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連続テレビ小説「純と愛」22話「ねむりひめ」ネタバレ

【 連続テレビ小説「純と愛」】22話のネタバレです。

あらすじ

地元・宮古島のホテルの再生を夢見て大阪で働き始めた狩野純と、彼女を支える不思議な青年・愛が織り成すラブストーリー第2巻。愛の温もりにすがった純。しかし、愛は純を突き飛ばして逃げて行ってしまい…。

22話ネタバレ

連続テレビ小説「純と愛」22話「ねむりひめ」ネタバレ

オオサキプラザホテル
ロビー

愛「何なんだよ これ?」

愛「お前 お父さんとお母さんが構ってくれないから 困らせてやろうとでも思ったのかよ? おい! いい加減にしろよ お前 子供だからって 許されると思うなよ こっち見ろよ」

愛「おい 今後一切 弟に死ね なんて 思うなよ お前 本当に死なれたら どれだけ後悔するか 分かってんのかよ どれだけ 辛い思いするか 教えてやろうか? お前の本性はな 全部 俺が 分かってるからな 覚えとけよな 離せよ おい」

水野「愛 落ち着け」

宿泊部

女「一体 なんなんですか あの男は?」

米田「本当に すみません」

女「早く 警察に突き出して下さい こんな 小さな子供に いきなり暴力をふるうなんて 立派な犯罪じゃないですか」

米田「ごもっともで ございます 事実関係を 確かめ次第 すぐに 警察に 通報させて いただきます」

女「もちろん 慰謝料も払って 頂けるんですよね? こんなに 酷い仕打ちをしたんですから」

純「私がわる… 痛っ」

米田「こちら 当ホテルの無料宿泊券でございます」

女「こんなので 納得できるわけないでしょ もういいわ あなたじゃ 話しにならないし 支配人を呼んで! 総支配人を」

エレベーター前

中津留「本当に申し訳ありませんでした お詫びの印に ご宿泊招待券です どうぞ お納めください」

女「まあ いいですけど 二度とこんなことが ないようにしてくださいね」

中津留「はい」

女「行きましょう」

純「ちょっと 待って!」

女「ちょっと なんですか?」

純「私は あなたの絵 とっても上手だと思う だから これからは これに書いて」

女「要りません そんなもの さ 行きましょう ほら」

宿泊部

米田「言ったよな 俺は 『あの お客様には二度と何もするな 何も言うな』それなのに 何で こんな男連れてきたんだ?」

まさか本性が見えるから とは言えないしな

米田「コイツ どういう関係なんだ お前と?」

純「えと… それは あの 彼は 私と」

米田「あ?」

愛「その人は 関係ありません 全部 俺が勝手にやったんです」

桐野「理由はなんですか?」

愛「え?」

桐野「まさか 子供を殴るのが趣味じゃないでしょ?」

愛「別にありません あのガキがムカついたから」

桐野「じゃあ あの子を殴った時 なにか 意味不明なことを言ってたけど あれは どういう意味?」

愛「それは あいつを 脅かそうと思って 勝手に口走っただけで」

桐野「じゃあ どうして あの子が指輪を盗んでるって知ってたの?」

愛「適当に言ったら たまたま当たっただけで」

こいつ 私を庇おうとしてる

純「あの ちょっと すみません…」

愛「もう とにかく 警察に突き出すんなら 早くしてもらえますか?」

おじぃ どうしよう 本当に警察に連れてかれちゃったよ あいつ

水野「高校の頃から変だったけど いい歳して 全然変わってないな あいつ」

あんたに何がわかるんだよ?

水野「トルストイの言葉に こんなものがあるんだ 『私が あなたを作り あなたが 私を作る それが愛だ』って」

純「あの言ってることが よく分からないんですけど」

水野「愛と付き合うと 君の人生に 悪い影響を及ぼすんじゃないかって 心配なんだよ 僕と違って」

最後に さりげなく自己アピールしやがった

自宅

おじぃ 愛くんが庇ってくれたから 私の処分は 2枚目の始末書を書くだけで済んだけどさ… あー 誰かに相談したいけど つくづく思う 私には そういう友達が居ない

純「もしもし お母ちゃん?」

晴海「どうしたの 純?」

純「うん 大した用 じゃないんだけどさ お母ちゃんさ お父ちゃんと結婚して 後悔してない?」

晴海「当たり前さぁ なんでそんなこと聞くの?」

純「いや どうやって決断したのかな って お父ちゃんと結婚する時さ」

晴海「純 今こっちは 大変なのよ 剛のことで」

純「なに? どうしたの また あのアホが何かやったの?」

晴海「あんた それで 電話してきたんじゃないの? 剛が なんとかチューブっていうのに出てるのみて お父さんが怒って 大変なの」

お前は 本当にいいな 悩みがなくて

オオサキプラザホテル
ロビー

はあ 私は孤独だ

小野田「社長 ボーっと すんな」

純「はい」

客室

この人も相変わらず 悩みなさそう っていうか 今日は お 男かい!

真一郎「どうかした 社長? なんか 悩んでるみたいだけど?」

純「え?」

この人に相談してもなー

純「あの…社長 この前おっしゃっていましたよね『純粋に生きるには愛の支えが必要だ』って」

真一郎「そんなこと言ったっけ?」

覚えてないのかよ

純「やっぱり いいです すみません なんでもないです 失礼します」

真一郎「そういえば 昨日 問題 起こした彼だけど」

純「え?」

真一郎「まあ いいや 関係ないだよね 社長とは」

純「ちょっと 待ってください! 何ですか? 教えて下さい」

真一郎「なんか もうすぐ釈放されるみたいよ」

純「本当ですか?」

真一郎「神戸のお父さんが弁護士で 身元引受人になったみたい」

純「ああ」

真一郎「彼の名前 男なのに愛『あい』って 言うんだって」

純「愛って書いて『いとし』って読むんですけど」

真一郎「純と愛か 純粋に生きようとする君は もしかして もう その人に支えてもらってたりして」

純「さっきの あの車 あれ お父さん?」

愛「はい」

純「一緒に帰らなくていいの?」

愛「もう二度と家には帰らないって決めたので」

純「それで いいんだ?」

愛「純さんも もう僕と付き合わないほうがいいです 僕は あなたにふさわしくないから」

純「逃げるな! なんなの それ? 1人で被害者ぶっちゃって 純ちゃんが… 私じゃないわよ あんたの弟の純ちゃんが辛いのは あんただけじゃないの家族だって 苦しんでるるんだよ」

純「誠ちゃんは 純ちゃんが死んでから 他の人の匂いが臭くてたまらなくて 8年間ずっとマスクしてるんだからね 今度の事だって そうよ カッコつけて 私のこと 庇ってるつもりかもしれないけど やっぱり 悪いのは 安易にあのガキの本性見てくれ って 頼んだ私なんだし てか あの子殴ったのだって 弟さんのこと 思い出したからでしょ? 悪いけど あんたが いくら 付き合う気がなくても まだ お試し期間は終わってないんで 行くよ!」

愛「どこへ?」

純「あんたの家に決まってるんでしょ」

待田家

純「…ここが あんたの家?」

愛「はい」

想像してたより 遥にデカイ…

純「『困った時は… トイレに行けばいい』でしょ?」

愛「はい」

純「行くよ」

愛「はい」

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