【 連続テレビ小説「純と愛」】122話のネタバレです。
あらすじ
夏菜主演によるNHK朝の「連続テレビ小説」シリーズ第11巻。TVに取り上げられるほど話題のホテルになっていく「里や」。そんな中、純は宿泊客の男女の縁結びをするという新たなサービスを思い付く。第21週「えんむすび」と第22週「そのままのじぶん」を収録。
122話ネタバレ
純宅
純「今日は朝からボリューム満点だったね。」
愛「そうですか?」
純「うん。」
回想
回想終了
愛「純さん。」
純「うん?」
愛「純さんが またやる気になるように ごはん 大盛りにしておきました。」
純「うん ありがとう。」
愛「本当に もうホテルじゃ 働かないんですか?」
純「言ったでしょう 私が関わったホテルは全部ダメになるって。」
愛「それは純さんのせいじゃないんじゃ…」
純「きっとね 私はね ホテルと相性が悪いの。 なんかね 神様に言われてる気がする。 お前はホテルで働くのはもうやめた方がいい って。 そういうことだから。」
愛「ちょっと 純さん待って。」
純「新しい仕事 なるべく早く見つけるから。 行ってきます。」
愛「純さん ちょっと 待ってください 純さん! …行ってらっしゃい…。」
愛「あっ頭痛え…。」
晴海の部屋の扉が開く
愛「あ おはようございます。」
晴海「おはよう 愛さん。 あれ? 純は?」
愛「もう出かけました。 新しい仕事探しに。」
晴海「そう じゃあ 元気になったんだね。」
愛「まあ。」
晴海「今度 どんなホテルで働くのかね 楽しみね。」
ヘルパー「そうですね。」
愛「そうですね。」
カフェ
はあ… どっから行こうかな。 やっぱ レストランかな
イメージ
純「いらっしゃいませ。 ご注文は?」
「ハンバーグ。」
「オムライス。」
「オレンジジュース」
「カレー。」
「ハムサンド。」
「ケーキ。」
「コーヒー。」
もうチョット 大人っぽい仕事の方がいいか。
純「極上のカクテルをあなたに。」
ああ こんなことなら 資格とか取っときゃよかったな。
純「はい 皆さんチャイムが鳴りましたよ 座ってください。 先生の授業 受けてみない?」
とか…
純「じゃあ お熱測りましょうね。 はい こちらですよ。 じゃあ 心臓の音も聞きますからね。」
とか…
純「シートベルトをお締めください。 アテンションプリーズ。」
いかん 空想の中でコスプレショーやってる場合じゃない。
ん? なんじゃこれは?
純「幸せを 探してる人は こちらへ?」
剛「おお お姉 どうしたの?」
純「剛? 何やってんの また こんな落書きみたいなことしてさ。」
剛「いや 落書きじゃねえよ これ アートだよ アート。 まあ 今まで色々 周り道してきたけどさ これが俺らしい生き方だって やっとわかったんだ。」
なんで こんなにキラキラしてんだ こいつは?
剛「あ そういえば お兄がなんか張り切ってたよ。 新しい仕事始めるみたい。」
純「え?」
狩野家
純「ここで お店開くことにしたんだ。」
正「いやー まいったよね 里やでのゴッドハンドマッサージが評判なって 開店前から予約でいっぱいでさ。」
純「勇気 いいね。 パパとママが張り切ってて。」
正「なあ 純。」
純「うん?」
正「お前も もう少し元気だせよ。 里やがなくなって ツライのはわかるけどさ。」
純「うん。」
マリヤ「早く 勇気の笑顔に負けないような 魔法の国作ってね。」
里や跡地
サト「あら どうしたの 社長?」
純「あ イヤ あの… 近くまで 来たんで たまたま はい。 あの ここ どうなるんですか?」
サト「現場検証終わったんで もうすぐ取り壊すけど あーあ…。」
純「じゃあ やっぱり 無理なんですか? もう一度立て直すのは?」
サト「まあね この土地も 借金の担保になってるから もう私のもんじゃないし。」
純「そうですか…。」
お父ちゃん なんか 故郷は なくなるような気分だよ。
サト「どうしたの あなたたちまで?」
蘭「あの 紹介してもらった美容院にお世話になることにしたので 一応ご報告に。」
サト「そう。 セニョールはちゃんと 行った? 紹介した店?」
忍「あ… はい… でも…。」
サト「あ そうだ 社長は?」
純「あ… あの… 私は もうホテルで働くのはやめようと思って。」
サト「え? なんで?」
純「だから その… 女将さんこそ なんか 旅に出るって おっしゃってましたけど?」
サト「今 役所とかに後処理で周んないといけないから それが終わったらね。」
サト「ヤバ! 私 不動産屋と約束してるから じゃあね みんな グッドラック!」
羽純「ねえ 本当に これで お別れなの?」
純「羽純ちゃんは これから どうするの?」
羽純「おばさんに とりあえず 沖縄に帰れって 言われてるけど…。」
純「帰るの 沖縄?」
羽純「仕事見つけようと 思っても 私は色んな曲が歌えるだけで みんなみたいに手に職とか無いし…。」
純「セニョールさんは いいんですか? 女将さんについていかなくて?」
忍「でも ついてくるなって言われてるし。」
蘭「純ちゃんは?」
純「はい?」
羽純「そうだよ ねえ? ホテルの仕事諦めるって本気なの?」
純「うん。」
忍「そんなこと 言わないでくださいよ。」
蘭「そうよ あんたからホテル取ったら 何が残るの?」
純「あの私 面接あって これから すみません。」
羽純「あ ちょっと…。」
純宅
純「ただいま。」
愛「おかえりなさい。 どうでした? 就活は?」
純「うん 決まったよ 結構有名なブランドショップが契約社員募集しててさ 頑張れば正社員は夢じゃないっていう感じだったからさ。」
愛「純さん。」
純「うん?」
愛「本当に それでいいんですか?」
純「うん?」
愛「純さんがツライのはわかります。 でも もう1度 0から頑張ってみませんか? 僕 今まで以上に 支えますから。」
純「今までみたいに 自分がやってきたことが 全部無くなっちゃうかもしれないって思ったら なにも出来ないの ごちそうさまでした。」
愛「今までやってきたことは 無駄になんかなってません。 純さんの中で 1つ1つ…」
純「お願いだから わかってよ 私の気持ちも。」
愛「じゃあ 本当に もうホテルで働く気はないんですね?」
純「そうよ。」
愛「おじぃの魔法の国も 諦めるってことですね?」
純「そうよ。」
愛「わかりました。」
エプロンを畳み始める愛
純「なんで畳んでんの? ねえ あの ちょっと? あの え?」
愛「これは 貰っていきます 元々僕のなんで。」
純「え? あ 一体どこ行くつもりですか?」
愛「実家に帰らせていただきます。」
あまりの出来事に 体が反応しない