ドラマダイジェスト

連続テレビ小説「純と愛」10話「ほんとうのかお」ネタバレ

【 連続テレビ小説「純と愛」】10話のネタバレです。

あらすじ

夏菜主演によるNHK朝の「連続テレビ小説」父が営む沖縄・宮古島のホテルの再生を夢見る狩野純と、彼女を支える青年・愛が織り成すラブストーリー。。

10話ネタバレ

連続テレビ小説「純と愛」10話「ほんとうのかお」ネタバレ

オオサキプラザホテル
客室

純「失礼します」

粕谷「なんや またお前か せっかく 人が楽しんでるのに 何べんも邪魔すんな このボケ!」

純「お願いがあります これ 以上 静かにしていただけないなら 申し訳ないんですけど 出てってもらえませんか?」

粕谷「なんやと コラ!」

純「ルールを守っていただけずいただけず 他のお客さんのことを どうでもいいとおっしゃるなら そうしていただくしかないんです 申し訳ありませんが お願いします」

粕谷「おい ふざけんな 何様のつもりや おのれは?」

粕谷「なんや その目は?」

純「ちょっと待った! お願いします」

粕谷「つまみ出せ!」

純「うわー!」

バスルームに立てこもる純

粕谷「おい! 何してるん? 開けろ!」

純「こっちの言う事聞いてくれるまで私 ここから 出ませんからね」

粕谷「何言うとんのや!」

粕谷「おい ええ加減にせえよ こっちは 漏れそうなんや」

(チャイムが鳴る)

米田「申し訳ありません 粕谷様」

粕谷「おい! どういうこっちゃ? 常連客にこんな仕打ちするんか このホテルは」

米田「とんでもございません 中に居る人間が勝手にやったことでして」

桐野「狩野さん 狩野さん」

米田「おい 何してんだ? 命令だ ここから 出てこい!」

純「嫌です!」

粕谷「おい! まだ そんなこと 言っとんのか? このボケが!」

米田「申し訳ありません ちょっと 頭のおかしい人間でして 就職試験の時にですね 社長になるって宣言するような はい」

粕谷「何じゃ そりゃ アホな 女やな」

純「すんませんね アホで でも 私が社長だったら…」

再び立てこもる純

純「でも 私が社長だったら 今 この瞬間 ウチのホテルに泊まってる すべてのお客さんに 楽しんでほしいんです となりのお客さんは 今日が亡くなられた奥さんの命日で 30年前 新婚旅行でとなりの部屋に泊まってた時のことを思い出そうと来てくれたんです」

純「遠くからいらしたんで もう来られないかもしれないんです だから 今日しかないんです 明日 少しでも 元気になって 笑顔になって 帰ってもらいたいんです 今日のこと 思い出して 少しでいいから 幸せな気持ちになって 帰ってもらいたんです」

米田「警備員呼べ」

桐野「でも…」

米田「あいつの 演説 これ以上聞いてるつもりか?」

純「きっと 幸せな気持ちになったり 楽しい気持ちなったりしてくれると思うんです 私は だからお願いしてるんです」

粕谷「よう 分かった 姉ちゃん」

純「本当ですか?」

粕谷「うん そやから 出てこい」

純「はい ありがとうございます」

粕谷「おい みんな 他所のホテル いくぞ!」

米田「え? あの? ちょっと… ちょっと おまちください 粕谷様」

粕谷「部長さん」

米田「はい」

粕谷「ウチの会社は 金輪際 このホテルは 使う気ないんで 覚悟しといてもらえますか?」

米田「ど ど どういう意味でしょうか? そりゃ?」

粕谷「宴会やら 社員旅行やら 今までこちらにお願いしたのを 全部他のホテルに変えさせてもらうっちゅうこっちゃ!」

純「え?」

米田「あの いや…」

粕谷「帰るぞ!」

米田「お願いします ちょっと お待ちください 粕谷様」

桐野「粕谷様」

米田「粕谷様 みなさん おねがいします おねがいでございますから おねがいしますから ちょっと… ちょっと お待ちください お願いでございます 粕谷様」

純「ごめん… 今 なんも言わないでくれる…」

宿泊部

米田「一体 どうする気だ? あそこの会社に 契約 切られたら 1億の売り上げにだって 忘れたのか? 大体 この件には 二度とタッチするなって言ったハズだのに 何であんな勝手な真似するんだ お前は」

純「すみません 私は すべてのお客様に笑顔になってもらいたくt」

米田「また 演説か? じゃ 聞くがな? お前がもし 本当の社長なら 自分のホテルに 莫大な損失を与えた責任 どうやって取るんだ? あれだけのことやったんだ そうとうな覚悟があるんだろうな?!」

道中

結局 私は 親父に言われたみたいに 文句ばっかり 言って 周りに迷惑ばっか かけてるだけなのかな 桐野さんに言われたみたいに

自宅

純「ただいま」

気に食わなくても ルールに従うしかないのかな 私1人が ジタバタしたって みんなに社長 社長って バカにされるだけだし 結局 あのホテルを 魔法の国に変えることなんか 出来ないんだよ

道中

愛「それでいいんですか?」

純「え?」

愛「辞めるつもりなんですよね? ホテル」

純「もう いいの 私には 向いてないみたいだし あの ホテル つまんないルールが どうとか どいつも こいつも気に食わないし」

愛「いや でも…」

純「うるさい もう放っておいて それに 自分で決めろ って言ったの あんたでしょ」

オオサキプラザホテル
ロビー

皆川「社長 何してんだよ? 邪魔だよ」

純「すみません」

北見「あぁ」

純「あ ありがとうございました」

タクシー乗り場

おじぃ 最初のお客さんが 最後のお客さんになっちゃうみたい

北見「あなたのこと 信じてよかった」

北見「どうしました?」

純「あの…」

北見「はい」

純「あの すみません なんでもないです ありがとうございました」

北見「ありがとう」

純「ありがとうございました」

桐野「狩野さん」

純「はい」

桐野「部長が呼んでるわよ」

宿泊部

米田「それで? 昨日の事は どう責任取るつもりだ?」

純「はい」

11話へ

モバイルバージョンを終了