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連続テレビ小説「純と愛」16話「しんじるこころ」ネタバレ

【 連続テレビ小説「純と愛」】16話のネタバレです。

あらすじ

地元・宮古島のホテルの再生を夢見て大阪で働き始めた狩野純と、彼女を支える不思議な青年・愛が織り成すラブストーリー第2巻。愛の温もりにすがった純。しかし、愛は純を突き飛ばして逃げて行ってしまい…。

16話ネタバレ

連続テレビ小説「純と愛」16話「しんじるこころ」ネタバレ

晴海「お父さん なんで ここに?」

剛をどつく善行

剛「痛っ!」

善行「用があって 那覇に来たら お前たちが 偶然 ここに入るのを見かけたんや…」

本当は 気になって仕方ないから 来たんだろ?

剛「俺は お姉に無理やり 連れてこられたんです」

純「は? あんた 面白そうで ついてきたんは あんたでしょ!」

晴海「あの お父さん 純は 私が頼んだんです マリヤさんと話ししてくれないか って」

善行「たく」

おい おい 何する気だよ?

善行「ハロー マイネームイズ…」

純「あ お父ちゃん あの ごめん マリヤさん 日本語わかるから」

善行「たく ウチのアホタレ息子が ご迷惑を おかけして 不徳の致すところでございましてですね 不徳… 不徳って分かりますか?」

マリヤ「なんとなく…」

善行「そうですか 我が家にとりましては 大事な長男でございまして 私のホテルの社長ですな 近々 継ぐ男でございます それでございしてね あんたとはね あの 結婚できないの で お詫びと言っては なんでございますが 実はこれを」

マリヤ「なんですか それ?」

善行「ご迷惑を おかけしたことへの 誠意と あ 誠意! 誠意という言葉分かりますか?」

マリヤ「分かります それくらい」

善行「お怒りはごもっともでございますが なんとか これでね 許して下さい はい まあ こういっては なんでございますが 病院に入院いたしましても 決して 困らんくらいの金額は用意させて いただきましたんでね 何卒お願い致します。」

正「ごめん マインド的には 君の希望を 叶えたいんだけども 僕のぽポジションを考えると ベストじゃないけど ベターな選択かなぁ…って」

晴海「マリヤさん ごめんなさい 本当にごめんなさい」

純「ちょっと待ってよ そのお金で 子供おろせってこと?」

善行「誰もそんなこと 言うてへんやないか」

純「言ってるじゃない 手切れ金渡すから別れろ ってことでしょ?」

善行「あのな 問題の解決策を提示してるんや」

純「何言ってるのよ そんなの 問題の解決じゃなくて 問題の放棄でしょ」

善行「おいおい お前はな 家を出て行った人間や 家族のことにな 口を突っ込まんといてくれ」

純「悪いのは 全部 お兄ちゃんでしょ マリヤさんにこんな失礼なことして 恥ずかしいと思わないの? これで 汚名挽回でもしたつもり?」

善行「おい! 無礼という言葉を辞書で引いてみ! お前の顔が 乗ってるぞ! それにな 汚名は返上するもんや 挽回するもんやない お前 そんな言葉遣いも知らへんのんかい アホタレ!」

純「あります!」

晴海「2人とも 落ち着いて」

純「お母ちゃんも お母ちゃんなのよ 面倒くさいこと いつでも 私の押し付けるくせにね 今日みたいに 出てこなく 良い日に 出てくるんだから」

善行「なんや その口の聞き方? みんな お前のな 育て方が 悪かったんやど」

晴海「すみません」

純「だから なんで 謝んのよ こんな 酷い事 言われてんのに」

剛「そうだ そうだ お母ちゃん 悪くないぞ」

純「おい!」

善行「宮古の素晴らしさ 分かってもらうため とかいうて 大言壮語書いておったやないか お前は」

剛「なんだよ?大言壮語って?」

善行「大言壮語や!」

剛「知りません そんな言葉」

正「まあまあ ようするに みんなファミリーとして 俺を心配してくれてんだし」

純「ねえ 誰のせいで揉めてると思ってんの? 一番大事なのは お兄ちゃんの気持でしょ? お兄ちゃんは マリヤさんのこと 愛してるの? 愛してないの?」

正「お前な! いい加減にしろよ!」

善行「そや 怒れ 怒れ」

正「勝手にベラベラ 偉そうによ」

純「マリヤさん もう こんな 奴ら 放っておきなよ マリヤさんの好きなようにしたら いい マリヤさんの人生なんだから」

マリヤ「分かりました お金ください」

善行「ええ あの…」

マリヤ「安心して下さい 子供は おろします」

正「え?」

マリヤ「あなたとも 二度と会いませんから」

晴海「マリヤさん ごめんなさいね」

店の外

純「待って マリヤさん! ねえ 本当にそれでいいの? このままじゃ お金が目的だって 誤解されちゃうよ 確かに あんなろくでもない男と結婚して 一緒になって あんなろくでもないヤツと家族になっても 1つもいい事ないかもしれないけど」

マリヤ「あなたのせいよ」

純「え?」

マリヤ「あなたが 余計なことするから 正と別れることになった あなたのせいで 私は 独りぼっちになった」

純「信じて 私は あなたのことを思って…」

マリヤ「私は 家族を大切にしない人は 信じない!」

金を投げつけて その場を去るマリヤ

善行「純 お金を拾え お金を拾って お父さんに渡せ! ほら 急がんかい!」

善行「お前みたいなヤツはな『目が高くて手が低い 眼高手低』と言うんや その意味はな 一人前に人の批判するくせに 自分では 何も できん っちゅう こっちゃ お前みたいな アホタレは よう覚えておけ!」

正「お前さ 那覇に来てまで 余計なことすんなよな」

剛「じゃあな お姉 そんなに落ち込むなよ また 手紙書くから!」

晴海「剛! あんた 那覇にいたの? 心配したでしょ」

剛「母ちゃん… お金ない…」

晴海「ちょっと 待ってね 宮古に帰ってきなさいよ ね? ちょっと 剛!」

晴海「純 ごめんね 気をつけて 帰るのよ」

純「お母ちゃん あのまま 放っておいて いいわけ?」

晴海「宮古に帰ってこい って言ったんだけど どうしても 聞かなくて」

純「それは お母ちゃんが 甘やかすからでしょ! さっきもお金なんか 渡したりして」

晴海「あの子は まだ子供だから 心配で」

純「じゃあ なに? 私のことは 心配じゃないわけ?」

晴海「あんたは 強いし 1人で生きていけるから」

やっぱり来るんじゃなかった そしたら 今頃 大阪にいて…

『うれしいひな祭り』が流れる

ああ また この歌だ やめよ やめよ なんか 他の事 考えよ

空港

ダメだ… 誰か 助けて

携帯の着信

純「もしもし 愛くん」

愛「はい 例のケーキ ゲットしました」

純「本当? 良かった! ありがとう 本当にありがとうね!」

愛「でも 大丈夫ですか? 飛行機?」

純「ん? ああ なんか 出発遅れるとか 言ってたけど 多分 大丈夫じゃないかな?」

アナウンス『関西付近 強風のため 本日の便は すべて  欠航させていただきます』

純「ええ! 今 なんて 言った? ちょっと待って! ええ…」

愛「もしもし どうしたんですか 純さん?」

最悪だ

純「あの!」

「はい」

純「私 今日中に 大阪に帰らないと マズイんですね だから あの どうにか なんないですか?」

「申し訳ありません あの 関西からくる飛行機が 飛べないので お客様乗せる飛行機がないんです

ああ どうしよう どうしよう どうしよう

オオサキプラザホテル

水野「え? なんで 君が沖縄に居るわけ?」

純「本当にすみません」

水野「お客様のリクエストにお答えしたいって 約束したの君なんだよ?」

純「でも あの ケーキはゲットしたんです あの 愛くんが ゲットしてくれたんですよ だから すぐに届けてもらえますから」

水野「なんで そこで 愛が出てくるわけ?」

純「それは 私の代わりに 並んでくれたんです」

水野「じゃ 僕は知らなかったけど 愛は知ってるんだ? 君が沖縄に居るってこと?」

純「いや なんか… すみません… あ わかりました じゃあ あの あれです 私が 直接 お客様にお電話してお詫びを…」

水野「もう 君は余計なことを しなくていいから」

純「え?」

水野「あとは こっちで なんとかする

ぽっつん…

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