【 連続テレビ小説「純と愛」】26話のネタバレです。
あらすじ
夏菜主演によるNHK朝の「連続テレビ小説」シリーズ第3巻。純と愛は、愛の弟・純の墓前で共に生きることを決意し、一緒に住むことになる。一方、正は、善行の目論みで見合い相手と結婚することになっていた。
26話ネタバレ
連続テレビ小説「純と愛」26話「きたかぜとたいよう」ネタバレ
純「ごちそうさまでした」
愛「はい」
純「あ あれ? ねえ 愛くん 私のお財布知らない?」
愛「ベッドサイドです」
純「あ これ あった あった あとは 携帯…」
愛「はい 携帯!」
純「あ ありがとう あ そうだ あのさ 昨日の言ってた パソコンのさ メールが開かないやつなんだけどさ…」
愛「あ やっときますから 純さん 支度続けてください」
純「あ ありがとう じゃ おねがいね」
愛「はい」
おじぃ 一緒に暮らすようになって 愛くんが 何でも 出来るもんだから 私は頼りっぱなしだよ これくらいは 我慢しないとね…
愛「すみません…」
純「ん?」
愛「ぼくのせいで…」
純「いいの いいの 気にしないの ねえ それより 仕事の方はどう?」
回想
「慣れてきたか? 待田」
愛「はい」
「人の顔見て 話せよ」
回想終了
愛「なんとか 上手くやっていけそうです」
純「本当? あぁ 良かったねー」
愛「メール もう大丈夫ですよ」
純「あ ありがとう」
愛「弟さんから メールきてます」
純「ん? 読んでみて」
愛「あの… なんか 変な動画ついてます」
剛「俺はミュージシャンとしては 恵まれて過ぎているんだ ジョンレノンは母に捨てられ 愛に飢えて イマジンを作った なぁようこ?」
ようこ「そうね ジョン」
剛「ハロー」
純「ハローじゃないわよ あんた 今どこにいるのよ? てか もうそうやって動画みたいなの投稿するのやめなさいよ恥ずかしいから」
剛「うるさいな 朝っぱらから てか お姉 今 ウチが大変なの 知ってんの?」
純「ん? なにそれ?」
剛「お兄が結婚するみたいだよ」
純「誰と?」
剛「お見合いした相手に決まってんじゃん」
純「は? 本当に好きなのは マリヤさんじゃないの?」
オオサキプラザホテル
純「一体 何考えてんのよ? お見合い相手と会うだけじゃなかったの?」
サザンアイランド
正「いや しょうがないだろ 会ってみたら 性格良いんで 親父たちが気に入っちゃってさ まぁ 向こうも俺のことが好きみたいだしな」
純「お兄ちゃんの気持はどうなのよ もうマリヤさんのことはどうでもいいわけ?」
正「あぁ もう おい純! 俺から聞いたって言うなよ 実はウチのホテル 前から かなり借金があって それで 向こうの親から 援助してもらうつもりなんだよ 親父」
純「はあ? 何それ? ちょっと! お父ちゃんに代わって!」
善行「おい! 誰や?」
正「いや その…」
晴海「もしもし 電話 代わりました」
純「お母ちゃんじゃなくて お父ちゃんに代わってって言ってんのよ!」
晴海「お元気ですか?」
善行「誰や? 誰や?」
正「そうだ お父さん 那覇に行くんじゃなかったの?」
晴海「あぁ そうですか」
善行「あぁ いけね」
正「はやくしないと遅れちゃう ちょっと 時間が…」
晴海「純 一体 なんなの?」
純「お母ちゃん それでいいの? お兄ちゃんが このまま結婚しちゃってもいいわけ?」
晴海「私がどうこう言うことじゃ…」
純「もう いつまで あんなオヤジのやりたいようにやらせてるわけ? 自分の借金の穴埋めするために息子を結婚させるなんて 最低だと思わないわけ? お母ちゃん このままで 本当に幸せなわけ?」
晴海「なんで 娘にそんなこと言われなきゃいけないわけ? 私は結婚する時 決めたの 『何があっても お父さんを信じて ついていく』って あんたも好きな人が出来れば分かるわよ 自分の思う通りになんか ならないの 人生は」
くそ 反則だよな 女の涙は…
飲み屋
善行「いやー 今の私の気持はね 社長ね 欣喜雀躍ですわ 欣喜雀躍!」
比嘉「あ? 何? 欣喜雀躍って何?」
善行「欣喜雀躍! あのね 嬉しくてね 雀みたいにね 小躍りしたい そんな心持やと そういうこと」
比嘉「もう そんな 難しいことは いいから 私は ここにお気に入りがいてさ」
善行「まあまあ またそれは また!」
比嘉「いい娘なんだよ!」
マリヤ「いらっしゃいませ」
比嘉「おお 座って!」
マリヤ「マリヤです はじめまして」
善行「あぁ どうも」
比嘉「いや マリヤ 実はな お祝いがあってな 狩野さんの息子さんと ウチの娘の婚約が決まったんだよ」
マリヤ「そうなんですか おめでとうございます」
善行「いえ いえ どうも ありがとうございます はい」
比嘉「今日も また 曲がってるね」
マリヤ「これ いつも 曲がっちゃうんですよ 別れた男から もらったんですけど そいつが もう どうしようもないやつで」
比嘉「誰か その悪い男は?」
善行「社長 一杯だけ(酒をこぼす)あー すみません」
比嘉 「いやいや いいよ ちょっと トイレ」
善行「すみません 社長」
マリヤ「私の一杯いただいても 良いですか?」
善行「ああ 構わんよ」
マリヤ「私 産みますから 子供 安心してください 社長さんには しゃべらないし お宅の結婚 邪魔する気はないから」
善行「あんた 約束やぶったよな?」
マリヤ「そんな 怖い顔しないでくださいよ 別にいいじゃないですか 子供は 私1人で育てますから いただきます」
(酒ととりあげる善行)
マリヤ「ちょっと! なにすんの?」
善行「そやったら 酒なんか 飲むな」
オオサキプラザホテル
女「もう 結婚しちゃうか?」
謙次「なに言ってるの?」
女「えー いやだ?」
謙次「いや だってさ」
女「冗談よ あ! ケンちゃん ちょっと ごめん トイレ」
謙次「また?」
女「化粧直しするだけだから」
多恵子「何やってるの? あなた? なんで ここに居るの?」
謙次「いや…」
多恵子「出張とか 言ってなかった?」
謙次「あぁ… 純さんが こちらで 働いているって聞いたから 愛のことで ご挨拶をしようかと…」
私を ダシにするか 愛くんパパ
女「ケンちゃん おまたせ!」
うわ! 最悪の状況や!
純「あの! ケンちゃん様はですね バーの方に 先に いらしてるみたいです」
女「あぁ… あぁそうですか ごめんなさい ツレと似てらっしゃるんで勘違いしちゃって 失礼します」
(携帯の着信)
多恵子「じゃ 私 人に会わないきゃ いけないから」
謙次「うん」
多恵子「もしもし」
謙次「ありがとう」
純「ちょっと あの ちょっと待って下さい 余計な お世話だってことは 分かってるんですけれども どうして 浮気とかするんですか? 奥さんに悪いとか 思わないですか? 誠ちゃんとかが知ったら どうするんですか?」
謙次「申し訳ないが 人には それぞれの 生き方があるっていうか 僕は… こうしなければ 生きていけない 弱い人間なんです 今日 あなたと話してると 耳鳴りが酷いから 失礼します」
純「え? あの…」
な なんだよ それ…
純「あ あの… 何か?」
多恵子「明日 愛をこの 病院に連れて行きなさい これは お願いでも 提案でもない 命令よ」
純「こんなこと する必要 ないと思います だって…」
多恵子「何?」
純「愛くんは 私と暮らしてますから」
多恵子「は?」
純「失礼します」
多恵子「あなたには 無理よ 愛と生きていくのは 必ず耐えられなくなる 一緒にいるのが」
純「そんなこと ありません 私は 愛くんのこと 信じてますから」
多恵子「愛は病気なの あなたみたいな子供に あの子を救えるわけがない 思い上がんのも いい加減にしなさい」
純「おかあさんは きたかぜみたいな人ですね」
多恵子「なに言ってんの あなた?」
純「愛くんの服を 無理やり脱がすようなことしても あいつのためには ならないと思います 私は」
自宅
純「ただいま ふぅ」
愛「なにか あったんですか?」
純「え? いや! 別になんもないよ 元気 元気 そっちは? 仕事 どう?」
愛「それが…」
純「ん? どうしたの? もしかして… クビになった… とか?」
愛「すみません 他の人の顔を見ないように 自分の仕事に集中してたら… 他の人より 随分 進んでしまったようで…」
回想
「待ちたまえ 何やってんねん アホ」
愛「すみません」
「周り見て作業しろよお前! 早すぎだバカ」
回想終了
愛「すみません」
純「ううん 大丈夫! 私を見て! 大丈夫だよ 愛くんには もっと いい仕事が 見つかるよ」
愛「ふふ」
純「なに?」
愛「いえ 純さんといると幸せだねぁ と思って」
いやん また そんな 甘いこと
愛「今 ごはんの準備しますね」
純「うん」
愛くんママを 絶対『ぎゃふん』と 言わせてやらなきゃ
愛「あの 純さん」
純「ん?」
愛「母に会ったんですか?」
純「え? なんで?」
愛「いや… なんでもないです 気にしないで下さい すみません」
も もしかして 心の声が バレてるとか? おじぃ なんだか ちょっと 息苦しさを感じてしまうのは なぜ?