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連続テレビ小説「純と愛」39話「けっこんしようよ」ネタバレ

【 連続テレビ小説「純と愛」】39話のネタバレです。

あらすじ

地元・宮古島のホテルの再生を夢見て大阪で働き始めた狩野純と、彼女を支える不思議な青年・愛が織り成すラブストーリー第4巻。純と愛は市役所に婚姻届を提出しようとするが、証人がなかなか決まらず…。

39話ネタバレ

連続テレビ小説「純と愛」39話「けっこんしようよ」 ネタバレ

オオサキプラザホテル
ブライダルサロン

池内「ちょっと 狩野さん」

美鈴「何言ってるの? あなた? それが ホテルのブライダルの人間の言う言葉?」

純、池内「すみません」

純「でも 今まで 担当として こうやって 打合せをさせてもらったからこそ 猶更そう思うんです この人は 本当は 今まで 付き合ってた人と 結婚するのを 夢見て 今まで こういう事 考えてきたのに って…」

純「その人への 愛情を感じたんです その愛情が 凄く伝わって来たんです 本当はその人と結婚したいし その人と 幸せになりたいって だからこそ 結婚式は 本当に好きな人とやるべきなんじゃないでしょうか?」

美鈴「分かった」

え? 本当?

美鈴「あんたみたいな お節介 担当から 降りてくれる? 今後一切 この人を 私の前に現れないようにしてください」

美鈴「いいですね!」

池内「申し訳ありません」

純「すみません」

池内「あの お客様」

おじぃ 結構いいこと 言ったと思ったのにな

料飲部

露木「なにを 考えてるんや お前は お客様に 式をキャンセルしろや なんて」

純「すみません でも 私 このままじゃ どうしても いけないような気がして」

露木「(くしゃみ)」

池内「お客様のプライバシーに立ち入るな と何度言わせるの あなた 向いてないわ この仕事に」

露木「式をキャンセルさしたんやったら 親父に娘 説得させれ」

純「じゃあ 私 今から 説得しに行ってもいいですか?」

露木「ええわけ ないやろ! お前はもう 担当やないんやから」

純「え? じゃあ 私 本当に外されるんですか?」

池内「当たり前でしょ これ以上 迷惑 こうむるのは ごめんです」

純「部長!」

くそー 自分らしい サービスしようとすると いつも これだ

ロビー

水野「君は今 自分が立ってる場所が なんて言うか 知ってる?」

純「えと? 床?」

水野「岐路だよ 人生の岐路 このまま 愛と結婚しても 絶対に後悔する この世界で 君を幸せに出来るのは 僕だけなんだよ ウィリアムコングリーヴはこう言っている 人は 急いで結婚し あとで退屈して 後悔する」

純「失礼します」

すみません 水野さん 今それどころじゃなくて つーか その コンクリート みたいな人誰?

不動産

愛「ペットは 関係ないし うーん なかなか いいのが ないですね 純さん どうします?」

純「あ ああ ここで いいんじゃない? ここで?」

愛「行きましょう」

純「ん? ここ?」

愛「そうじゃなくて 例の 花嫁さんのところへ」

純「いや もう二度と顔見せんな って言われちゃったし」

愛「じゃ このまま 黙って見てるんですか?好きでもない人と結婚するところを?」

オオサキプラザホテル
式場

純「彼女 本当は どんな顔してるの?」

愛「怒ったり 泣き叫んだり 苦しくて 身もだえたり と大変です」

純「やっぱり どうすっかなー」

愛「純さん 純さん あれ」

純「ん? あの人?」

愛「元彼です」

純「あの ちょっと お話が あるんですけど ちょっと! 逃がしませんよ」

ロビー

純「あなたから 式をやめるように なんとか説得してもらえませんか 彼女に」

靖鷹「なんで 僕が そんなこと しなくちゃいけないんですか? もう彼女とは 関係ないんで」

純「いや そんなこ…」

愛「ウソです ヘタな芝居はやめてください 今でも 彼女のことが 好きで 好きで たまらないくせに」

靖鷹「何言ってるんだよ あんた?」

愛「あなたは 小説家を目指して アルバイトをしながら 色々頑張ってきたけど もう いい歳だし なかなか 先は見えないし 心臓も弱いから 倒れたこともあるし 彼女のお父さんに 娘を 一生食わせていけるのか? って問い詰められた時に なかなか はい という勇気がなくて 別れることを条件に手切れ金みたいなものを受け取ってしまった だから彼女の前に 今更現れることは 出来ないと思っている 違いますか?」

靖鷹「だから もう ほっといてください 僕には 彼女を幸せにできない」

純「ちょっと 待った! 今 あなたが立ってる場所 なんていうか 知ってますか? 岐路よ 人生の岐路 あなた そのまま 行っちゃったら 一生後悔しますよ 彼女は まだ あなたのことが 好きなんですよ 何が僕には 彼女を幸せに出来ない よ!」

純「彼女はね あんたじゃなきゃ ダメなの あんたに幸せにしてほしいのよ なんで わかってあげないのよ! 早く 彼女とこに行って 一緒になろう って 言ってきなさいよ 愛くん!」

愛「はい?」

純「ちょっと 来て!」

愛「はい」

純「同じ 男なんだから なんか 言って やんなさいよ」

愛「ああ えー 大丈夫ですよ 頑張ってください」

おいおい それだけかよ!

靖鷹「すみません やっぱり無理です」

純「え? いや ちょっと 待って」

愛「純さん」

純「今 行こうとしてたじゃない! ちょっと 待って…」

自宅

誠「別にええんちゃうん? どうせ そんな 男と結婚したって幸せになれへんし」

純「じゃあ どうしたら いいのよ もう わかんないよ」

誠「ようするに その 問題の二人を会せたら ええんやろ?」

純「ん? なんか 方法あんの?」

誠「一つな 汚いやり方やけど」

オオサキプラザホテル
式場

池内「このあと 牧師様から 誓いの言葉がございます この男を一生の夫とし 愛することを誓いますか と聞かれますので 誓います と答えていただきます」

美鈴「はい」

池内「最後に指輪を交換していただき 2人は 晴れてご夫婦となり 式は終了になります」

純「意義ありー!」

池内「狩野さん!」

純「すみません ちょっと 新婦様に ちょっと お話がありまして」

美鈴「なんなのよ あなた 二度と私の前に現れるな って言ったでしょ」

純「すみません あの でも 今 連絡が ありまして 前に付き合っていた方が… 心臓発作で倒れた って」

美鈴「え?」

ロビー

美鈴「ちょっと! 大丈夫なの?」

靖鷹「え?」

美鈴「あなたが 発作で倒れた って この人が」

純「あ! 奇跡だ! 治ってる」

靖鷹「俺はこの人から 君が どうしても会いたいって 言ってるって」

美鈴「ちょっと! 騙したのね?」

純「いや あの すみません あの 式が近いので どうしても お二人で直接会って お話をしてもらいたかったんです」

美鈴「なんで そんな お節介なの あんた?」

純「いや だから それは だから…」

ああ ダメだ 今までと 同じようなことしか 頭に浮かばない

愛「それは 僕たちも結婚するからです」

美鈴「え?」

愛「僕も仕事をしていません 人には 理解されない 病気みたいなものもあります それでも 彼女は 僕と結婚することを決意してくれました 僕も 自分なんかが 彼女を幸せに出来るのかと思いました でも 彼女は 僕が 勇気が出るような言葉をたくさんくれました この世には 不完全な男 と不完全な女 しかいない 私の愛があなたを作り あなたの愛が私を作る」

ごめん 全部 水野さんの パクリだけどね

愛「うっ」

純「ちょっと! 大丈夫?」

愛「長い事 人の目を見てしゃべり過ぎて すみません」

純「無理しないで」

靖鷹「それって 病気みたいなものの せいですか?」

愛「はい」

靖鷹「お願いだから やめてくれないか? 結婚式 君のお父さんに許してもらうよう 頑張るから もちろん お金も返すから こんな不完全な男で よかったら もう離れないでくれないか? 俺は 君が居ないとダメなんだ」

美鈴「悪いけど 式は やめないから あなたと するの」

靖鷹「え?」

美鈴「え? イヤなの?」

靖鷹「ありがとう」

美鈴「じゃあ そういうことなんで 段取りよろしく」

純「え?」

美鈴「私の担当でしょ? あなた」

純「はい!」

おじぃ よかったよ 汚い手 使ったけど

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