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連続テレビ小説「純と愛」103話「えがおのゆくえ」ネタバレ

【 連続テレビ小説「純と愛」】103話のネタバレです。

あらすじ

夏菜主演によるNHK朝の「連続テレビ小説」シリーズ第9巻。純が始めた「24時間コンシェルジュ」の効果もあってか、「里や」に少しずつ客が増えていく。そんなある日、満田という男が現れて蘭に復縁を迫ってきて…。第17週「えいえんのあい?」と第18週「えがおのゆくえ」を収録。

103話ネタバレ

狩野家

純「お父ちゃんの中には これが沢山詰まってるんだからね。 忘れないで。」

お父ちゃんがやっと お母ちゃんの病気と向き合う決心をしてくれました。

善行「帰ったで。」

晴海「おかえりなさい。」

善行「うん。 なにをしとったんや?」

晴海「ちょっと。 遊んでいました。」

頑張れ お父ちゃん

善行「結婚してから お前の話し マトモに聞こうともせえへんかった。 すまんかったのお。」

晴海「だったら せっかくだから 聞きますけど 正は大丈夫でしょうか? いつまでも 頼りないけど。」

善行「正はな だんだん父親らしくなってきた うん。 それにな あいつには マリヤさんがついている。」

晴海「剛はどうですか? いつまでも 子供で困りますけど。」

善行「剛はな どこ行ってもな 誰とでもな すぐ仲良うなんねん あれはな あれは 人より何倍もな 逞しい 大丈夫や。」

晴海「じゃあ 純は? あの子は あんな性格で 本当に幸せになれるでしょうか?」

善行「純が1番大丈夫や そのことを1番 よう分かっているのは お前やないか。」

晴海「そうですね。 私は… 良い母親でしょうか?」

善行「当たり前や 良い母親や。」

晴海「良い妻でしょうか?」

善行「当たり前や ええ女房や この世界に2人といてへん ええ女房や 眉目秀麗 蓬髪河岸 見目麗しく 情けありや。 すまんかったな すまんかったな…。 でもな なんか違う 今からは 今からはずっとそばにおって お前の面倒みさせてもらいます。」

善行「家事かてやる お前が作ってくれた 宮古の料理 美味しい 美味しいって食べる 散々迷惑かけて どこまで 返せるか分からへんけど でも 命かけて 頑張るから せやから せやから 明日は晴れると 信じてくれ! 頼む。」

晴海「ありがとうございます。」

善行「何を言うてんねん お礼なんかいるかい。」

晴海「もう1つ 聞いてもいいですか?」

善行「ああ なんや?」

晴海「あなたは… 誰ですか? どうして ここにいるんですか?」

善行「何を言うてんねん 俺や! 俺やんか!」

晴海「いやー! 触らないで!」

善行「お前の亭主の善行や!」

晴海「ウチのおとうさんは そんな優しい人じゃ ありません。 純 ねえ 助けて。」

善行「俺や!」

晴海「おとうさんとか 言ってるよ! いやー!」

純「お母ちゃん落ち着いて。」

晴海「怖い 怖い。」

純「本当にお父ちゃんでしょ。」

晴海「いやー こんなに優しい人じゃない ウチのおとうさん こんないい人じゃない こわいよ。 純助けて。」

純「落ち着いて お父ちゃん 諦めないでよ。」

善行「純 無理やで もう俺のことは ほっといてくれ。」

晴海「早く出て行って!」

純「お母ちゃん。 お父ちゃん!」

晴海「待って! 純 怖い 怖いよ。」

正「おい 純 ちょっと来い。」

純「ちょっと…。」

正「お前 いい加減にしろよ。」

純「え?」

正「マリヤが庇ってるけど また余計な事したんだって? お父さんまで巻き込んでさ。」

剛「どうして お母ちゃんの苦しむようなことばっかりするんだよ。」

正「なんだよ 言いたいことがあるんだったら さっさと言えよ。」

純「私たち 私たち 兄弟が 今 ケンカしてる場合かな? ほら 小さい頃から 私たちは お母ちゃんに 助けられてきたんだよ。」

純「いつもお母ちゃんの笑顔に救われて 家族みんなが お母ちゃんに救われてきたんだよ。 せめて みんなで力を合わせて お母ちゃんが笑顔になるために みんなで頑張ろうよ。 ほら1本の矢だと 折れちゃうけど 3本の矢だと 誰か 昔の武将が言ってたでしょ。」

剛「織田信長だろ。」

正「毛利元就だよ。」

純「これからはさ お母ちゃんのために 世界最強の兄弟になろうよ。」

純宅

愛「本当によく頑張りましたね。」

純「愛君の おかげだよ。」

愛「もう これがなくても 大丈夫だから。」

純「本当は 怖いんだ お兄ちゃんたちにあんなこと言ったけど 自分が本当に正しいことやってるのか全然自身ない。 わかんない 大人って文字が消えちゃったら もう 大人になれないかもしれない。 でも また私のせいで またなんか起きるんじゃないかなと思うと 不安でさ。」

愛「大丈夫です。 純さんが頑張ったのは 絶対無駄になんか なりませんから 純さんが撒いた種は 今は芽吹かなくても 絶対大きな花を咲かせます。 だから これくらいのハードル 簡単に飛び越えちゃいましょうよ。 女が諦めたら 世界は終わっちゃうんでしょ?」

純「うん でも涙止まんない。 今日は泣くの。」

里や

純「おはようございます。 あの 私 やっぱり諦めないことにしました。 お客さんを笑わせるの。」

久世「え?」

純「私は いつか 魔法の国を作りたいと思っています。 それは そこに来たお客さんが みんな笑顔になって帰っていくホテルなんで。」

久世「じゃあ どうするの?」

純「とりあえずなんですけど 今日は 卑怯な手で勘弁してもらえますか?」

久世「?」

純「お姉ちゃん 来て来て 早く。 じゃーん! 私の姪です。 勇気。」

サト「あらー こんにちは。」

久世「確かに卑怯な手ね。」

純「でも いつか 必ず この子に負けないようなホテルを作って見せます。」

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