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連続テレビ小説「純と愛」38話「けっこんしようよ」ネタバレ

【 連続テレビ小説「純と愛」】38話のネタバレです。

あらすじ

地元・宮古島のホテルの再生を夢見て大阪で働き始めた狩野純と、彼女を支える不思議な青年・愛が織り成すラブストーリー第4巻。純と愛は市役所に婚姻届を提出しようとするが、証人がなかなか決まらず…。

38話ネタバレ

連続テレビ小説「純と愛」38話「けっこんしようよ」 ネタバレ

宝石店

純「いっぱい ありすぎて 迷っちゃうね」

愛「そうですね」

女「どういった物をお探しですか?」

純「結婚指輪なんですけど はい」

愛「…」

どんな 本性が見えたんだ

純「えーと あの これって 幾らですか?」

女「こちらは 8万円でございます」

純「8万!」

物件探し

純「あー なるほど」

男「いかがですか? お客さんの条件には ピッタリや 思うんですけどね」

純「ですよね なんか いいかも知れないです ちょっと待って下さいね 愛くん 愛くん ねえ もう ここにしない?」

愛「まだ もうちょっと 見た方が 気になるところが 2~3点…」

純「何件目よ もう 何件も見て疲れちゃった」

愛「すみません 純さん お仕事で 疲れてるのに」

純「ねえ それもさ もうやめない?」

愛「それって いいますと?」

純「いや だから 『純さん』って いうやつ なんか『さん』づけで呼ばれると 他人行儀っていうかさ」

愛「じゃあ どうやって 呼べば?」

純「なんか 無いの? こう呼びたいって?」

愛「僕的には…」

純「うん」

愛「このあいだの『ベイベー』ってのが」

純「いつも それで 呼ばれるのは ちょっとな しかも ここ日本だしさ」

愛「じゃあ 純さんの好きなので いいですよ」

純「私は やっぱ 呼び捨てかな」

愛「分かりました じゃあ いきますよ」

純「うん」

愛「純!」

純「なーに 愛!」

不自然に感じてしまうのは なぜ?

愛「あ 純さん 飛行機」

純「本当だ」

オオサキプラザホテル
ブライダルサロン

美鈴「2人の出身地に纏わる食材で 親せきをもてなしたいんで

池内「わかりました」

美鈴「ドレスは もっと裾が広がった物がいいです」

池内「はい」

美鈴「あとブーケはもっと淡い色の方が いいです」

池内「分かりました」

美鈴「引き出物に 割れ物は 縁起が悪いって言うんですけど 私は絶対 このお皿がいいと思うんです 女の子には 絶対喜ぶと思うんですよね」

池内「そうですね」

純「あの… お二人は どうやって 知り合ったんですか?」

美鈴「余計な質問しないでくれます?」

見送り

池内「余計な口出しは するな って言ったハズよ お客様を怒らせて 面倒が増えるだけなんだから」

純「でも やっぱ おかしくないですか? あの二人? 全然 仲も良さそうじゃないし」

美鈴「前から 気になってたんだけど あなた 私の結婚になんか 文句でも あるわけ?」

四郎「美鈴 なにやってるんだ」

美鈴「ちょっと なに やってるのよ お父さん」

四郎「まさかと思って この辺のホテルや 式場探したんだよ バカな真似はやめて  今すぐ キャンセルしろ 式を」

美鈴「言ったでしょ お父さんの言うこと なんか 二度と聞かない って」

四郎「なんだと! おい!」

純「ちょっと 一体 どういうことですか?」

四郎「このバカ ずっと 付き合っていた 男 結婚したかったのに 私が 反対するもんだから ヤケになって 知り合ったばかりの男と 式を挙げようとしてるんですよ」

美鈴「心配しなくても 大丈夫よ ヴァージンロードは 家族代行サービスの人と歩くから!」

四郎「なんだと?」

純「ちょっと 待ってください」

休憩所

純「あー…」

桐野「みっともないから やめなさい ため息なんか」

純「あ すみません 今担当している 新婦さんが ヤケになって 行きずりの人と結婚しようとしていて なぜかと言うと」

桐野「お父様は 会社のオーナーで 早くに奥様を失い 男で一つで 一人娘を 育ててきたので 良い婿養子をとって 会社を継いでほしいと願っていたが 娘さんが 小説家志望のフリーターの恋人と 結婚したいと言いだしたの 猛反対をし 手切れ金を渡し 別れさせてしまった」

純「なんで 知ってるんですか?」

桐野「今 ホテルで なにが 起きてるかを把握しておくことは ここで 働く者の当然の義務です」

そ そうなんだ

純「どうしたら いいんでしょう 新婦さんは 意地でも式を挙げるって 言ってて」

桐野「だったら 従うしかないでしょう」

純「え? でも 好きでもない人と式を挙げるなんて おかしいと思いませんか?」

桐野「それは お客様のプライバシーの問題で こちらが立ち入ることじゃ ありません」

純「じゃあ 神父さんの 言う通りにするしか ないんですか?」

桐野「あなたこそ ルールに従うと 言っていたのに また 以前の口の聞き方の戻ってるけど?」

純「それは やっぱり あきらめたくないんですよ 自分のやり方を あ! でも みんなには迷惑かけないようには するんで」

桐野「好きにしなさい 私は もう 直属の上司ではないし」

おじぃ ああ 言われると ちょっと 寂しいのは なぜ?

エレベーター

実は 証人 頼もうかと 思ってたんだけど そんな雰囲気じゃなかったし

真一郎「よう」

純「お疲れ様です」

真一郎「似合ってんね これ」

純「あ これですか? ありがとうございます」

真一郎「え? 社長 結婚するの?」

純「あ はい 実は」

真一郎「ウソ」

純「はい」

真一郎 純「ハハハ」

純「すみません」

真一郎「じゃあ お祝いしなきゃ 何がいい?」

あ この人が居た

純「あの 社長!」

真一郎「なに? 社長?」

真一郎の部屋

純「あの ずっと ここに住んでらっしゃるんですか?」

真一郎「うん 社長室兼ねてね ほら 俺 働くより 泊まる方が好きだから」

純「あ あれ? これって ウチのホテルが創業した時の写真ですか?」

真一郎「うん」

純「へー 泊まってみたかったな ここ」

真一郎「そこで ニコニコしてんのが 俺のオヤジ 先代の社長 はい!」

純「ありがとうございます 助かりました」

真一郎「で? 式はいつ?」

純「式は 挙げる予定はないです」

真一郎「なんで?」

純「私たち 2人とも 親とケンカしちゃって 勘当されてるんですよ」

真一郎「だったら なおさら やったら? 仲直りするためにも」

純「いや… お金もないし いいんです じゃ 私 仕事あるんで 戻ります あの本当にありがとうございました 失礼します」

狩野家

晴海「あ お父さん 私が」

善行「いい」

晴海「あんまり お酒強くないんだから ほどほどにしてくださいね」

回想

愛「おかあさんは おとうさんと居るのは もう疲れた おとうさんと結婚したのは 間違いだったかもしれない って」

回想終了

善行「あいつ 言うとったな お前は 俺と結婚をしたことを後悔してるて」

晴海「そんなこと ありませんよ」

善行「だったら 俺のこと 愛してる って言えるか?」

晴海「え? それは」

善行「いや 冗談や 冗談言うてんねん 冗談や そんなことよりも どうやって 借金返すかや このままやったら ホテルは つぶれてしまう お前も考えてくれ」

晴海「すみません でも 正は もう探さなくても いいんですか?」

善行「ほっとけ! あんな奴は」

晴海「きっと マリヤさんと 那覇に居るんじゃ?」

善行「まったく 正にしろ 純にしろ お前はどうして あんな ろくでもない子しか 産んでくれへんのや?」

テーブルを叩く晴海

善行「なんや?」

晴海「すみません」

剛「ラブハリケーン! ただいま 疲れた なんか 父ちゃん 暗いよ」

善行「うるさい!」

剛「お母ちゃん 飯まだ?」

晴海「ちょっと 待ってね」

剛「はやく」

善行「お前は こんな時間まで 何してたんや! お前は」

剛「今度 こっちでライブやろうと思ってさ その リハみたいな?」

善行「おい! お前な そんな 吞気なこと言ってる場合やないぞ」

剛「喉かわいた」

善行「正がおらんようになったんやから ホテルの跡継ぎは お前や 明日から 手伝え お前」

剛「えー やっぱ 俺も 出て行こうかな?」

晴海「それだけは やめて」

自宅

純「じゃーん! 明日 区役所に出しに行こう」

愛「でも…」

純「なに? まだ なんか あるの?」

愛「いや 苗字 どうしますか?」

純「ん? そりゃ 待田で いいんじゃないの?」

愛「でも それだと…」

純「弟さんと 同じ名前になっちゃうんだ…」

愛「あれ? まだ 寝てなかったんですか?」

純「うん もうすぐ 式だからさ やること いっぱい あって」

愛「好きじゃない人と結婚しようとしてる お客さんのことですか?」

純「うん 本当に このままで いいのかなって感じ だいたいさ 新婦さんもさ いくら反対されたからって なんで 好きだった人と別れたんだろ? ていうか 彼女が好きでもない人と結婚しようと してんの彼は 知ってのかな? 結婚って なんなんだろ? って思っちゃうよね もっと こう シンプルで ロマンチックなものなんじゃないのかね?」

愛「純 お前は お前にしか 出来ないサービスをすれば いいさぁ」

純「え?」

愛「おじぃ だったら そんなようなことを 言うんじゃないかな と思って」

オオサキプラザホテル
ブライダルサロン

美鈴「ほかには もうないですよね 打合せすること」

池内「は はい すべて 確認させて いただきました」

美鈴「あなたは どう思うの? 私の考えたプラン」

純「とても ステキな式になると思います 相手が本当に好きな人なら」

美鈴「え?」

純「こんな ステキな式 本当に好きな人とやるべきです だから 今すぐ式をキャンセルしてください」

ああ おじぃ 言っちゃったよ

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