ドラマダイジェスト

連続テレビ小説「純と愛」127話「そのままのじぶん」ネタバレ

【 連続テレビ小説「純と愛」】127話のネタバレです。

あらすじ

夏菜主演によるNHK朝の「連続テレビ小説」シリーズ第11巻。TVに取り上げられるほど話題のホテルになっていく「里や」。そんな中、純は宿泊客の男女の縁結びをするという新たなサービスを思い付く。第21週「えんむすび」と第22週「そのままのじぶん」を収録。

127話ネタバレ

純宅

純「話しがあるの。」

愛「僕もです。」

愛「ああ いや あの… どうしたんですか あの 顔?」

純「ああ これ ああ ちょっと待ってね 話したいことがいっぱいあって あの まとまんないっていうか。」

愛「ああ 大丈夫です あの落ち着いて…。」

純「私は ホテルで働くことで 人を笑顔にしたいと思ってたし ホテルで働くことで 人が幸せになるって 思ってた。」

愛「はい。」

純「…っていうのは 建前… 本当は寂しいだけなの… 本当は 自分に自信がなくて… だから 人のために何かをして ありがとうって言われたいし 人より頑張って 凄いねって褒められたいの。」

純「周りの人がね 笑顔じゃないと不安なの 考えてみたら小さい頃から そうだったんだけどね。 お父ちゃんやお母ちゃんに もっともっと自分を見てほしかったし 純が1番かわいいねって言われたかったし 褒められたかったし もっともっと愛されたかった。 だから おじぃにお前はそのままで良いんだよって言われた時 死ぬほど嬉しかった。」

純「だからおじぃのことを好きになったし だから おじぃみたいな魔法の国を作りたいって思ったの。 人の… 人のためじゃない 全部自分のためなの 愛君に… 愛君と… 愛君を好きなったのだって そう 私は 1人ぼっちで でも そんな中で愛君は あなたはそのままでいてくださいって言ってくれた。」

純「それだけ… でも もう1人ぼっちはイヤなの 愛君には いつも いつも 味方でいてほしいの いつでも応援してもらいたいの 所詮その程度の女なの… ごめんなさい…。 でも… もう2度と 魔法の国は諦めるなんて言わないから これからも 私のこと支えてくれませんか? お願いします。」

愛「僕は どんな職業に就いても あなたを支える覚悟で ここに来ました。 今のあなたが 今の待田純が1番好きです。」

純「うん。 ありがとう。」

玄関から 物音がする

玄関

久世「あ!」

純「あ 秋代さん? あの どうしたんですか?」

久世「あの… ちょっと 渡したいものがあって。」

純「あ…。」

久世「まだ 例の男と一緒に仕事してた頃 宮古に旅行して すっかり気に入っちゃったから 別荘を建てたの。 年取ったら 2人で一緒に 余生をのんびり すごそうと思って。 もう それもできないし… あんたさ ここで ホテルやってみない?」

純「え?」

久世「ここを 魔法の国してくれないかな?」

純「でも あの…。」

愛「ありがとうございます 頑張ります。」

純「ありがとうございます 頑張ります。」

久世「ねえ?」

純「はい?」

久世「気付いてない? 私 笑ってるんだけど。」

(笑い声)

晴海「あ」

純「お母ちゃん。」

晴海「どこ行ってたの 純?」

純「え?」

晴海「寂しかったよ。 ずっと いないんだもん あんた。」

純「お母ちゃん。」

お父ちゃん お母ちゃんが 私のことがわからなかったのは 本当の自分を 見失ってたから なんだね きっと。

狩野家

マリヤ「そう! よかったね 純ちゃん。」

純「ありがとう お姉ちゃん。」

正「それで?」

純「え? それでって?」

正「いや 俺たちも数に入ってんだろうな?」

純「え?」

正「言っただろ? これから お前が一家の長だから 俺はお前の決定に従うって?」

純「え? いいの?」

正 マリヤ「うん。」

里や跡地

純「それで 開業の目途が立ったら 皆さんにも 宮古で一緒に 働いてもらいたいなと…思ってるんですけど…。」

蘭「いつでも 連絡待ってるから。」

士郎「待ってるから。」

羽純「私も沖縄に帰るからさ 一緒に開業準備から手伝いたい。」

忍「すみません。」

純「女将さんと離れたくないですか?」

忍「はい。」

サト「社長 何話しって? ああ あんたたちまで?」

志道「晴海から 聞いたわよ あんた 宮古でホテルやるんだって?」

純「はい。」

志道「よかったねえ。 見られないのが残念だけど 私は…。」

純「そんなこと言わないでください 師匠。 もう 沖縄に帰ってこれない なんて言わないで ホテルが出来たら 故郷だと思って いつでも帰ってきてください。」

志道「ありがとう。」

サト「いいねえ ドラマチックだねえ。」

純「女将さん あの… よかったら 一緒に宮古で。」

サト「ごめんね でも 必ずあんたのホテルに泊まりにいくよ。」

純「待ってます。」

サト「なんか やっと連ドラの主人公っぽい顔になったんじゃないの あんた?」

純「え? そんなこと やめてくださいよ。」

純「女将さん 本当に ありがとうございました。」

サト「あ もういうのは なしなし 別れは明るくやないと ほら やるよ。」

お父ちゃん こうしてると

改めて思う ステキな人たちと出会い

成長するのが どんなに素晴らしいことか。

サト「じゃあ 私も行くね。」

純「はい。」

サト「アディオス。」

純 愛「アディオス。」

忍「すぅー」

サト「しょうがないね 一緒に来る?」

忍「はい!」

サト「ほら。」

忍「はい。」

純「お世話になりました。」

愛「さようなら。」

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