【 連続テレビ小説「純と愛」】132話のネタバレです。
あらすじ
宮古島のホテルの再生を夢見て大阪で働く狩野純と、彼女を支える不思議な青年・愛が織り成すラブストーリー第12巻。宮古島に戻って来た純と愛は、秋代から譲り受けた別荘をホテルに改装しようとするが…。第23週「あいのために」と第24週「かぞくきねんび」を収録。
132話ネタバレ
狩野・待田家
晴海「純 ごめん 今日何曜日だった?」
純「今日は 金曜日で 私たちは また バイトに行って そのあと ホテルの掃除。」
マリヤ「正。」
正「うん?」
マリヤ「ご飯つぶついてるよ。」
正「うそ。 あ マリヤ そういう マリヤこそ ついてるよ。」
純「なんか 最近お兄ちゃんたち ラブラブだね。」
マリヤ「当然ね 宮古にいたらハッピーな気持ちになって 正のこと 大事にしなきゃって思うし。」
純「あの… 愛君?」
愛「ん…? はい?」
正「何か 2人共へんだな なんか あった?」
マリヤ「もしかして ケンカでもした?」
純「いや してないよね。」
愛「あ いや 相変わらずラブラブです。」
純「うん。」
正 マリヤ「ふーん。」
純「あ 愛君 卵焼き 食べる?」
愛「食べます 純さん あーんしてもらってもいいですか?」
純「もちろん あーん。」
愛「おいしい。」
純「ああ よかった。」
愛「純さんも食べますか?」
純「食べる。」
愛「あーん。」
純「あーん。」
なんか バレバレの芝居をしているような気分になるのは 何故?
純のホテル
マリヤ「純ちゃん お疲れさまー。」
純「ああ ありがとう。」
マリヤ「おべんとう もってきたよ。」
純「ありがとう。 勇気ー。」
マリヤ「はい お茶。」
純「あ ありがとう。」
マリヤ「じゃあ お義母さん なにか 大事な用があるみたいだから 一緒に行ってくるね。」
純「え? え お母ちゃん なに? どこ行くの?」
晴海「いいから いいから あんたたち 仲良く働いておきなさい。」
マリヤ「じゃねー。」
愛「いってらっしゃい。」
純「ねえ 愛君 お昼ごはん食べたら キンさんのお店行ってもいい?」
愛「どうしてですか?」
純「もう1度 ジュークボックスの見てみたいの。」
雑貨屋平良
純「こんにちは。 キンさん どうしたんですか?」
キン「孫が 勝手にジュークボックス売ったみたいでよ。」
勝「自分のモンなんだから 何しようかが 自分の勝手だろ?」
純「何言ってんのよ! キンさんがどんな思いで このジュークボックス買ったのか 知らないの? 昔あんたと一緒にジュークボックスを聴いたのが忘れられないの。」
純「これさえあれば また昔みたいに あなたとしゃべれるんじゃないかって 楽しくしゃべれるんじゃないかって そう願って 高いお金を出して買ったの なんで こんなことするの?」
勝「俺は この狭い島で旅行客が落とした 金で チマチマ暮らすのがイヤなんだ。 時代の最先端いく仕事で ビッグになるのが夢なんだ そのための先行投資と思えば なんでもねーだろ。」
愛「じゃあ 僕たちに売ってください。 おじぃのジュークボックス。」
純「このジュークボックスは元々 ウチのおじぃのホテルにあった物なの。」
愛「お願いします お願いします。」
純「お願いします。」
勝「別にいいよ。 高く買ってくれるなら。」
愛「色々な事情があって ローンにしてもらいたいんですけど。」
勝「ふざけんなよ! 100マンで買ってくれるって言ってるんだぞ 先方は。」
愛「そこをなんとか。」
勝「問題になんねーよ どけ!」
愛「いや…。」
勝「持ってきて。」
「はい。」
純「あ いや…。」
愛「高く 買いますから いずれ。 ローンでも かならず 高く買いますから。」
「どけよ! どけ!」
愛「高く買うって言ってんだろ!」
純「あぶないから。」
勝「早く持ってきて。」
「はい。」
純「大丈夫? 愛君どこかぶつけた?」
勝「じゃあ また来るわ おばぁ。」
純「大丈夫?」
愛「大丈夫ですから。」
純「キンさん。」
純のホテル
1階
デザイン画を破り捨てる愛
純「愛君? 愛君なにやってるの?」
愛「こんなことやっても 無駄なんですよ結局 ジュークボックスすら置けない 内装工事だって お金ないから いつになるかわからないから 結局ね こんなこと チマチマやってても 全部無駄なんですよ こんなね。」
愛「結局 あなたの夢を支えるとか言ってるけど 僕には こんなことしか出来ないんですよ。 あなたの夢を叶えることなんて出来ないんですよ。」
愛「あなたと出会うまで ずっと1人でうずくまっているようなヤツに 大切な人が出来たからって それから 急にこんなこと頑張ったって 僕には なんにも出来ないんですよ 結局。」
回想
愛「これから 本当に 色々大変なことがあると思うんです。 だけど 俺がついているさ ベイベー。」
愛「これから 僕たちが人生の岐路に立った時 どうするかを 決めるのは全部 純さんです。」
愛「僕には 2つの夢があるんで 1つは 純さんが魔法の国を作ること。」
愛「お義父さん 僕に言ったんです。 これからも 純を頼む ずっと支えてやってくれ。 純はお前と結婚してよかったって。」
回想終了
晴海「純! 愛さん!」
玄関
純「は?」
純「あ お母ちゃん どうしたの?」
晴海「みんなが このホテルのために 模合にお金だしてくれたさ。」
純「え?」
「俺たちのマドンナだった 晴海のためだったからさ ハハハ。」
「あんたよ 晴海の娘だったら なんで 言わんか?」
「あがい ここは どこだと思ってる? 宮古さ 宮古。」
「住めば都! なーんてね」
「こらからはさ おかあさん 徘徊とかしても 心配しなくても いいよ。」
「宮古中 みんな知り合いだからよ。」
「私たちが 晴海 家まで 連れてくるよ。」
純「毎月 少しずつかもしれませんけど 必ず 必ずお金はお返ししますので 本当にありがとうございます。」
愛「ありがとうございます。」
海
純「お母ちゃん ありがとうね。」
晴海「この前 あれ 見つけたさね。」
純「どれ? え? ん?」
純「晴海 命? これ お父ちゃんが書いたの?」
晴海「昔 私に プロポーズしに宮古に来てくれた時に 彫ったんじゃないの きっと?」
純「ドラマチックだね お父ちゃん。」
晴海「私は おとうさんを もっと愛すれば よかったね。 おとうさんは あんなに愛してくれたのにね。」
純のホテル
純「愛君 やっとわかったよ。 ここを どんなホテルにしたいのか。」