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連続テレビ小説「純と愛11話「ほんとうのかお」ネタバレ

【 連続テレビ小説「純と愛」】11話のネタバレです。

あらすじ

夏菜主演によるNHK朝の「連続テレビ小説」父が営む沖縄・宮古島のホテルの再生を夢見る狩野純と、彼女を支える青年・愛が織り成すラブストーリー。。

11話ネタバレ

連続テレビ小説「純と愛」11話「ほんとうのかお」ネタバレ

オオサキプラザホテル
宿泊部

米田「これくらいの常識はあるみたいだな」

真一郎「おはよう!」

一同「おはようございます」

真一郎「みんな 元気?」

米田「あ 社長! どうなさったんですか?」

真一郎「いやー それがさ まいったよ! 今 ナニワ製薬の社長さんと ハウマッチしてたんだけどさ 最後のパーパット スライスかと思ったらさ まっすぐなんだもん 悔しくて 悔しくて まあ いいや それより 昨日の 騒ぎの話しをしたらさ こらからも ウチのホテルを使うって 約束をしてくれたから」

純「本当ですか?」

米田「でも 粕谷様が」

真一郎「あぁ あの人はね 自分の地位を利用して 今まで いろんなところから マージンみたいもの もらってるのバレて 懲戒免職になるみたいよ」

米田「えぇ!」

真一郎「てなわけだから まあ 多分 こんなものは いらないよね? じゃ これからもがんばって 社長!」

純「ありがとうございます!」

おじぃ ウチの社長 本当は大物だったりして

純「あの…」

真一郎「いやー 会いたかった! 今日は夜まで 離しませんよ」

なわけないか

ロビー

おじぃ 仕事の方はなんとか クビにならずにすんだけど

池野「あとは 頼んだよ 社長」

皆川「頼んだよ」

田嶋「社長」

「これも 頼んだわよ」

純「はい」

あれからは 良い事は 全然なく

客室清掃

純「すみません あの お客さんにシーツ汚れてるって言われちゃって お願いします」

「すいませんね 社長」

純「… じゃあ あとはお願いしますね」

食堂

純「千香ちゃん となり いい? どう 仕事?」

千香「ごめん 私 行かなくちゃ」

なんか こういう感じあったな 高校の時も

ハンドボールのキーパーがいない って泣きつかれたから 仕方なく入部したら

試合に負けても 全然悔しそうじゃないから それでいいのか? って みんなに言ったら

「うっとしいわ」

兄貴は 兄貴で 高校のクラスの子に片っ端から手つけるから 私が裏で手引いてるんじゃないかと 疑われるし

アホな弟は 食い過ぎて 学校でうんこ漏らすから うんこ兄弟とか 呼ばれるし

自宅

剛「なんか お母ちゃんと違う」

純「剛 あんた いつまで 居るわけ?」

剛「大丈夫 大丈夫 ちゃんと 考えてるから これから どうするか あの家に居て お父ちゃんの言いなりになってる お母ちゃんを見るのが辛いんだよ なんか こう宮古の海を汚されてる気がしてさ」

アホは アホなりに 心配してんだ 家族のこと

(携帯の着信)

純「もしもし どうしたの? お母ちゃん」

狩野家

晴海「それがさ お父さんが 純がクビになったか 確かめろっと言うからさ」

善行「余計な事言わんでええねん」

晴海「すみません ねえ あんた 何かあったの?」

純「え? お父ちゃんに『お生憎様』って言っておいて」

善行「世の中はな 寸善尺魔や」

晴海「すんぜんしゃ?」

善行「寸善尺魔! 一寸の善と一尺魔と書いて寸善尺魔 世の中は 良いことよりも 悪い事の方が多いという意味や」

純「お母ちゃん そんなやつ放っておきなよ そうだ 剛に代わろうか?」

晴海「剛 そっちにいるの?」

善行「え?」

純「あれ? おい! コラ! おい! ちょっと!」

剛「お母ちゃんに心配するな って 言っておいて」

純「お前 どこに行くんだ コラ? お母ちゃん あいつ逃げた!」

晴海「何 のんきなこと 言ってるの? 早く捕まえて こっちに帰ってくるように説得してちょうだいよ 弟の事が 心配じゃないの あんた」

ったく あいつのことになると 甘いんだから お母ちゃん

オオサキプラザホテル
休憩室

あっ すっかり 忘れてた こいつの事

純「あのさ」

愛「はい」

純「この前 ごめんね」

愛「別に大丈夫です ホテル 辞めずにすんだんですね」

純「もしかしてさ あんとき 私の こういう なんか見えたりしたの?」

愛「まあ 少し ブレてた程度ですけど」

純「あぁ」

愛「信じる信じないは 自由ですから」

ロビー

純「あの人! あの 髪 くるくるの人」

愛「あの人は いじめられている中学生みたいに 怯えた目をギラつかせながら 首を360度回しています」

純「ウソ? あ あの子は?」

愛「あの子は 赤ん坊みたいに ギャーギャー騒ぎながら 手当たり次第に 周りの物壊してます」

純「あ あの 背筋 ピーンと張った人は?」

愛「もの凄い鎧をつけた武士みたいです なんか凄い 傷だらけだし でも 結構あなたに似ているかも」

純「似てないよ でもさ なんで そうなったの? 生まれつき?」

愛「いや あるきっかけがあった っていうか…」

水野「狩野さん!」

純「あの人は? やっぱり いいや あの人は」

水野「よかったね クビにならなくて」

純「はい ありがとうございます」

水野「まあ こっちはがっかりだけど すっぽかされて…」

純「え? なんでしたっけ?」

水野「え? 忘れたの? ごはん行くって 約束したじゃん こっちは ずっと待ってなのに…」

純「あ! すいません!」

水野「じゃあ 今日行ける? 終わったら」

純「はい!」

純「なんか 見えるの?」

愛「この人は…」

純「なに?」

愛「僕の同級生です」

水野「ああ 待田…愛『あい』じゃなくて『愛』って 書いてなんだっけ?」

愛「『いとし』です」

水野「いとし!」

愛「久しぶりです」

水野「久しぶり」

レストラン

水野「そっか もし 自分が社長だったらって考えたわけだ」

純「はい」

水野「なるほどね 俺も なんか 困ったこと あったら そうしてみようかな?」

純「滅相もないんで 私 この間 言ってた あの なんでしたっけ? ミケさん? ミケさんでしたっけ?」

水野「もしかして サモトラケのニケのこと?」

純「それです 私 気に入って 待ち受けにしちゃいました」

水野「本当だ! やっぱり 似ているよ 君」

純「そうですか?」

愛「すみません お手洗いに」

純「また? さっきも行ったじゃん」

愛「人が多いから気持ち悪くなってしまって」

純「いってらっしゃい」

水野「大丈夫から あいつ? 高校の時も いつも ああやって うつむいて 歩いてて」

純「あの? あいつ どんなやつだったんですか?」

水野「確か家は神戸の結構な金持ちで 両親は弁護士だったんじゃないかな」

純「そうなんですか?」

水野「あと 双子の弟が居たらしいんだけど 病気で亡くなったって」

手洗い場

待田純「なんで お前が生きてるんだ? お前が死んだら良かったのに」

道中

純「あの 牛ウマかったなぁ」

水野「ステーキね?」

純「はい」

水野「いつも あんなに食べるの?」

純「食べますね」

水野「よく太らないね」

純「本当そうなんですよ ごちそうさまでした」

愛「すみません 僕まで ごちそうになっちゃって」

水野「なに言ってんだよ 久しぶりに会えて 嬉しかったし」

愛「はい」

純「じゃあ 私は これで」

水野「送っていくよ 方向一緒だし」

純「いやー でも…」

水野「じゃあな 愛」

愛「じゃあ」

純「じゃあね」

愛「純さん!」

純「うん?」

愛「気をつけて!」

純「あそこです ウチ!」

水野「どこの部屋?」

純「一番上の明かりついてるとこです」

水野「だれかいるの?」

純「実は 今 弟が居候してて もう こいつが とんでもないアホで」

水野「そうなんだ」

純「あの 今日は ありがとうございました じゃ おやすみなさい」

水野「君と付き合いたいんだ」

純「え?」

水野「初めて会った時から そう思ってた」

うわ! え いきなりかよ!

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