【 連続テレビ小説「純と愛」】45話のネタバレです。
あらすじ
地元・宮古島のホテルの再生を夢見て大阪で働き始めた狩野純と、彼女を支える不思議な青年・愛が織り成すラブストーリー第4巻。純と愛は市役所に婚姻届を提出しようとするが、証人がなかなか決まらず…。
45話ネタバレ
連続テレビ小説「純と愛」45話「まもってあげたい」 ネタバレ
オオサキプラザホテル
ブライダルサロン
純「ちょ ちょ ちょっとまってください 何でそうなるんですか?」
灰田「昨日 あなたに言われることが なんで いちいち 心に入ってくるんだろう って考えたら 分かったんです あれは 僕に対するプロポーズだって」
純「は? いやいや そんな勝手な解釈されても」
灰田「言ってくれたじゃないですか 僕がフラれたのは 運命の人と出会うためだって それって それって あなたのことですよね」
純「だから そうじゃなくて 言いましたけど 確かに あの 私 結婚してるんで はい 私 結婚してます」
灰田「ウソだ だって 結婚指輪してないし」
純「これは 色々事情があって これが 結婚指輪の代わりなんです これは 愛くんという私の 大事な大事な ダーリンがですね ダーリンでありハニーであり その人が 愛という名前で Iなんです」
自宅
愛「それで その人は納得してくれたんですか?」
純「なんとかね ま 同じ人間なら 話せばわかるって感じ?」
愛「ふーん 本当にそうなら いいんですけどね」
純「ん? どういう意味?」
愛「なんか このままじゃ 済まないような気がするんです」
純「大丈夫だよ 心配しなくても」
愛「なら いいんですけど」
電話のコール
愛「僕が出ますね」
純「ありがとう」
愛「はい もしもし 待田です もしもし?」
純「どうしたの?」
愛「切れちゃいました。」
純「ん? 無言電話?」
おじぃ これが 事件の始まりでした なんてことには ならないよね?
オオサキプラザホテル
真一郎の部屋
真一郎「社長 いそがしいとこ悪いね」
純「いや 何か御用ですか?」
真一郎「ああ ご家族と ケンカしちゃったんだって? 結婚式のあと?」
純「2人とも 勘当されちゃいました でも社長には感謝してますよ ウチの父にも 融資してくださったんですよね」
真一郎「イヤだったんだよね 君の魔法の国が無くなっちゃうのが」
純「ウチのオヤジがやってる時点でもう 魔法解けてますから」
真一郎「そんなこと言わないで お父さんの気持も考えてあげたら? ホテルを続けていくのは 結構大変だから」
なんか 今日は哀愁をおびているような気がするのは なぜ?
純「社長 わざわざ そのために 私のこと 呼んでくれたんですか?」
真一郎「いや もっと 大事な話しが あったんだけど あれ?」
純「はい」
真一郎「なんだっけ?」
純「え?」
真一郎「このごろ 物忘れが まあ いいや」
なんじゃ そりゃ
女「社長 そろそろ 始めませんか?」
真一郎「ああ 申し訳ない すぐ行きます」
そして あなたは また 今日も個性的な女性と
真一郎「彼女のこと くれぐれも」
純「はい じゃ 失礼します」
真一郎「ああ 社長」
純「はい」
真一郎「思い出したよ 言いたいこと」
純「何ですか?」
真一郎「社長 天中殺だから 気をつけて」
純「天 中 殺?」
ブライダルサロン
新郎「これケバイよ」
新婦「なんで?」
新郎「この色」
新婦「え?そう?」
純「あの じゃあ 私から見るお2人のイメージなんですけど」
新婦「はい」
純「これとか それから これとか いかがですか?」
2人「ああ!」
新婦「なるほど なんか 待田さんのアドバイスって かなり 適切」
純「ありがとうございます」
新郎「これからも 色々相談に乗ってください」
純「もちろんですよ」
新婦「これ本当に良い」
なんだよ 天中殺って? こんなにプライベートも仕事も充実してるっつうのに
受付「いらっしゃいませ」
灰田「待田純さん おねがいします」
受付「待田でございますね」
灰田「はい」
ウソ! 出たー!
灰田「待田さん!」
純「あ! いらっしゃいませ」
灰田「やっぱり あなたと 式を挙げたいんで 式場の予約だけでもして いただけますか?」
純「あの 言いましたよね? 私 結婚しているって?」
灰田「いや 予約するのは 勝手でしょ? 予約金 ホテルだって 儲かるし 別にいいじゃないですか?」
純「だから そう言う問題じゃないんですよ! ほら お客様も見てるから それ 閉まってください お願いだから」
灰田「あの人たち みたいに 一緒に準備していけば 愛し合って お互いが必要だって わかりますよ それに こんな いい会社に勤めてるし 実家だって そこそこ 財産だって あるんですから」
純「だから そういう問題じゃないって言ってるじゃないですか!」
休憩所
純「はあ… あの ここ いいですか?」
桐野「どうぞ」
純「あの… 聞いてますか? この話し?」
桐野「あなたと結婚したいというお客様がウチで式を挙げると騒いでいること?」
純「どうしたら いいんでしょう? 部長たちには散々 嫌味言われて 私が余計なこと するからだとか 新婚だから 浮かれてんじゃないのかとか 桐野さん 同じような経験あります?」
桐野「残念ながら 私は結婚をしたことがないので」
純「…結局 お前は当分表に出るな って言われて庶務の仕事手伝ってろって 言われたんですけど 私はただ あのお客さんがフラれて死にそうな顔をしていたから ただ 励ましたかっただけ なんですよ」
桐野「お客様を 友達かなんかと勘違いしてるんじゃないの あなた?」
純「え?」
桐野「そういう 人の心にズケズケ入っていく やり方が 相手にとっては はた迷惑だったり誤解を生むことを いい加減学んだら?」
ええ? 悪いのは 私なわけ?
自宅
灰田「おかえりなさい」
純「何やってるんですか? あなた? もしかして 家調べたんですか?」
灰田「だって 会ってくれないから」
純「いい加減にしてください 言いましたよね? 私は 結婚しているって?」
灰田「別れた方が いいって 君のこと 本当に分かって 幸せに出来るのは 僕しかいないんだから」
純「だから そういう気持ち悪いことするのも 気持悪いこと言うのもやめてくださいよ」
灰田「そっちこそ 本当は結婚してないんじゃないんですか? 表札みたら 純と愛って書いてあるし 妹さんか何かと住んでるんじゃ?」
純「もう めんどくさい! これが 正真正銘 私の夫 旦那 配偶者 ハニーです!」
愛「あ こんばんは あの 愛と書いて『いとし』と読みます すみません あの靴磨きの途中だったんで こんな 恰好で」
灰田「こんな 情けない男? 誰がどう見ても 俺の方が全然 良いじゃないですか」
純「はあ? 何言ってんの? こんな いい男世界に1人しかいませんから 料理はクリームシチューから ハンバーグまで なんでも おいしいし 靴は毎日磨いてくれるから ピッカピカだし 朝は目覚ましかけなくても ちゃんと 起こしてくれるし 夜は後ろから 抱き着けば ポカポカして すぐに眠れるし 愚痴だってね 最後まで なんにも言わず聞いてくれるし」
純「それに マッサージだって してくれるんだよ 体が疲れてたらね すぐにしてくれるの 愛くん 私は 感謝しても しきれないのよ いつも ありがとう 私 頑張るから 一生 そばにいてね って 感じよ! どうよ! こんな 私たちの間に 入る余地がありますか? ないよね! とういうことで 出て行ってくれますか? さよなら!」
おじぃ なんか 今頃怖くなってきた
愛「純さん」
純「ん?」
愛「大丈夫ですか?」
純「何が? 変なヤツ連れ込んじゃって ごめんね」
愛「大丈夫です それに 嬉しかったです あんなこと 言ってもらえて」
純「ま これで 向こうも あんなバカなこと やめてくれるよね もう」
電話のコール
愛「はい もしもし 待田です…」
純「また 無言電話?」
愛「はい」
夜
純「ねえ 愛くん」
愛「はい」
純「今日さ あの人の本性見えたの?」
愛「まあ はい」
純「どんなだった?」
愛「なんていうか その…」
純「やっぱいい! 聞きたくないから やっぱいい… おやすみ」
愛「おやすみなさい あの 純さん」
純「ん?何?」
愛「気をつけてくださいね あの人このまま 大人しくしていてくれたら いいけど なにが 起こるか 分からないんで」
純「うん」
オオサキプラザホテル
料飲部
純「おはようございます」
池内「おはよう」
純「なに これ?」
池内「待田さん ちょっと 来て」
純「はい?」
池内「ちょっと 来て」
純「はい なんでしょう?」
池内「いつも チェックしているサイトを見ていたら こんな書き込みがあったんだけど」
池内「これは どうみても あなたのことよね?」
おじぃ なんでこうなるの?