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連続テレビ小説「純と愛」25話「きたかぜとたいよう」ネタバレ

【 連続テレビ小説「純と愛」】25話のネタバレです。

あらすじ

夏菜主演によるNHK朝の「連続テレビ小説」シリーズ第3巻。純と愛は、愛の弟・純の墓前で共に生きることを決意し、一緒に住むことになる。一方、正は、善行の目論みで見合い相手と結婚することになっていた。

25話ネタバレ

連続テレビ小説「純と愛」25話「きたかぜとたいよう」ネタバレ

回想

愛「僕は 僕は あなたのことが好きです これから 僕は自分のことよりも もっと あなたのを 愛します 眠り姫の王子様のセリフなんですけど」

回想終了

いない? ウソ? 消えた? もしかして 昨日のことは夢だったの?

純「うわ! ごめん ごめん」

愛「あっ 大丈夫です 考えごと してただけなんで」

純「考えごと?」

愛「はい やっぱり 昨日の『チュー』は 気持ちがよかったな と思って」

いや バカ じゃ 今度は そちらから

愛「はやくしないと 遅刻するんじゃ?」

純「やばい やばい」

朝食

純「うまい うまい!」

愛「残りは冷蔵庫の中に入ってるんで あとで あたためて 食べてください」

なんて 出来たヤツなんだお前は

純「ん? どっか 行くの?」

愛「元いた ネットカフェに戻ろうかと」

純「待って 待って 待って!」

愛「?」

純「そんなとこ戻んないでさ」

愛「はい…?」

純「ウチに居たらいいじゃん あ いや いや これは 次の休みに片づける予定だったの」

愛「いや でも 悪いですよ なんか 居候みたいだし」

純「言ったでしょ 私には 愛くんが必要なの これ 合鍵!」

愛「でも 本当にいいんですか?」

純「私 もう時間ないんだ」

オオサキプラザホテル
ロビー

純「あ おはようございます」

水野「あ おはよう」

純「あ すみません ありがとうございます」

水野「なんか 良い事あった? あ そうか 愛と別れて すっきりしたんだ じゃあ 今夜飯でも 食いに行こうか?」

純「あの… あの すみません 色々ありましたけど 私 愛くんと 正式に お付き合いすることなったので ご報告を 水野さんも これからは 千香ちゃんのことだけを考えてあげてください お願いします すみません ありがとうございます」

水野「君はきっと メサイヤコンプレックスだね 弱い人間や困ってる人間を見たら どうしても 救ってあげたいと 思う悪い癖なんだよ」

純「いや 私はそんなんじゃないでs…」

水野「でも それって 結局は 自己満足で 相手のためにはならないんじゃないかな?」

なに? 私と 付き合うのは 愛くんのためにならないって こと? 何言ってんのよ そんなことないでしょ

客室

外国人の客に部屋を案内する 純だが…

純「This is the room」

「ちょっと なんなんですか? 一体?」

純「すみません あの 失礼しました」

フロント

千香「あの部屋のお客様 ご連泊されてたの 忘れてた…」

純「えっ どうすんのよ? 部屋満室なんでしょ? 今日」

千香「だって… 忙しいの そっちが チェックイン 急かすから…」

純「ちょっと 人のせいにするわけ? いやいや あなたのミスなんだから あなたが なんとかしなきゃ いけないわけでしょう?」

桐野「みっともないから やめなさい ミスを人のせいにするのは」

純「いや だって 私は フロントに言われたとおりに 動いてお客様を…」

桐野「そんなことは 関係ないでしょ お客様に 迷惑をかけてるのは 私たち ホテルなのよ 言い訳をしている暇があったら 他にホテルを探すとか お客様のために考えたら?」

客室

純「村田様 お荷物をお持ちしました」

謙次「ありがとう」

純「お待たせしました」

ウソ? 愛くんパパ

謙次「あなたは こちらで 働いてたんですか」

純「あ はい ここって 村田様のお部屋ですよね? あれ? 私が 間違えちゃったのかな?」

謙次「あ いや…」

女「あ 荷物 来たんだ すみません 中に入れてもらえます? どうぞ」

謙次「僕が…」

女「ねえねえ 私たち どういう風に見えます?」

あー そういうこと… だから 偽名で泊まってるんだ

女「ありがとう」

謙次「純さん」

純「はい」

謙次「このことは… 妻には…」

純「ご心配なく 奥さんには もう会うこともないと思うんで じゃ 失礼します」

エレベーター

やさしくて いい人だと 思ったのに 愛くんのパパ

純「はー!」

愛くんママ

中津留「君! 失礼じゃないか お客様に」

純「あぁ すいません どうぞ」

多恵子「総支配人 ちょっと この人と話しがあるんで 先に行ってていただけます?」

中津留「かしこまりました」

純「あの 今日はなんで?」

多恵子「そんなこと あなたに教える必要ないでしょう それより 居場所 知ってるんでしょ?」

純「居場所? 私 旦那さんの居場所なんて 知らないです」

多恵子「なに 言ってるの? 愛に決まってるでしょ」

純「あぁ ですよねー すみません え? どうしてですか?」

多恵子「知り合いに良い精神科の先生がいるから 連れていくのよ 人の本性が見えるなんて 幻覚に決まってるんだから」

純「ちょっと 待ってください そんなこと する必要ないと思います 愛くんは 病気じゃないんで…」

多恵子「私がいつ あなたの意見を聞いた? 家族じゃないんだから 余計なこと言わずに早く教えなさい どこにいるの? 愛は?」

純「あの だから… この間もいいましたけど 私は愛くん信じるって決めたんです だから 居場所を教えることはできません すみません 失礼します」

自宅

純「ただいま」

愛「あ お帰りなさい 大丈夫ですか?」

純「ん?」

愛「なんか 元気ないみたいだから」

純「あぁ 全然 大したことないから 大丈夫 そっちは何してたの?」

愛「勝手にやっちゃ悪いかと思ったんですけれども」

純「うん」

愛「僕なりに部屋を片付けて アレンジしてみました」

純「ん? うわ! 本当だ うわ! 何これ? 凄い! うをー これ 洗っといてくれたの?」

愛「はい」

純「あっ! 何これ シーツ うわ! 張り替えてある! 気持ちいい!」

夕飯

純「んー ウマい! 愛くん お嫁に欲しいね」

(携帯の着信)

純「ん? 出なくていいの?」

愛「いいんです 母からなんで なんだか 最近やたらと かけてくるんです」

やっぱ 言えないよな パパとママに会ったことは

純「いや あのさ… 今日さ 外国のお客さんに ちゃんと答えられなかったんだけど あの 『フロントで確かめてくるから ちょっと しばらく 別の場所で待っててくれ』って なんて言うのかな?」

愛「んー?(英語で答える)とかで いいんじゃないですかね?」

純「あぁ なるほどね」

えーと 覚えられるかな?

愛「あ 覚えられるように 紙に書いときますね」

純「ありがとうございます でも 凄いよね 愛くん 人の顔さえ 見れたら なんでも仕事出来そうなのに」

愛「すみません」

純「別にあやまらなくて いいんだよ」

愛「あの… 本当にいいんでしょうか? 僕ここに居ても?」

純「つか何? イヤなの? 私の部屋が?」

愛「いや 逆です 凄く居心地がいいから 色々なものがあって 見てると飽きないし これ 全部 純さんが 集めたんですか?」

純「ううん ほとんど おじぃから もらったの 欲しいもの片っ端から集めてたからさ おじぃ『今日あるものは 明日あるとは 限らない』とか言って」

愛「へぇ ちなみに… これは?」

純「あ これね 私が小さいころ おじぃがよく読んでくれてたんだ」

愛「へぇ」

純「このなかの 太陽みたいになりたくて 私」

純「ねえ 愛くん」

愛「はい」

純「このまま 一緒に居てくれるよね?」

愛「無理ですね」

純「え? なんで?」

愛「ここを二人で住むには狭すぎるし それに 経済的にも…」

純「じゃあ 引っ越せば いいでしょ? それに 生活費は 私がなんとかするから ね?」

愛「ちなみに今の お給料は?」

うわ! それを 聞くか

純「えと… 20万…弱です」

愛「すみません 手取りでお願いします」

純「すみません えと… 15万です」

愛「ここの家賃は?」

純「7万です」

愛「失礼ですけど 貯金の方は?」

純「ありません」

愛「ありませんで いいですか?」

純「すみません」

愛「だったら 僕も働かなきゃ」

純「そか… でも… 人の顔を見なくてもいい仕事ってなんだろうね? うーん」

おじぃ というわけで 愛くんは 働きだしたんだけれども

「待田 しっかりやれよ」

愛「はい」

本当に大丈夫かな…

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