2020年4月2日放送の【 連続テレビ小説「エール」】4話のネタバレです。
連続テレビ小説「エール」はNHKで放送しているドラマです。
現在は(2020年5月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。
テレビまたはNHKオンデマンドが見れない方やこのドラマに興味のある方はこの記事をご覧になってください。
あらすじ
裕一(石田星空)は小学5年生になり、音楽教育に力を入れる藤堂先生(森山直太朗)が担任になる。
ある日、藤堂先生が北原白秋の詩に曲をつける宿題を出す。
クラスメートの佐藤久志(山口太幹)は、ふだんから西洋音楽を聴いている裕一ならきっと作曲できると言う。裕一は母・まさ(菊池桃子)と、川俣にある母の実家を訪ねる。
祖父の権藤源蔵(森山周一郎)と祖母の八重(三田和代)、伯父の茂兵衛(風間杜夫)が出迎えるが…。
4話ネタバレ
エール (4)「初めてのエール」
春になりました。福島の山も雪が溶け草花が芽吹きます。
学校も新学期が始まりました。学校ではほぼ憂鬱な顔の裕一も今日は笑顔
何故ならクラス替えで藤堂先生が担任になりました。グッドニュースです!
お金持ちの久志君もクラスメートま、それはどうでもいいみたい。
あれ?あれあれ?バッドニュースです。太郎君と史郎君もクラスメート・・・ふう
こんな感じで裕一の5年生は始まりました。
教室
大正7年児童文学雑誌赤い鳥が鈴木三重吉によって発刊されました創刊号には
芥川龍之介
泉鏡花
北原白秋
高浜虚子
などの名前が連なり、その後
菊池寛
西條八十
谷崎潤一郎
三木露風ら
錚々たる面々が作品を寄稿します。赤い鳥に掲載された歌は童謡と呼ばれ一大ブームを巻き起こしました。
藤堂「北原白秋の詩だ。みんな、この詩に曲をつけてみよう」
藤堂先生はことに音楽教育に情熱を傾けていました。
藤堂「どうした?みんな?」
太郎「曲つけるなんて無理だべ?」
藤堂「太郎君だって鼻歌うたったことあるだろ?」
太郎「うん」
藤堂「浮かばなければ、ハーモニカでも、ここのオルガンを使ってもいい、とにかく音を出して曲をつけてみろ。楽しいぞー」
下校途中
久志「どうするその宿題?」
裕一「曲作るなんて出来ないよね?ハーモニカだって、まだ習いたてだし」
久志「簡単だよ。内、ピアノあるから。君の家だって蓄音機あるじゃない。何聞 いてるの?」
裕一「浪曲とか、民謡が多いよ、偶に西洋音楽」
久志「へー、お父さんカッコイイね」
裕一「そうかな」
久志「君も聞いているんだろ?特に西洋音楽聴いているなら作曲は簡単だ!やってみたらいい!」
裕一「でも」
久志「できるよ、きっと」
裕一「ありがとう、いや、あの、父ちゃんのこと褒めてくれて」
喜多一
裕一「ただいま」
三郎「おお待ってた!新しいの手に入れたぞ!」
裕一「やった!」
裕一「お店はいいの?」
三郎「客少ねー、あいつらだけで十分だ」
裕一「父ちゃんは曲作ったことあっか?」
三郎「ん?ほう?」
三郎「こんな感じか?ながるるみずはいっしんにひかりみなぎり(棒読みw)」
裕一「いいわ、曲かけて」
三郎「ああ」
まさ「裕一」
裕一「何?」
まさ「明日の休み、母さんと一緒に川俣行かない?」
裕一「やった!お父さんは?」
三郎「俺は浩二とお留守番だ。二人で行ってこい」
川俣に来た裕一とまさ
川俣は福島市から鉄道で約1時間お母さんの実家があるところです。
当時、川俣の絹織物はその品質の高さから京都や横浜は基よりヨーロッパやアメリカからも買い付けにくる人が居るほどでした。
権藤家
源蔵「よく来た」
八重「美味しいものいっぱい用意してっかんねー。いっぱい食べてきなー」
大好きなお爺ちゃんとお祖母ちゃんに会えて嬉しい裕一でしたが、この人だけは苦手です。
まさ「裕一、映画行こうか?」
裕一「うん」
映画館
映画の帰り
裕一「今日はキレイだね」
まさ「えー、今日はってどういうこと?んー?ありがとう」
友人「あらーまささんお久しぶり、帰ってきてたの?」
まさ「ときさんいつ以来?」
友人と話し込んでいるまさを尻目に何処からか歌が聞こえてきて彷徨い始める裕一
教会
運命の出会いでした。
教会を出た裕一
まさ「裕一!何処行ってたの?探したんだよ?心臓痛いの?」
裕一「川俣!良い!すんごくいい!」
再び権藤家
食事中
まさと茂兵衛が相談している様子
茂兵衛「息子が2人だ、どちらかを養子に出せ。いいな?」
茂兵衛「三郎君には言ってあるんだろうな?」
まさ「お姉さんの具合は?絹子は産めん!跡継ぎが必要だ。権藤家の人間なら分かってるだろ?」
そして帰り
源蔵「またすぐ来んだぞ?」
八重「元気でね、風邪ひかないようにね」
裕一「うん」
まさ「じゃあ」
裕一「おじさんもまた」
源蔵「すすんだか?」
茂兵衛「ええまあ」
源蔵「無理なら絹子を捨てて再婚しろ!いいな?」
帰宅
裕一「ただいま」
三郎「お帰り」
裕一「川俣凄かったよ教会で」
三郎「そんな話しは後だ、ほら、これみろ!」
裕一「うわーすげー!」
自室
三郎が買ってきた作曲入門の本を眺める裕一
隠れて様子を見る三郎とまさ
まさ「もうかれこれ4~5時間ですよ」
三郎「でも、まだなんも書いてねーぞ」
回想
藤堂「浮かばなければハーモニカでも、ここにあるオルガンを使ってもいい」
藤堂「とにかく音を出して曲をつけてみよう!楽しいぞー」
回想終了
裕一「よし!」
就寝する裕一
就寝する裕一に困惑する三郎とまさ
早朝の教室
オルガンに向かう裕一
とりあえずオルガンで音を出す
教室をうろうろする
そして
裕一「できた!」
登校してきた藤堂
藤堂「古山?」
藤堂「これは・・・」