2020年4月8日放送の【 連続テレビ小説「エール」】8話のネタバレです。
連続テレビ小説「エール」はNHKで放送しているドラマです。
現在は(2020年5月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。
テレビまたはNHKオンデマンドが見れない方やこのドラマに興味のある方はこの記事をご覧になってください。
あらすじ
父・安隆(光石研)と琴を演奏するために教会に向かった音(清水香帆)は、のちの人生に大きな影響を与える人となるオペラ歌手の双浦環(柴咲コウ)の歌を聞いて、その姿に釘付けになる。
環と話した音は、すっかり夢見心地。自分も歌を習いたいと言い始める。
それからは吟(本間叶愛)や梅(新津ちせ)が不思議に思うほど、学芸会の練習に一生懸命取り組む音だったが、ある日関内家に思いもよらない出来事が勃発する。
8話ネタバレ
エール (8)「運命のかぐや姫」
安隆「凄かったな、あの歌」
音「うん」
安隆「話してみたいか?」
音「え?あー、いや」
安隆「忘れたのか?やらずに後悔するより」
音「やって後悔する方がいい!」
安隆「よし!」
意を決して環に話しかける安隆
安隆「あの!」
環「はい?」
安隆「あのー、馬具を作っとります。関内安隆と申します。これは内の娘で音です」
環「音ちゃん?素敵なお名前ね」
音「あの、歌、感動しました。ここに、ここに届きました!」
環「ありがとう」
安隆「あの、実は今日1番目にこの子が琴を弾くハズだったんですが遅れてしまって」
環「どうして?」
安隆「その、学芸会でかぐや姫役をやると思いきや、おじいさん役になって、ふてくされて・・・」
安隆「痛っ」
環「人間なだけいいじゃない?私なんて初舞台は枯れ木の役だったw」
音「枯れ木?」
環「そう、木」
環「将来私みたいになりたい?」
音「はい」
環「だったら、どんなことがあっても今日みたいに出番を開けちゃだめ。周りの人に迷惑がかかるから」
音「ごめんなさい」
環「目の前のことに全力を尽くしなさい。わかった?」
音「はい」
環「ちょっと待ってて」
環「良かったら聞いて」
音「ありがとうございます」
帰りの道中
安隆「よかったなー音!なんか凄い人だったなー。流石世界をまたにかける女性だ」
安隆「音?聞いとるか?」
音「お父さん、私、歌習いたい」
安隆「歌?」
音「うん、歌、歌いたい」
関内家
安隆「綺麗だったなー双浦環。普段何食べてんだろうなー」
光子「鼻の下伸びきってますよ、みっともない」
安隆「あれ?嫉妬かね?」
光子「まさか」
安隆「音、興奮してずっと、話しっぱなしだった」
光子「あの子普段は大物ぶっとるけど繊細だから」
安隆「感受性が強いよなー」
光子「私に似て」
安隆「俺だろ?」
光子「ま、そうね」
安隆「それで、琴を辞めて歌を習いたいって」
光子「いいんじゃないですか琴は辞めても、今好きなことをやればいい、おんなじことを続けるのが偉いって風潮、嫌い」
安隆「出たねーみつの黒い部分、くろみつだ」
音が部屋でおじいさん役の練習をしている
吟「全力を尽くす?自分役に?」
梅「うん、だから話しかけるなって」
吟「セリフ一言じゃなかった?」
梅「うん、これはなんとかわいいっ」
音「しー」
学校
音「おはようございます!」
たえ「あれ?明るい?」
音「何が?」
たえ「この間もっと気落としとったで」
音「全然、これからの私は目の前のことに」
回想
環「全力を尽くしなさい」
回想終了
たえ「どうしただ?急に?」
学芸会の練習
熊谷「みんないいか?台本は覚えてきたら?」
音「はい、嫌になるほど覚えてきました!」
熊谷「ほいじゃあ稽古始めるぞ、台本はなるべく見んように。かぐや姫とおじいさん1、2、3と出といで」
熊谷「どうしただ?神崎?かぐや姫がおらんと始まらんぞ?」
生徒A「良子ちゃんだいじょうぶ?」
熊谷「時間がない間違いてもいいもんで、とにかくやってみよう」
座り込む良子
生徒A「良子ちゃん!」
生徒B「大丈夫?」
生徒C「医務室いく?」
お昼時間
音「いただきます」
たえ「良子ちゃんまだ寝とるみたい」
音「悪いものでも食べたんかなー?」
たえ「違うよ緊張だに、主役だもん」
音「え?なんで?嬉しくないんじゃなくて?」
たえ「だって出ずっぱりだに?たんと人も見にくるだもんね」
音「嬉しいよね?」
たえ「音ちゃんみたいな人ばっかじゃないよ。それに良子ちゃんのお母さん、滅茶苦茶おっかないから」
音「そうなんだ」
医務室
回想
ます「先生に言って必ずあんたを主役にするでね。完璧にやりーよ?神崎家の恥になるような真似だけは絶対に許さんからね」
回想終了
陸軍施設
そのころ安隆は商談のために陸軍の施設を訪れていました。
打越「おお、なんだ関内さん?」
安隆「打越さん!来年の契約も約束していただけましたし、大阪の師団司令部もご推薦いただけました。打越さんのご采配のおかげで私共やっていけます」
打越「なに言ってるだ。わしなんかただ陸軍さんにちーと知り合いがおるっちゅうだけやで」
安隆「内は特に高くても質の良いものをと心がけております」
打越「陸軍さんとの契約がなくなると困るら?」
安隆「はい」
打越「まあ、安心せり、あんたとこは、どすこい評判いいで、また行かばい」
安隆「はい、また近い内、失礼します。」
打越「そういや?奥さん元気にしとるか?」
安隆「お陰様で、家内が何か?」
打越「良い職人にけっこい奥さん。あんた幸せもんだぎー。ほいじゃ」
安隆「失礼します」
関内家
吟「ただいまー」
安隆「吟、14歳の誕生日おめでとう!」
一同「おめでとう!」
吟「ありがとう」
安隆「はいプレゼント」
吟「ありがとう。欲しかったのこれ」
音「お姉ちゃん塗ったげる」
吟「うん」
音「こういう感じでどうかな?」
吟「何ーこれ?」
音「ごめんごめん。私にも貸してくれん?」
吟「いかん、私んだもん」
音「いいじゃんお姉ちゃーん」
吟「いかん」
安隆「ほら走らん走らん」
それはそれは幸せな1日でこんな日がずっと続くと思っていました。
朝食の時間
吟「え?出張?また?」
音「お父さん学芸会までには帰ってくるよね?」
光子「うん、必ず戻るって安心して」
音「良かった」
学校
学芸会の練習中
良子が言葉を詰まってしまう
見かねた音がアドリブで切り抜けようとするが・・・
良子「勝手なことしないで!」
音「ごめん」
熊谷「やめんか」
良子「先生、ちょっと体調が悪いもんで医務室行ってきていいですか?」
熊谷「ん?ああまあ」
音「先生、ごめんなさい」
熊谷「しょうがない。ほいじゃあ、かぐや姫がおらん部分やろう」
そこに医務室の先生が来る
熊谷「どうされました?」
呼ばれる熊谷であった
たえ「音ちゃん、気にせんでいいでね」
音「うん、ありがとう」
熊谷「どうしました?」
校医「警察から連絡がありました」
熊谷「え?」