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連続テレビ小説「純と愛」42話「けっこんしようよ」ネタバレ

【 連続テレビ小説「純と愛」】42話のネタバレです。

あらすじ

地元・宮古島のホテルの再生を夢見て大阪で働き始めた狩野純と、彼女を支える不思議な青年・愛が織り成すラブストーリー第4巻。純と愛は市役所に婚姻届を提出しようとするが、証人がなかなか決まらず…。

42話ネタバレ

連続テレビ小説「純と愛」42話「けっこんしようよ」 ネタバレ

オオサキプラザホテル
式場

善行「これは どういうことなんですか? いや 私はね あの ウチのホテルに融資をしてくださると言わはるから わざわざ こうやってね 出て…」

真一郎「そのお話は 娘さんの式が終わったあと ゆっくりと」

善行「申し訳ありませんがね 僕 こんなヤツね 娘と思うてませんから」

晴海「お父さん そんなこと 人様の前で」

善行「いや」

多恵子「大事な仕事の話しがるとおっしゃったハズですよね? 総支配人」

中津留「申し訳ありません 社長がどうしても こちらにご案内するようにと」

扉をあける 多恵子

多恵子「こんな みっともないもの 見るに堪えないわ」

謙次「多恵子!」

善行と衝突する多恵子

多恵子「なにするんですか? 痛いじゃないですか!」

善行「へんなん 言わんといてください ぶつかって きたのは そっちじゃないですか」

真一郎「まあまあ とにかく なんとか 式だけでも 出てもらえませんか? 娘さんも 息子さんも 口には 出さないけど 本当はご両親に出てほしいと思ってるハズですし」

善行「いや これは ウチの問題です 社長さんには 関係ありません! 失礼します!」

晴海「お父さん!」

真一郎「残念だなぁ 融資の話しも無しになりますけど いいんですか?」

つーか 金のために来たのかよ

多恵子「大崎社長 人の貴重な時間を奪うのやめていただけませんか? 忙しいので!」

謙次「多恵子!」

真一郎「そんなこと 言わないでください 先生 最近 私抜きで よく総支配人と お会いになってらっしゃるみたいだけど」

多恵子「それは…」

桐野「どうでしょうか 社長? まだ お互い自己紹介も済んでらっしゃらないようですので 別室で ご両家のご家族に しばらく お話しでもしていただければ?」

真一郎「そうだね では ご案内して」

桐野「かしこまりました」

おじぃ 一体どうなるか 考えるだけで 怖い

別室にて

く 空気が重い… それに… 息が苦しい

正「やあ ごめん ごめん 遅くなって… え?」

純「あの… お兄ちゃん とりあえず 座って」

正「あの… お父さん お母さん TPO的にどうかと思うんだけど 俺とマリヤも 正式に結婚したから」

晴海「そうなの?」

善行「勝手にせえ 言うとけ」

多恵子「話し戻して 要件を整理しましょう あなたたちは 将来に見通しもないまま 単なる親への反発から 劇場的に結婚を決め 勝手に式をやろうとしていた でも やっぱり親が 出ないのは 世間的にマズイと思い ここのホテルの社長さんに頼んで 騙し打ちのように 私たちを呼び出し 自分たちの結婚を認め 且つ 祝福してもらおうとしている それでいいわね?」

剛「すげー 弁護士みたい」

誠「弁護士やから」

純「あの… 流れ的には 合ってるんですけど 気持ち的には…」

多恵子「だったら 私の答えは こうよ あなたたちを祝福するつもりは 一切ない! 浦島太郎みたいに せいぜい今を 楽しみなさい いずれ玉手箱を開いて 自分たちの くだらない夢に気づくから あなたたちの未来は 暗い! いえ 未来なんてない! 分かったら 愛のために別れなさい あなたのせいで この子の一生台無しにする気?」

多恵子「あなた いずれ このホテルの社長になるなんて 言いふらしてるみただけどさ そんなのは 絶対無理よ! あなたは そんな器の人間ではない!」

くそ なんか 言い返さねば

純「要点を整理しますと」

多恵子「は?」

純「私は 愛くんを愛していますから 何があっても 彼と別れる気はありません 愛くんの一生を台無しにしたら おかあさんより 私の方が ずっと辛いので そんなこと 命をかけても させません このホテルの社長になれるか どうかは わかんないですけど 理想と希望だけは持ち続けさせてもらいます それくらいの権利はあると思うので と 今決めました 以上です!」

善行「いつまで 1人で だらだらしゃべってんねん そんなら 今度は俺の番や 俺が少しこの男に 物を聞かしてもらおうか 今日の俺の本性を言うてみ 今日の俺の本性言うてみ! 言うてみ!」

純「ちょっと」

愛「ああ」

善行「言わんでも いい! この間 言うたこと あれは 全部口から でまかせですと ここで前言訂正せえ! 前言訂正せえ! お前は」

純「お父ちゃん! やめて」

善行「やかましいわ お前わ」

純「いたた」

善行「訂正せえ!」

愛「この間 言ったハズですよ 僕のことは どんな風に言ってもらっても 構いませんけど 純さんを傷つけるのだけは許さないって!」

善行「殴るんか? 親を殴るんか?」

愛「いや」

純「ねえ お父ちゃん!」

善行「面白い やってみ!」

純「ねえ ちょっと いい加減にしてって」

善行「黙れ お前は! おい! お前 あれか? お姫様守る オモチャの兵隊にでもなった つもりか? お前な この娘と一緒になるということが どういうことか 分かってんのんか?」

善行「こいつはな 人一倍 思い込みの強いヤツや これから先もずっと いろんな方にご迷惑をかける おい 自縄自縛って言葉を知っているか? 自分で自分のことを縄で縛って そう言うたこと やったことで ドンドン 身動きが取れんようになる そして 悶え苦しむんや お前そのことを分かってて こいつと所帯持つんやな? そのこと分かってんのんか お前は!」

愛「何があっても 僕が純さんを守りますから」

善行「仕事もない 学歴もない 未来に対するビジョンもない 人の顔をマトモに見れんようなヤツが どうやって ウチの娘 守んねん? 言うてみ!」

回想

善行「純! お前 何してんねん 探し回っとったんや」

回想終了

善行「言うてみ!」

愛「おいしい料理を いっぱい作ります! 疲れた時は 一生懸命マッサージをします 愚痴があれば 徹夜で聞きます あと あと… リクエストがあれば 歌ったり 踊ったりします 純さんが 純さんが寒い時は 太陽になります 純さんが 純さんが暑い時は 扇風機になります」

愛「あの 最後の方 自分でも 何言ってるのか 全然わからなくなってきましたけど 1つ言えるのは 僕の夢は 純さんの夢が叶うことと それと いつか おとうさんに 認めてもらうことです と 最後のは たった今 決めました 以上です!」

マリヤ「ハハハ(拍手)」

誠「(拍手)」

正「ちょっと マリヤ!」

善行「やかましい! やかましいわ お前ら! 不愉快や! 帰らしてもらうわ!」

晴海「お父さん!」

善行「剛 帰るど!」

剛「なんで 俺? 守ってよ まこっちゃん!」

誠「関わらんといてくれ! あんた しょんべん臭いねん!」

多恵子「帰るわよ 誠!」

謙次「多恵子!」

誠「言ったやろ! 私はもう 弁護士にならへん! って」

ひっぱたく 多恵子

謙次「あ! ちょっと 何…」

誠「なにすんの!」

謙次「2人とも…」

誠「やめてよ」

善行「いたっ!」

晴海「ちょっと 正! 長男なんだから なんとかしてよ」

正「いやいや」

多恵子「二度もぶつかるとは どういうことよ! 失礼な」

善行「あんたね…」

マリヤ「産まれる!!」

正「ええ!」

善行「無礼なのは そっちや 失礼な!」

マリヤ「ドラマで 家族物で 赤ちゃん産まれて みんな仲直りすんの見たから」

正「ええ? 無理だよ いきなり産もうとしても まだ 6か月なんだしさ」

善行「お前 人の息子に向かって 臭いとは なにごとや!」

正「マリヤに奪われたっていうか」

マリヤ「ちょっと それ どういう意味よ!」

純「ねえ? 何が見えてんの?」

愛「怪獣大決戦みたいです」

純「は?」

愛「残っている 懸案事項を決めさせてください」

純「あ はい」

愛「呼び方のこと なんですけど『純さん』のままでも いいですか?」

純「じゃあ 私も『愛くん』のままでいい?」

愛「もちろん あと 指輪のことなんですけど 高いのは無理なんで これにしたら どうかなって?」

純「なんか 結局 愛くんに 全部決めてもらっちゃったね」

愛「純さんは もっと 大きなことを 決めてください これから 僕たちが 人生の岐路に立った時 どうするかを決めるのは 全部 純さんです 僕はそれに従います」

純「わかった」

おじぃ このごろ 考えるんだ 私たち ダメな人間が 地球とか 自然に誇れることって なんだろうって

区役所

純「すみません! 終わっちゃったのかな? 今日もう これで?」

愛「純さん」

きっと それは 1つしかなくて

純「これからは 待田純として 幸せに なりたいから いいよね?」

愛「もちろん」

一生 愛し合っていくことなんじゃないかな

男「はいはい」

純「あの これ お願いします」

男「ご苦労さまです」

純「あれ?」

自宅(新居)

愛「あ!」

純「何? あ ちょっと びっくりした」

愛「まだ ありました 決めなきゃいけないこと 新婚旅行どうしましょう?」

純「それは 当分… 無理」

愛「そうですよね」

純「ハハハ」

愛「純さん 雪って みたことあります?」

純「雪… ある…?」

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