【 連続テレビ小説「純と愛」】124話のネタバレです。
あらすじ
夏菜主演によるNHK朝の「連続テレビ小説」シリーズ第11巻。TVに取り上げられるほど話題のホテルになっていく「里や」。そんな中、純は宿泊客の男女の縁結びをするという新たなサービスを思い付く。第21週「えんむすび」と第22週「そのままのじぶん」を収録。
124話ネタバレ
待田家
愛の部屋
お父ちゃん 愛君と 次元の低いケンカをしてしまいました。
愛「じゃあ 僕なんかと さっさと別れたら どうですか?」
純「… ああ そうするわよ。」
愛「なにしてるんですか?」
純「これ 書かしてもらいます。」
リビング
純「お母ちゃん 帰ろう。」
晴海「え? どこに?」
純「ウチに決まってるでしょ やっぱり泊まるなんて 迷惑だからさ。」
晴海「なに言ってる? あなた誰ね?」
純「なに言ってるの 私よ 純でしょ ね 帰ろう 剛も手伝って。」
晴海「愛さん この人 純のフリして 無理やり連れていこうとするよ。」
純「なに言ってるのお母ちゃん ねえ。」
晴海「愛さん 純 どこに行ったの?」
愛「ああ いや…。」
純「ねえ お母ちゃん 私はここにいるよ 私 純でしょ ねえ? なんでわかってくれないの?」
多恵子「とりあえず 今日は帰ったら?」
純「でも…。」
多恵子「愛もそれで いいわね?」
愛「…はい。」
純宅
はあ… なんで こんなになっちゃったんだろ。
純「はあ…。」
わかってます 全部 私が悪いんです。でも… 自分でもわからないのよ どうやったら もう1度 ホテルで働らく気になるのか。
待田家
リビング
多恵子「ワインでも飲まない?」
愛「あ いや 僕は…。」
多恵子「離婚届 出すんでしょ? 私としては 待ち望んだ日が来たわけだから 乾杯したい気分なんだけど。」
愛「いや…。」
多恵子「『うーん なんでこんなことになっちゃったんだろ 純さんがホテルやるって言ってくれさえすれば こっちは すぐ帰るつもりなのに。』」
愛「なんか もう色々聞くのやめてください もう。」
多恵子「だったら そんなところで ウジウジしてないで彼女がその気なる方法 考えたら?」
愛「お母さん。 今まで聞きたかったこと 今 聞いてもいいですか?」
多恵子「なに?」
愛「お母さんは どうして 弁護士になったんですか? 1人娘だから おじいちゃんの法律事務所継がないといけないからですか? それとも なにか 他に理由があるんですか? 困ってる人や弱ってる立場の人を助けたいとか…」
多恵子「なんだったかしらね 忘れたわ。」
愛「じゃあ お父さんとなんで結婚したんですか? お父さんの どういうところが好きなったんですか? あと 僕と純が生まれた時 どういう 気持ちでしたから? なんで… なんで 僕に愛と書いて”いとし”と読む名前をつけてくれたんですか?」
多恵子「ああ(あくび)勘弁してくれる? もう眠くてたまんない。」
J&A
もう 離婚届出したのかな…
久世「ねえ?」
純「いらっしゃいませ。」
久世「なんで あんた こんなところにいるの?」
純「ああ いや 先日から ここで働かせてもらうことになりまして。 あ ほら J&Aだし なんか 私にぴったりかなと思って。」
久世「じゃあ 里やは営業再開しないって聞いたけど 本当なのね?」
純「はい。」
久世「それに私はまだ ちゃんと笑わせもらってないんだけど それも無理ってこと?」
純「それは… あの… ステキな服を見つけて お客さんが笑顔になるような そんなお手伝いができたら いいなと思いまして… ほら これとか 凄くお似合いですよ。 あの どんな 服がお好きですか?」
久世「ここには 1つもないわ そんなもん。」
先輩店員「あの もしかして 秋代先生じゃ? ご無沙汰しております。」
え? どういうこと
久世「久々に見せてもらったけど どれもこれも ロクなもんじゃないわね。」
先輩店員「すみません。」
久世「ああ それから この人向いてないから 今すぐ クビにして。」
純「え?」
狩野家
純「勘弁してくださいよ。 なんで 自らクビになんなきゃいけないんですか?」
久世「人間は 嬉しいのに嬉しくないフリは出来るけど その逆は すぐにバレんのよ。」
正「久世先生 お待たせしました。」
久世「はいはい。」
正「お着換えの方お願いします。」
純「ねえ お兄ちゃん ちょっと ちょっと ねえ あの人 ここ来てんの?」
正「ああ まあ 何度か。」
純「じゃあさ もしかして あの人の正体知ってる?」
正「いや この前聞いたんだけどJ&Aの元デザイナーの久世秋代だよ。」
純「ええ! だって J&Aって 私が働いてたところじゃん。」
正「え?」
純「ええ! いや なんで なんで そんな凄い人が里やにずっといたわけ?」
正「いや なにもかも失ったとか言ってたな。」
純「どういうこと?」
正「元々 J&Aってのは。」
純「うん。」
正「Aは秋代さんのAで Jはパートナーの男性の名前みたいでさ 秋代さん その人と2人で 0から頑張ってブランド大きくしたらしいんだけど。」
正「有名になって 周囲にチヤホヤされるようになったら 意見が合わなくなって んで 彼にデザインがマンネリだって責められたら とうとう言っちゃいけないこと言っちゃったみたいなんだよ。」
純「え なんて言ったの?」
久世「あんたなんか いなくたって 私 1人でもやっていけるわよって。」
純「あ ああ。 失礼ですけど その後は 相手の方とは?」
久世「もちろん 終わりよ。 先生 よろしくおねがいします。」
正「はい。」
純「あの 秋代さん そのパートナーの方と別れて 後悔してるんじゃないんですか? だって J&AのAは 秋代さんのAでJは 秋代さんの”と”の人だったんですよね?」
久世「…」
純宅
鍵が開いてる
え? 開いてる…
純「ちょっと! 誰よ あんた? なにやってるのよ ウチで? 勝手なことやって 誰?」
驚いて頭をぶつける愛
愛「痛った! なんなんですか? 僕ですよ 僕。」
純「ああ なんだ 帰ってくるなら 言ってくれたら よかったのに。」
愛「いや 別にそんなんじゃないですよ。 ちょっと忘れ物を取りにきただけなんで。」
純「そんなこと言わないでさ いい加減 機嫌直してよ。」
愛「なんですか それ? 俺の機嫌がどうのこうのとか そんな問題じゃないでしょう。」
純「怒んないでよ。 なによ 全部私が悪いわけ じゃあ?」
(携帯の着信)
愛「電話です。」
純「わかってるよ。 もしもし。」
蘭「ごめんね 純ちゃん そっちに士郎行ってないよね?」
純「え? どうしたんですか 士郎君?」
蘭「なんか姿が見えなくて。」
純「ああ 羽純ちゃん 士郎君がいなくなったみたいなんだけど。」
羽純「士郎君なら 一緒にいるけど?」
純「え?」
里や跡地
羽純「あ 純ちゃん。」
純「士郎君 ねえ ママ心配してたよ。 ああ 羽純ちゃん どういうこと?」
羽純「あ 私 沖縄に帰りたくないけど 行くところもないし なんかフラフラしてたら いつの間にか ここに来てて そしたら 泣いてる士郎君見つけて…。」
純「士郎君 どうしたの? 教えてくれないと わかんないよ なにがあった… あ!」
蘭「士郎 一体どういうつもり? ママに心配かけて 士郎!」
蘭「いい加減にしなさい! いつまでも こんなことして! おいで 士郎!」
士郎「イヤだ ここがいい! みんなと離れたくない。」
蘭「なに言ってるの? 行くの!」
士郎「助けて 社長!」