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連続テレビ小説「純と愛」126話「そのままのじぶん」ネタバレ

【 連続テレビ小説「純と愛」】126話のネタバレです。

あらすじ

夏菜主演によるNHK朝の「連続テレビ小説」シリーズ第11巻。TVに取り上げられるほど話題のホテルになっていく「里や」。そんな中、純は宿泊客の男女の縁結びをするという新たなサービスを思い付く。第21週「えんむすび」と第22週「そのままのじぶん」を収録。

126話ネタバレ

待田家
愛の部屋

純「うん。 私ね 宮古に帰ろうと思うの お母ちゃんと一緒に。」

愛「え?」

純「お母ちゃんのためにも そうした方が いいなって…。」

愛「それ 言われちゃったら もう なんにも言えないですよ。 結局 純さんは こっちの気持ちなんて どうでもいいから 僕に支えてもらいたいだけ なんじゃないですか? もしかしたら 僕たちは”と”で結ばれる人間では なかったのかもしれませんね。」

狩野家

マリヤ「じゃあ 本当に宮古に帰っちゃうの? 愛君と別れて。」

純「うん。 ついてこないって言われちゃったからさ。」

マリヤ「お母さんは 納得したの?」

純「ああ… 今 剛が連れて帰ってるから 夜にでも ちゃんと話すつもり。 勇気と離れるのは 寂しいけどね。」

久世「本当にそれで いいの?」

純「あ いらしてたんですか?」

久世「あんた 本当に後悔しないんだ 旦那と別れて?」

純「はい。」

久世「ふーん。 じゃあ 私と一緒になるんだ。 ”と”の人を失って。」

純宅

(ノック)

純「剛…。」

剛「お母ちゃん 連れて帰ってきたよ。」

純「そう ありがとう。」

剛「ねえ? 本当に宮古に帰っちゃうの?」

純「うん。」

剛「ホテルで働くのもやめるしさ 愛君とも別れちゃうんだ?」

純「そうだよ。」

剛「あ モネはさ。」

純「ん? なに?」

剛「あ 画家のモネだよ モネ!」

純「あ モネさん… モネさんがその どうしたの?」

剛「モネはさ 奥さんが死んだ時でさえ その顔をスケッチしたんだ。」

純「うん?」

剛「だから だから どんなにツラい時でも モネは モネだったんだよ。 じゃあ お姉はどうなの? そんなのお姉らしくないじゃん って話し。」

部屋を出ていく剛

お父ちゃん 今の励ましてくれたんだよね?

里や跡地

久世「なに?」

純「あ すみません。」

久世「どうしたの その顔?」

純「ああ… あの実は お節介とは思ったんですけど 秋代さんの”と”だった人に 会ってきたんです。 秋代さんにもう1度会ってくれないかって。」

久世「え?」

純「でも そしたら 断られちゃったんですけど でも それでも なんとか 電話でもいいんで 話しだけでも してくれないかって言ったんです。 そしたら しつこいって言われちゃって。」

久世「バカだね。 でもさ あんたも なんで余計なことするの? 頼みもしないのに。」

純「すみません。 秋代さんに どうにか笑ってもらいたくて その人とまた 秋代さんが話しが出来て仲直りが出来たら 秋代さんが また笑ってくれんじゃないかなと思ったんです。 すみません。」

純宅

晴海「純 あんたは 本当に仕方ない子だね。 なんで 自分の気持ち隠すの? もっと素直になればいいさ? そうだね きっと 私に似たんだね でも そのままでいいからね 純。」

待田家

多恵子「もう うるさくって 仕事に ならないじゃないの!」

愛「え? 聞こえてました?」

多恵子「音楽じゃないわよ あんた! もう うっとうしいから もう早く出て行ってくれない? 一生彼女を支えるって決めたんでしょ?」

多恵子「だったら なんで 1番苦しい時に そばにいてあげないのよ? なんでホテル以外で仕事したら離婚するわけ? じゃあ なに? 私が弁護士やめたら あんたの母親じゃなくなっちゃうわけ?」

愛「親子と夫婦は違いますから。」

多恵子「そんなのわかってるわよ でも言わずにいられないのよ。 ついでに この前聞かれたこと 全部答えるあげるわ。 私が弁護士になったのは 男じゃなかったことにガッカリした父親を見返してやりたかったからよ!」

多恵子「あんたの父親と結婚したのは 若い頃 あの人のことを心から尊敬していたから あなたと純が生まれた時には そりゃもう 私に人生で1番 幸せな時間だった 素晴らしいことを成し遂げたって気がして自分が誇らしかったわ。 だから ”純”と”愛”なんて名前つけたんじゃないの。」

愛「お母さんがつけてくれたんですか?」

多恵子「悪い? あなたの父親は”愛”っていうのはやめた方がいいって言ったけど でも私は”愛”と書いて”いとし”と読めばいいって譲らなかった。 この子は男とか女とか そんな枠を超えた凄い子になってくれたらいいって。 以上。 わかったら とっとと出て行きなさい。」

離婚届を破り捨てる多恵子

愛「ふっ。」

多恵子「なによ?」

愛「いえ。 一生お母さんの口から そういうこ言葉が聴けると思ってなかったから。」

多恵子「え?」

愛「凄い嬉しいです。 ありがとうございます。 行ってきます。 お母さん。」

玄関

多恵子「あら?」

純「夜分遅くにすみません。 あの愛君いますか?」

多恵子「今 帰ったけど 会わなかった?」

純「え? まさか 離婚届 出しに行ったんじゃ?」

多恵子「知りたきゃ 自分で電話かけてみれば?」

純「それが 私携帯忘れちゃって あっ すみません ありがとうございました。」

多恵子「待ちなさい 私が今電話してみるから。」

純「ありがとうございます。」

リビングから携帯の着信音が聞こえる

純宅

純「愛君 愛君! もう」

再び出ようと玄関を開けると

愛「あっ!」

純「わ! びっくりした。 あ なにやってるの?」

愛「鍵 渡しちゃったから 中入れないって思ってたら…。」

純「あ そっか… あ そうだ これ 忘れてったよ。」

愛「あ ウチ行ったんですか?」

純「話しがあるの。」

愛「僕もです。」

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