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連続テレビ小説「純と愛」102話「えがおのゆくえ」ネタバレ

【 連続テレビ小説「純と愛」】102話のネタバレです。

あらすじ

夏菜主演によるNHK朝の「連続テレビ小説」シリーズ第9巻。純が始めた「24時間コンシェルジュ」の効果もあってか、「里や」に少しずつ客が増えていく。そんなある日、満田という男が現れて蘭に復縁を迫ってきて…。第17週「えいえんのあい?」と第18週「えがおのゆくえ」を収録。

102話ネタバレ

里や
食堂

剛「あ お母ちゃん 大丈夫?」

おじぃ 結局 お母ちゃんは 家に戻ることになりました。

晴海「女将さん… 色々ご迷惑かけて すみませんでした。」

サト「いえいえ ウチは全然 うん。」

晴海「ありがとうございました。」

純「じゃあ お兄ちゃん お母ちゃんのこと よろしくね。」

正「悪いけど マリヤ お母さんと ちょっと 外で待っててくんないかな?」

マリヤ「お義母さん 行きましょうか。」

晴海「うん。」

純「気をつけてね お母ちゃん。」

晴海「うん ありがとう。」

正「純。」

純「うん?」

正「お前は もうしばらくウチに来んな。」

純「え?」

正「また余計なこと されたら いい迷惑だから こっちは。」

純「余計なことって 何? 私はお母ちゃんのことを思って…」

正「とか言って お前がやってることは 結局 お母さんを苦しめてないか? これは 長男としての命令だ お母さんの面倒は 俺達が見るから。」

純「本当に大丈夫なの 2人で?」

正「また そうやって 自分だけ正しいみたいなこと言う。」

剛「行こう お母ちゃん。」

忍「どうぞ…。」

純「あ すみません。」

純「どうも…。 お待たせしました どうぞ 生姜焼きです。」

久世「ねえ 私を笑わせるのは どうなったの?」

純「すみません えと… ちょっと待ってくださいね。 なんでだろう なんでだろう なんでだ なんでだろう!」

サト「うわ… 誰だっけ あれやってたの?」

忍「ああ えーと。」

純「でも でも でも そんなのかんけいねー そんなのかんけいねー…」

久世「どうしたの?」

純「すみません… やっぱり無理です。 お客さんを笑わせるのは。」

久世「そんなこったろうと思った。」

サト「社長 今日はもう 帰ったら? 昨日寝てないんだし。」

純「あ いやいや 大丈夫ですよ 全然。」

蘭「そうしたら?」

純「え?」

蘭「また トラブルを起こされたら迷惑だし。」

羽純「同感。」

忍「あ テツ&… テツ&…。」

純宅

純「もう 最悪。」

愛「純さん 落ち込まないでください。 きっとお兄さんたちも分かってくれてますよ。 純さんが 誰よりもお母さんのことを心配してるって。」

純「なんで こうなっちゃうんだろ。」

愛「分からないですけど 今までのやり方じゃあダメなんじゃないでしょうか? 純さんは正しいことを言っていても 少し人を責めているような言い方になってしまいますし。」

純「じゃあ どうしたら いいの?」

愛「おじぃだったら こう言うんじゃないでしょうか?『純 お前が今 苦しくてツライのは 今こそ 変わる時 何だって。』純さん 今こそ本当の意味で 大人になる時なんじゃないでしょうか? 僕も 純さんも。」

(携帯の着信)

純「あ 女将さん。」

サト「ああ 社長。 さっきおとうさんが来たけど。」

純「え?」

回想

善行「いつも お世話になっています。 つまらないもんですけど。」

サト「わざわざ ありがとうございます。 すみません あの奥さん 朝家に帰りましたよ。」

善行「ああ そうですか。」

回想終了

サト「お母さんが ウチにいると思ってみたいで もうお宅に帰りましたよって言ったら なんかバツ悪そうに出ていっちゃったけど。」

狩野家

マリヤ「もしもし。」

純「お姉ちゃん ねえ お父ちゃん そっちに帰ってる?」

マリヤ「ううん。」

純「お母ちゃん どうしてる?」

マリヤ「それが ずっと部屋から 出てこなくて。」

純「え? どういうこと?」

マリヤ「お母さん 料理してたら 手切っちゃって そしたら 正に もうキッチンに立たないでくれって言われたの。」

純「ウソ… え? お兄ちゃんと剛はどうしてんの?」

マリヤ「2人共仕事に行ってる。」

純「じゃあ なに 結局お姉ちゃん任せなわけ 全部?」

マリヤ「あの 純ちゃんには内緒って言われたんだけどさ 介護保険サービスかヘルパーさん頼もうとしてるの 剛君は あんなオヤジもう 許せない お母ちゃんと別れさせて 宮古に帰るんだ とか言って 市役所から 離婚届もらってきて お義母さんサインしちゃったの。」

純「え?」

純宅

純「もう どこ行っちゃったのよ お父ちゃん。」

愛「純さん 何か心当たりがある場所とか ないんですか?」

純「ないわよ そんなとこ…」

回想

晴海「あんたが動物園好きだって 分かったら 休みの日にどっか行くっていったら いつも動物園さ。」

回想終了

愛「あるんですね。」

純「いや。 でも お父ちゃんが今更 あんなとこ行くわけないし。」

愛「そんなことないと思います。 お義父さんは 今でも 世界一純さんのことを愛していると思います。 早く行きましょう。 お義父さん ああいう性格だから きっと1人で途方に暮れていると思います。」

純「分かった。」

純「ありがとう。 行ってくる。」

愛「純さん。」

純「何?」

愛「手だしてください。」

純「大きい… 大人?」

愛「今日は お義父さんにどんなこと言われても これで。」

動物園

どこにいるの お父ちゃん?

アナウンス『本日は ご来援 誠にありがとうございました。 またのご来場を心よりお待ちいたしております。』

子供「えーん えーん(泣き声)」

善行「どないした? 迷子になったの? 迷子なったの ああそう お名前なんて言うの?」

回想

善行「純! お前なにしてんねん 探し回っとったやろ! 今度お父さんと離れたらな 承知せんからな!」

回想終了

善行「はい 並んで 神崎さん!」

「ああ! どこ行ってたんや?」

善行「手 離したら あきませんやん。 ねえ 迷子になりますから。」

「ありがとうございます。」

善行「はい ありがとう バイバイ。 さいなら。」

善行「なんで お前がここにいてんねん?」

純「いいから。」

善行「どこ行くんや。」

純「お母ちゃんのとこに決まってるでしょ。」

善行「俺にどうせえ 言うんや。」

純「これから ずっとそばにいて ずっと一緒にいて ずっと 支えるって お母ちゃんに そう言ってあげてよ。」

善行「お前な娘のくせにな親に向かってな 上から もの言うな。 それにな お母ちゃんは 俺と一緒にならんかった方が ずっと幸せになれんたんや。」

純「なに言ってんのよ 今更! …。」

純「お父ちゃん お願いします。 お母ちゃんとちゃんと向き合ってください このまま お母ちゃん手放して いいの? 私は イヤだよ いつかまた 家族で動物園だって来たいし それから みんなで私が作った ホテルにも来てほしい 今がどんなにツラくても 明日は晴れるって そう信じたい。 ダメかな ダメかな? そう思っちゃダメかな…。」

善行「純 手離さんといてくれ。」

狩野家
玄関

純「お父ちゃんが お母ちゃんと話したいって 言ってるんだけど。」

リビング

純「お母ちゃんは?」

マリヤ「相変わらず 出てこないの。」

純「あ ちょっと待った!」

善行「うん?」

純「ちょっと 待って。 お父ちゃん 手出して。」

善行「うん? なんや? なんや?」

純「お父ちゃん。」

善行「うん?」

純「お父ちゃんの中には これが沢山詰まってるんだからね。 忘れないで。」

善行「うん。」

おじぃ こんなこと 頼むの 初めてだけど 今日だけは お父ちゃんを守って お願い。

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