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連続テレビ小説「純と愛」50話「はっぴーうぇでぃんぐ」ネタバレ

【 連続テレビ小説「純と愛」】50話のネタバレです。

あらすじ

夏菜主演によるNHK朝の「連続テレビ小説」シリーズ第5巻。純の下に、暗い顔をしたカップルが「式をキャンセルしたい」と現れる。どうやらふたりの親同士が絶縁状態にあることが理由らしいのだが…。

50話ネタバレ

連続テレビ小説「純と愛」50話「はっぴーうぇでぃんぐ」 ネタバレ

オオサキプラザホテル
式場

池内「ちょっと 何してんのよ?!」

愛「すみません」

池内「申し訳ありません」

純「あの 申し訳ありません」

愛「あんまりに花嫁さんがキレイだったから 手が震えちゃって

ブライダルサロン

池内「完全にキレイになるには1週間かかるそうなんです」

純「あの もちろん クリーニング代は弁償させてもらいます」

橋本「あの だったらもう 写真撮影はあきらめますから」

純「そんなこと言わないでください せっかく おかあさまが着たドレスなんだし 改めて 一週間後に また撮影させてもらえませんか? お願いします」

愛「すみませんでした」

純「もう ビックリしたわよ いきなりジュースこぼすから」

愛「すみません 撮影を延ばすの これくらいのことしか 思いつかなくて」

純「ウエディングドレスがキレイになるまでに 結婚式を出来るようにしろ ってこと? 私に?」

愛「あの2人 本当に心から 愛し合ってるし 何があってもお互いを支え合う覚悟がありました 純さんの力でステキな式にしてあげてください」

純「わかった ありがとう よし こうなったら オオサキを魔法の国にするプロジェクト第1弾だい!」

おじぃ 頑張るからさ 応援してね

料飲部

純「お願いします 一週間あれば なんとか準備も間に合うし お2人のためにサプライズで 結婚式挙げてあげませんか?」

露木「まだ そんなこと言ってんのか しかもお前 クリーニング代ともかく 撮影代まで タダにする言うたんやて?」

純「それは 私のポケットマネーで なんとかしますんで」

露木「ポケットマネー? 聞いたで?」

純「無理を言ってるのは分かってますけど 元々 ウチで式の予約をしてれた 大切な お客さんじゃないですか 本当は 式を挙げられなくて 悔しいし 寂しくて たまらないと思うんです だから 何とか祝福してあげませんか? オオサキプラザホテルのみんなで」

露木「池内くん 君も黙ってないで 何とか 言いたまえ」

池内「気持ちは分かるけど 無理ね 来週の今日は」

純「なんでですか?」

池内「チャペルが1日使えません ミニライブのイベントが入っていて」

純「え?」

よりによって なんで この日に

純「じゃあ その次の日」

池内「大安ですから 予約でいっぱい」

純「じゃあ その次の…」

池内「いい加減にしなさい お客様は その方たちだけじゃないのよ」

自宅

純「トホホだよ まさか チャペルが使えないなんて…」

愛「そんな 落ち込まないで たくさん食べてください」

純「だって なんか 気のせいなのか分からないけど 食事も質素になってるような気がするし」

愛「クリーニング代と撮影代が 意外に高かったんで 食費切り詰めるしかなくて」

純「だよねー いただきます」

愛「すみません あんなことしか思いつかなくて やっぱり余計なこと だったんじゃ…」

純「いやいや そんなことないよ ほら 新郎さんたちは 一週間待つって 言ってくれてるんだし なんか 良いアイディアない?」

愛「チャペルがダメなんだったら 別の場所では出来ないですかね? お兄さんたちが ビーチで結婚式やったみたいに」

純「ああ…」

愛「誰か相談出来ないですかね?」

純「え? そんなこと言われても… 水野さんは口も聞いてくれないし」

愛「やっぱりそうですか…」

純「ああ ごめん ごめん 今のは気にしなくていいから でも考えてみると そういう相談が出来るというと 1人もいないんだよなー 私」

愛「宮古のお義母さんに電話してみたら どうですか?」

純「…無駄よ 無駄 良いアイディアがあるとは思えないし」

愛「でも 心配してるんでしょ この間来た時 お義母さん元気なかったから」

純「もしかして なんか見えたの? なんか本性みたいなもの?」

愛「噴火寸前の火山みたいに 体中から 今までの人生の思いが噴き出していました それに この前僕がみんなの前で本性 言っちゃったから 僕のこと 相当嫌っているみたいで」

あ 分かっていたんだ… やっぱり…

愛「あ 僕 靴磨くの忘れていました」

純「あ 別に 大丈夫だって…」

純「あ もしもし?」

正「はい 狩野ですけど」

純「お兄ちゃん? なんでそこに居るの?」

狩野家

正「いやー 那覇に俺にジャストフィットする仕事がない って言ったら お母さんに またウチのホテルで働けばいいじゃないかって 頼まれてさ それに マリヤが子供産む時 こっちに居た方が安心だしな」

マリヤ「お義母さん 私手伝います」

純「なにそれ でも お父ちゃんが許さないんじゃないの?」

正「まあ 親父も そっちの社長さんに融資してもらった おかげで 設備投資したから マンパワーが必要なんだよ」

純「お兄ちゃん 本当にホテルで働きたいわけ?」

正「いや… それは ほら 俺は長男だし こう家族が 必死で戦ってる時にサイドラインから見てるようなことしちゃ いけないと思うんだ」

善行「正 なあ ちょっと ええか?」

正「うん お母さん」

晴海「うん?」

正「純!」

晴海「ええ 今忙しいのに」

マリヤ「私 やっときますから」

晴海「じゃあ お願いね マリヤさん」

マリヤ「はい」

正「なあ フロントのなあ 証明なんやけど… こう もっと ムーディに 明るい方が ええんとちゃうか と思ってな」

正「それは ナイスアイディアだね」

晴海「もしもし 純 どうしたの?」

純「なんか そっち にぎやかだね」

晴海「そうさぁ あのさ この頃 ホテルの お客さんも 多いし 家も3人増えたから 大変」

純「え? 3人?」

晴海「剛が 帰ってきたから なんかさ 宮古で UFOの目撃情報があったから 撮影するんだって 張り切ってて」

剛「UFO カモン! UFO!」

純「なに それ?」

結局 再び 家族 大集合かよ

晴海「マリヤさんのお腹も大きくなったから 色々気をつけないといけないし もう毎日忙しくて 目が回りそうさぁ」

とか言って すっかり 元気になってるし お母ちゃん

善行「もしもし お前 用がるんやったら はよ言え こっちは 企業存亡の時や 深謀遠慮を巡らして 艱難辛苦をともに乗り越え 捲土重来を誓いおうてる時や おい! 今月からな 倍々で稼いで 借金すぐに返す 社長にそう言うといてくれ!」

機嫌いいもんだから 四字熟語連発しちゃって

善行「あのな 今週からな 5つもな結婚式 続けて入ってんねん うん それだけやない 石垣のな なんたら とかいう フォークシンガーの人らがな ウチでな ミニライブやるって 言いだしてんねん それだけやない 観光科の方からな かりゆしのファッションショーも入ってんねん もう人手が足りんでな それで 剛のアホたれ 結婚式のキャメラマンに使うつもりや おう!剛! お姉ちゃん! お姉ちゃん!」

剛「お姉 お姉 俺 いい写真撮るよ」

純「何よ 私だって大変なんだからね 今 結婚式を挙げられないお客さんのために ホテル一丸となって みんなで 結婚式をサプライズで挙げようプロジェクトの責任者になったんだからね 私!」

はあ… 何言ってんだ 私は しかも 切れてるし… まあ その方が良かったけど… 本当は結婚式やる目途なんか 全然立ってないからさ…

オオサキプラザホテル
ロビー

純「あの 社長?」

真一郎「ん?」

純「どうかしました? ため息ついて?」

真一郎「いや それがさ」

純「はい」

真一郎「占いみてもらったら 俺は徳川義則の生まれ変わりって 言われちゃってさ」

純「はい?」

なんじゃそりゃ?

真一郎「徳川幕府 最後の将軍ってことは 俺もそういう運命にあるのかな って」

純「もしかして 外資との合併の話しで なんか 問題でもあったんですか?」

真一郎「いや… 別に…」

純「本当ですか?」

女「すみません」

真一郎「いいんですよ ほら 行くよ」

女「ありがとうございます」

真一郎「子供のころ 俺もここで よく遊んで 怒られたな 親父に」

純「そうなんですか?」

真一郎「あ そうだ! これ 知ってた?」

純「なんですか これ? 何語?」

真一郎「ラテン語でね『歩み寄る者には 安らぎを 去り行く者には幸せを』って 書いてあるんだ 先代が好きな言葉でさ これが ウチのホテルの精神だって いつも言ってた 人は人生を旅する旅人だ だから オオサキに来た みんなに こういう気持ちになってほしいって」

純「うん」

真一郎「ここは ただの玄関じゃないんだ たくさんの人が出会い いろんな人生が 交錯する場所なんだよ 本当はもっと イスとか置いて ゆっくり くつろいだり 語り合ったりしてほしいんだ お客様に」

純「ここだ!」

真一郎「しー」

純「すみません すみません 社長 社長のお陰で良いアイディアが浮かびました ありがとうございます 失礼します」

真一郎「ちょっと ちょっと 教えてよ」

料飲部

純「よし バッチリ!」

純「お願いします!」

露木「なんやこれ?」

純「例のお客さんの結婚式 ロビーでやったら どうですか? お2人には サプライズで!」

露木「え?」

純「とにかく 企画書を見てください!」

おじぃ これは 絶対いけるよ きっと

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