【 連続テレビ小説「純と愛」】49話のネタバレです。
あらすじ
夏菜主演によるNHK朝の「連続テレビ小説」シリーズ第5巻。純の下に、暗い顔をしたカップルが「式をキャンセルしたい」と現れる。どうやらふたりの親同士が絶縁状態にあることが理由らしいのだが…。
49話ネタバレ
連続テレビ小説「純と愛」49話「はっぴーうぇでぃんぐ」 ネタバレ
おじぃ 私がこの前ストーカーにあってから 愛くんは 毎日トレーニングを始めました 無鉄砲な私が これから どんな危険にあっても 自分が守るんだって 心に決めたんだって
自宅
純「おはよ」
愛「おはようございます え?純さん起きてたんですか?」
純「うん いやさ たまには 朝ごはんとか作ったりしないと罰当たるかなー と思って」
愛「いや いいですよ 僕やりますから」
純「ああ いいから いいから シャワーでも浴びてきなよ 私がバッチリ作っておくからさ あ! ま いいか」
純「あ!」
純「よーし これで バッチリ!」
愛「お願いですから 僕やりますから」
朝食
愛「はい」
純「はい ありがとう いただきます」
愛「どうぞ」
朝日が差し込む中 愛くんが注いだ牛乳を飲み トーストに匂いを嗅ぐだけで なんて 幸せ者なんだ って思う
オオサキプラザホテル
ロビー
おじぃ 私 決めたよ 愛くんのためにも もう 絶対負けない ウチのホテルを魔法の国にするため 死ぬ気で頑張るから
小野田「仕事しろ!」
純「すみません」
ブライダルサロン
純「いらっしゃいませ」
橋本「あの 先週 式の予約をした 橋本です」
純「ああ どうぞ」
橋本 大久保「…」
純「どうなさったんですか?」
橋本「あの… 式をキャンセルしたんです」
純「え?」
池内「どういった ご事情でしょうか?」
橋本「実は ウチの父が経営してた会社が倒産して 莫大な借金が残ったので 自殺をはかりまして」
純 池内「え」
橋本「幸い命に別状はなかったんですけど 彼女のご両親が 娘の将来が心配だ って僕たちの結婚に反対しだして そしたら ウチの親も結婚 やめろって… 彼女が耳が聞こえないので 元々反対だったこともあって」
純「じゃあ 結婚もやめちゃうんですか?」
橋本「いえ 僕は彼女と一生別れる気はありません」
橋本(手話)『ずっと一緒だよ」
橋本「彼女も どんなことがあっても 僕と離れないって 言ってくれてます」
純「そうですか」
橋本「ただ 経済的にも大変だし 親同士が絶縁状態なったんで 役所に婚姻届けを出すだけにすることにしまして」
池内「分かりました 残念では ありますが こちらの 解約合意書に ご署名お願いできますか」
おじぃ なんか悲しいよ こんなの 本当は結婚式挙げたいんだろうな
純「ああ! ちょっと すみません あの せっかくなんで どうでしょう? 写真撮影だけでも? いかがですか?」
純「ほら ここに ほら 新婦さんが 昔 お母さんが着たウエディングドレスで結婚するのが夢 って書いてあるし」
橋本(手話)『写真だけでも撮る? お義母さんのドレス着るの夢でしょ』
料飲部
池内「かなり迷っていらっしゃいましたが 明日ウエディングドレス持ってきていただいて ウチのスタジオで撮影することになりました」
露木「そうか キャンセルは痛いけど 仕方ないな」
露木「なんやねんお前はさっきから うろうろ 鬱陶しい!」
純「あの… やっぱり 写真撮影だけじゃなくて 式も挙げるわけには 行かないでしょうか?」
露木「何言うとるんや? お客様は もうキャンセルしたんやろが?」
純「でも こんな辛い状況なのに お2人がお互い信じあってる姿を見たら なんか なんとか祝福して あげたいな って思ったんですよ」
池内「コスト 人間は どうするの? ホテルはボランティアじゃないのよ」
純「だから そこをなんとか できませんか?」
露木「なんとかって お前 どんな最上級な魔法使うつもりや? それやのうても こっちは 忙しいんや! オオサキ60周年のイベント企画考えな いかんし それに(くしゃみ)変な噂もあるしな」
純「なんですか 変な噂って?」
ロビー
結局 そんなことも知らないのか って教えてもらえなかった あ! あの人なら 知ってるかも? 変な噂って なにか
ああ… でも この前あんなこと あったしな… ああ いかん いかん 普段通り 普段通り
純「お疲れ様です」
か 顔も見てくれない…
純「あの 水野さん ウチの部長が言ってたんですけど なんか 変な噂があるんですか 今?」
水野「気使って話しかけなくて いいよ 俺なんかに」
千香「あの水野さん 今日 よかったら ランチ 一緒に」
水野「悪いけど 先約あるから」
あ… きっと 私のせいだと思ってるんだろうな
純「あの 社長 1つ聞いて いいですか?」
真一郎「うん?」
純「あの なんか みんな落ち着きないんですけど なんかあったんですか?」
真一郎「知らないの?」
純「はい?」
真一郎「ウチのホテルが 外資系ホテルに 吸収合併する っていう記事が出たんだよ 経済新聞に」
純「え?」
真一郎「でも 安心して オオサキの文化とか 名前は残る 対等合併だし まあ 基本的には 今までとなにも変わらないから」
純「本当ですか?」
真一郎「悪いね 社長にまで 心配かけて」
純「いやいやいや あの でも ウチのホテルそんなに経営苦しかったんですか?」
真一郎「いや まあ こんなご時世だし リーマンショック以来 融資してくれてたメインバンクが やたら 返済をせまるようになってさ」
純「はあ そうなんですか…」
真一郎「じゃ」
だから このごろ 体全体から 哀愁を漂わせてたのね
自宅
愛「でも本当に大丈夫なんですか? その新聞によると 完全に吸収合併って感じですけど」
純「私は 社長を信じる… ことにする… ことに決めたの! ほら 色々考えてても しょうがないしさ まあ いい加減っぽいけど 部下を裏切るような人じゃないと思うし」
愛「そうですか」
純「うん ねえ」
愛「はい」
純「それよりさ どう思う? さっきの話し」
愛「うーん 式を挙げないで写真だけ撮る カップルのことですか?」
純「うん 私たちと同じで これから 大変で きっと 辛いこと いっぱいあると思うからさ せめて旅立ちだけは応援してあげたいわけよ だけど いいアイデアが浮かばないんだよね なんか ないかなー」
愛「うーん あ!」
純「痛っ! ちょっと なに?」
愛「じゃあ 明日 お弁当忘れてください」
純「嫌だよ お腹すいて 死んじゃうじゃん!」
愛「大丈夫です 撮影の時にまでは届けます」
純「なに考えてんの?」
愛「純さんは 知らない方が? なんか知ってると 変な芝居とかしそうだし」
なにそれ? 気になるー
オオサキプラザホテル
式場
純「失礼します」
橋本「ごめんな 式 挙げられなくて」
池内「それでは 撮影を始めさせていただきます」
カメラマン「じゃあ カメラ見てください 顎ひいてください」
愛くん 早くしないと 終わっちゃうよ
カメラマン「じゃあ いきます」
ノック
愛「すみません すみません 失礼します」
池内「どちら様ですか?」
愛「あ いつも 妻がお世話になってます 待田純の夫です」
池内「は?」
愛「ウチのがお弁当忘れちゃって もう うっかりもの ダメだぞ!」
だって あんたが そうしろって?
愛「ああ キレイな花嫁さんと ステキな花婿さんですね ひと言 お祝いを言わせてもらっても いいですか?」
池内「ちょっと 困ります」
愛「ひと言だけで すぐ済みますから」
愛「おめでとうございます」
しゅ 手話も出来んのかよ! あんた!
橋本「すみません ありがとうございます」
愛「すぐ 準備しますね」
純「ねえ 今 なんて 言ったの?」
愛「お2人のために ジュースを作ってきたんで 是非飲んで下さいって すみませんねー いそがしいのに これね 特製のジュースなんですよ」
純「そうなんだ…」
愛「純さん」
愛「え?」
つまずいてジュースを花嫁にかける愛
純「あ!!」
愛「すみません」
ちょ ちょ ちょっと… 何やってんのよ 愛くん