話へ

モバイルバージョンを終了