ドラマダイジェスト

連続テレビ小説「純と愛」123話「そのままのじぶん」ネタバレ

【 連続テレビ小説「純と愛」】123話のネタバレです。

あらすじ

夏菜主演によるNHK朝の「連続テレビ小説」シリーズ第11巻。TVに取り上げられるほど話題のホテルになっていく「里や」。そんな中、純は宿泊客の男女の縁結びをするという新たなサービスを思い付く。第21週「えんむすび」と第22週「そのままのじぶん」を収録。

123話ネタバレ

純宅

お父ちゃん 色々あって 今日は 久しぶりのお母ちゃんと2人で朝ご飯を食べています。

晴海「おとうさん 好きだったよ 出し撒き卵。」

純「うん。」

晴海「夫婦喧嘩とかして 腹が立ったらさ しばらく作らないわけさ。 そしたらさ おとうさん 我慢できなくなって ボソっと 頼むから 出し撒き卵作ってくれって言うんだよ。 それで仲直り ケンカは終わり。」

純「へえ そうなんだ。」

晴海「でも 今日の出し撒き卵は 美味しくないね。」

純「ごめん 今日 私が作ったんだ。」

晴海「愛さんは? どこに行ったの?。」

純「え…。」

回想

愛「実家に帰らせていただきます。」

回想終了

純「あ あのね 愛君 今お義母さんが ちょっと 体調くずしちゃったみたいで 里帰りしてんの。」

晴海「そう。」

純「うん。」

晴海「心配だね。」

純「うん。」

なんてウソをついてるんだ 私は。

晴海「で… 純は?」

純「うん?」

晴海「純は どこに行ったの?」

純「え? 何言ってんのお母ちゃん? 私なら ここにいるじゃない。」

晴海「あんたは 純じゃないさ。」

純「ねえ お母ちゃん 私が純でしょ? わかんないの? 私 純じゃん?」

チャイムが鳴る

純「あ はい!」

あ もしかして

純「愛君 帰って来たかも?」

晴海「うん。」

純「はい。」

誠「お邪魔します。」

匂いを嗅ぐ誠

誠「眠った? お義母さんは。」

純「うん ようやく。」

誠「なんか 純さんのことわからんかったみたいやけど。」

純「うん ちょっと 今日体調悪いみたい。 そっちこそ どうしたの今日は?」

誠「愛ちゃんのことに決まってるやん。」

純「やっぱり 愛君 実家帰ってるんだ。」

誠「昨日 ママと3人で 愛ちゃんが作ってくれた夕飯食べたけど おいしかったな。 これから毎日 あんなん食べれるかと思うと ママも喜んでたで。」

純「そうなんだ よかったね。」

誠「なに 情けないこと言うてんの? 聞いたで もうホテル就職せえへんのやて?」

純「その方がいいのよ。 ホテル業界の人のためにもさ 私 ホテルクラッシャーだからさ。」

誠「あっそう…。 わかった それやったら これ!」

純「なにこれ?」

誠「愛ちゃんに頼まれた 純さんの気が変わらへんねやったら 渡してくれって。 早くウチに来て 帰ってきてくれって 頼んだら?」

純「なんで そんなことしなきゃいけないの 私が? だって勝手に出てったの あっちでしょ?」

誠「つまらん意地はらんと 早く仲直りすれば?」

純「ああ あのね 私はね 新しい就職先も決まったの あ 誠ちゃんにも ここ ステキなお店だから 是非 遊びにきて。 じゃあ 行ってくるから。」

誠「ちょっと 純さん?」

純「うん? ああ 誠ちゃん ちょっと ここで待っててくれる? 剛呼んで来るからさ。」

誠「それは いいけどね これは どうすんの?」

純「ああ… やっとく やっとく やっとく じゃあね。 行ってきます。」

誠「ちょっと 純さん。」

J&A

純「失礼します。 お似合いですよ。」

「そう? 本当に?」

純「…すみません。」

次から 似合わないと思ったら なんて言えばいいんだろう… 聞いとかないと。

先輩店員「待田さん。」

純「はい。」

先輩店員「食事行っていいわよ。」

純「はい。」

昼休憩

ずっと立ってたから 足がパンパンだ。 ああ… どうしよう

な なんて打てばいいんだ…

純✉『離婚なんてバカなこと言ってないで、帰ってきたら?』

愛✉『そっちが反省して、あやまるンなら。帰ってやっても』

純✉『誰がそんなことするか。あたしは、日本一のカリスマ店員になったるんじゃ』

愛✉『そんなモンなれるわけないだろ、バーカ』

うーん お父ちゃん なにやってるんだろう 私

純『ずっとお家でママに甘えてろ、ガキ!』

待田家

愛「なにをー!」

多恵子「なに カッカしてるの?」

愛「あ いや 別に。」

多恵子「はあ… 早く帰れば?『どうしよう… ああ まさか本当に離婚届け出してないよな? 少しはこっちのメンツも考えて そっちから 謝れよ。』って子供みたいに オタオタしてるくせに。」

愛「やっぱり 見えてるんですね…。」

多恵子「ああ 臭いし耳鳴りも酷いわ あなたがしゃべると。」

晴海の部屋

純「お母ちゃん 剛 ただいま 純だけど(ノック)お母ちゃん 剛 いないの? あれ? なんで いないんだ? あ ウチかな?」

(携帯の着信)

純「もしもし 誠ちゃん?」

誠「もしもし 純さん。」

純「うん どうしたの?」

誠「お義母さんとつよ吉なら ウチにおるから。」

純「え? どういうこと?」

誠「お義母さんがどうしても愛ちゃんに会いたい 言うて聞かんから連れてきた。」

待田家
玄関

純「お邪魔します。」

リビング

誠「純さん来たで。」

純「すみません あのお義母さん 食事中に。」

誠「そうや 純さんも食べたら?」

剛「そうだよ 一緒に食べなよ 愛君の料理 凄いおいしいよ。 ね? お母ちゃん。」

晴海「そうね おいしいね。」

純「結構です お母ちゃん 帰ろう ご迷惑だからさ。」

晴海「あら? あなた どちら様ですか?」

純「お母ちゃん なに言ってるの? 純だよ 私。」

晴海「愛さん 純は どこに行ったの?」

愛「ああ… いや ちょっと…。」

純「そんなこと 言わないで ここ…」

多恵子「いいじゃない 今日は泊まってもらえば 部屋なら 余ってるんだし。」

純「いや でも… それでなくても ご迷惑かけてるんで 里やの借金肩代わりしていただいたのに 返すアテもないし…。」

多恵子「それなら 女将さんがとっくに返しにきたわよ。 火災保険がおりたし 土地も売れたとか言って。」

純「そうなんですか?」

多恵子「それより あなた 今の顔! みっともない 本性丸出し 見てられないから もう向こう行ってちょうだい。 と もう1人 同じようなのがいるから そいつも連れていって。」

愛の部屋

純「失礼します。 あの… 愛君 お願いだから 帰ってきてくれないかな? びっくりしちゃうじゃない あんな離婚届なんか いきなり出されちゃったらさ。」

愛「じゃあ ホテルで働く気になったんですか?」

純「それは… それは無理だよ… ほら 新しい就職場所も決まって働きだしたしさ。」

愛「じゃあ 僕も帰りません。」

純「そんなこと言わないでよ。 私 愛君いないと困るんだよ。」

愛「そりゃ 困りますよね なにが困りますかね。 あ ご飯食べられないからですか? それとも 掃除 あ アイロンもかけられないですもんね。 僕がいなきゃ 何も出来ないですよね そりゃ。」

純「なんで そういう言い方すんのよ? じゃあ 私も言わせてもらうけどさ 心の中で 本当は人のことバカにしてるくせにさ 善人面して 良い子ぶるのとか やめてくれないから?」

愛「善人面? すいませんね 僕ね 元々 こういう顔なんですよ 目尻が下がった。 じゃあ 僕も言わせてもらいますけどもね。 なんか 自分が正しいみたいな感じにしてて 急にウマくいかなくなった時に なんか アピールみたいに落ち込むのやめてもらえますか? こっち 疲れちゃんうんですよね。」

純「アピールなんか 私1回もした覚えないからね。 っていうか そういう風に 私が落ち込んでる時にさ 愛君はさ こっちはちゃんとやってます ビシッ!みたいな顔してさ そうやって 人にプロッシャ…人にプレッシャーかけるの やめてよ。 だいたいさ 文句があるなら 自分が働けばいいじゃない? そうよ 働けばいいじゃない! 人の本性と見えなくなったんでしょ 最近?」

愛「言われなくても そうしますよ。 それだけじゃない ネット上の あなたの夢支えますって書いて あなたより ステキな夢を持った女性を支えに行きますよ 人権活動家とかアーティストとかステキなんでしょうね。」

純「勝手にすれば? こっちはね 普通の男みつけて 普通の結婚して 普通の生活してね あ そうだ 子供作ろ。」

愛「あ 普通って 言いましたね 完全に地雷踏みましたね じゃあ 僕なんかと さっさと別れたら どうですか?」

純「… ああ そうするわよ。 そっちだってね 私より もっとかわいい 愛とナントカって言う子でも見つけて 早く とっとと 幸せになれば?」

愛「なにしてるんですか?」

純「これ 書かしてもらいます。」

お父ちゃん なにやってんだろ 私… こんなことしに来たんじゃないのに

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