ドラマダイジェスト

連続テレビ小説「純と愛」128話「あいのために」ネタバレ

【 連続テレビ小説「純と愛」】128話のネタバレです。

あらすじ

宮古島のホテルの再生を夢見て大阪で働く狩野純と、彼女を支える不思議な青年・愛が織り成すラブストーリー第12巻。宮古島に戻って来た純と愛は、秋代から譲り受けた別荘をホテルに改装しようとするが…。第23週「あいのために」と第24週「かぞくきねんび」を収録。

128話ネタバレ

狩野・待田家

純「うん 今日も美味しい。」

愛「本当ですか?」

純「いい感じ。」

愛「頑張って宮古風にしてみたんですよ。」

純「ポーク卵みたい。」

正「漬物も別格だね。」

愛「本当ですか? よかった。」

純「お姉ちゃん 美味しい。」

マリヤ「美味しそう。」

正「食べよ食べよ。」

マリヤ「うん。 いただきます。」

晴海「…」

純「どうかした お母ちゃん?」

晴海「ここ どこね?」

純「ここは 宮古で お母ちゃんのふるさとに みんなで帰ってきたんだよ。」

晴海「ええ? なんで?」

純「うん 里やで知り合いになったお客さんが 宮古の別荘 使ってないから そこでホテルやってみないか?って言ってくれたの。」

回想

久世「ここを 2人の力で 魔法の国にしてくれないかな?」

回想終了

がんばります 秋代さん。

晴海「純?」

純「うん?」

晴海「今日 何曜日だった?」

純「うん 今日は月曜日で これから みんなで その建物見に行くの。」

晴海「あ そうだった。」

移動中

正「ちょっ ちょっと待ってよ。」

愛「はい。」

純「大丈夫 お兄ちゃん?」

正「ああ なんか。」

純「間違えた?」

愛「え?」

正「道間違えたっぽいな。」

純「勇気 元気? 勇気!」

正「さっきのとこ 右に行った方がよかったかも。」

純のホテル

純「これだ。」

正「ああ 立派じゃんか。」

純「うん。」

愛「ここが純さんの魔法の国になるんですね。」

おじぃ お父ちゃん とうとう ここまで来たよ 私たち。

愛「いや 長く使われてなかったわりには 随分キレイですね。」

純「うん。」

愛「ベランダの鉄柵が少し錆てるのと壁が少し汚れてるくらいですかね?」

純「そうだね。 じゃあ 入ってみようか?」

愛「はい。」

愛 正「よっ!」

純「ありがとう。」

純「あれ? これ鍵開いてる。」

愛「え?」

1階

純「うわ!」

(せき込む一同)

正「あーあ なんだ こりゃ?」

純「くさー。」

愛「ああ 凄い。 純さん。」

純「なに?」

愛「純さん どこかの誰かが なんか野宿して 焚火したみたいです。」

純「酷い。 ちょっと ダメになってないかな? うわ クモの巣。」

愛「純さん。」

純「なに? え? あの部屋もこんな感じかな?」

愛「行ってみましょう。」

純「ええ ちょっと待って 愛君 愛君開けて 愛君開けて 怖い 怖い 怖い 待って。」

愛「3 2 1で開けましょうね。」

純「はい。」

愛「行きますよ 3 2…」

ドアが開く

純 愛「うわー!」

逃亡する人たちに吹き飛ばされる正

愛「お義兄さん!」

玄関前

警官「多分 内地から来た お金のない旅行者が勝手に侵入してきたんじゃないかね?」

純「ああ でも オーナーさんには管理人さんがいるって聞いたんですけど。」

警官「ええ? もしかしたら 晴海じゃないか? ほれ 高校生の同級生だった 新垣 久しぶりだね。 懐かしいねえ。 宮古に帰ってきたの?」

純「ああ すみません あの 母 ちょっと病気で…。」

警官「え?」

2階

純「うわー…。」

マリヤ「うわー…。」

純「いくよ。 せーの。 うわー! だれもいなかった よかった…。」

1階

正「ダメだねー。」

愛「これでダメとなるとなー。」

純「ああ 凄かったねー。」

マリヤ「ねー。」

愛「純さん どうでした 2階?」

純「いやー どの部屋もメチャメチャ…。 どう 電気?」

愛「全部電気系統ダメになってますね…。」

愛「あと 厨房は水が溜まってカビだらけです。」

純「ああ…。」

正「どうするよ?」

純「とりあえず 部屋を全部 キレイにして 電気とか 水道とか 元に戻すところから始めないとね。」

正「いやー 大変だぞ これ?」

マリヤ「何日かかるー?」

純「みんな頑張ろう ほら 希望のあるところには 必ず試練があるって 村上春樹さんが言ってたし。」

電気屋

愛「もう配線とかも 全部ダメになってるから 出来るだけ早く修理に来てほしいんですけど。」

「あんたたち どこからね?」

純「大阪です あの実は 私たち 高台にある別荘でホテルをやることになったんです。」

「しばらく 予定いっぱいだし いつ行けるかわからんよ。」

愛「そこをなんとか。」

「大体さ 大和んちゅがあんなところに別荘建てて ほったらかしてるから ダメだわけよ。」

愛「いや ちょっと待ってくださいよ。」

純「愛君。」

道中

純「しょうがないよ あの人の気持ちもわかるしさ。」

愛「じゃあ 僕が全部直します。 オオサキでバイトしてた時に一通り 覚えたし。」

純「ああ でもさ。」

愛「ライフラインは 早めに直さないと。」

純「うん。」

愛「とは 言ったものの。 なんかやること いっぱいで 頭痛いな。」

純「大丈夫 愛君?」

愛「ああ 大丈夫です。 純さんの魔法の国のこと考えてたら 頭がいっぱいになっちゃったってことで。」

雑貨屋 平良

愛「どれから 買うかなんですよね。」

純「うん。」

キン「うん お茶飲んだら?」

純「え? いいんですか?」

キン「ついでに 入れたから。」

純「いただきます。 おいしい! なにこれ?」

キン「ウチのスペシャルブレンド ほれ。」

純「へえ そうなんだ。 これちょっと 匂いと嗅いでいいですか?」

キン「いいよ。」

愛「すみません この辺りに電気関係の修理工具とか売ってるお店とかないですか?」

キン「あるよ。」

愛「え?」

キン「ほれ ほい!」

愛「はい いえ あの じゃあ 蛍光灯とか 電球とかないですよね?」

キン「あるよ。 はい。」

純「なんでもあるんですね。」

キン「そんなことないよ。」

純「ですよね。 まさか豚マンとか あったら びっくりしちゃうよね。」

純 愛「(笑い声)」

キン「あるよ ほれ。」

純「やっぱり ここから見る 海は 最高だね。」

愛「そうですねー。」

純「ねえ? あの時のやつやって。『僕の心と体は永遠にあなたのものです』ってやつ。」

回想

愛「僕の心と体は永遠にあなたのものです。」

愛「俺がついているさ ベイベー。」

回想終了

愛「勘弁してくださいよ。 それに 僕の中では純さんが僕にプロポーズをしてくれたことになってるんですけど。 その時に これをくれて。」

純「ねえ 愛君? 私と結婚してよかった?」

愛「もちろんです。 どうしたんですか?」

純「よく考えたらね 愛君に 何もしてあげられてないなーって 私。 愛君がいなかったら 途中でめげて 絶対ここまで来れてないと思うし。 私は 愛君のこと ちゃんと愛してあげれてるかな?」

愛「純さん。」

純「うん?」

愛「強くなりましたね。」

純「そうかな? よくわかんないけど 心が言ってる気がするの あまり焦らないで 1日1日 今日できることを積み上げた方がいいって。」

愛「純さんは 今の純さんのままでいてください。」

純「うん ありがとう。」

弟の幻を見る愛

純(弟)「愛ちゃん?」

純(弟)「幸せ?」

モバイルバージョンを終了