【 連続テレビ小説「純と愛」】54話のネタバレです。
あらすじ
夏菜主演によるNHK朝の「連続テレビ小説」シリーズ第5巻。純の下に、暗い顔をしたカップルが「式をキャンセルしたい」と現れる。どうやらふたりの親同士が絶縁状態にあることが理由らしいのだが…。
54話ネタバレ
連続テレビ小説「純と愛」54話「はっぴーうぇでぃんぐ」 ネタバレ
オオサキプラザホテル
純「ちょっと 待ってよ なんで そうなるの? だって 2人はサプライズで結婚式やるハズだから 知らないはずだよね」
千香「ウチの部長が調子に乗って喋っちゃったの まるで自分のアイディアみたいに」
純「え?」
控室
純「米田部長!」
米田「早く なんとかしろ!」
あんたがあんたが 余計な事するからだろ
純「失礼します あの どういうことでしょうか?」
橋本「すみません 彼女がロビーで結婚式なんて大げさなこと 気が引けるし 恥ずかしいって 他のお客さんに迷惑かけたくないから 予定通り写真撮影だけにしてくれ って言ってます」
純「こちらが勝手なこと 本当に申し訳ありません でも 私は お2人に なんとしても幸せになってほしいんです それで 同僚や 上司に散々無理言って 今日の結婚式をやりたいって 頼んだんです」
純「そしたら 自分が想像して以上に えらいことになってしまって でも それって 今日の結婚式を なんとか 良いものにして お2人に喜んでもらいたいって みんなの気持ちがそうさせたんだと思うんです だから せめて あと5分だけでいいんで 待ってもらえませんか? 今もお2人のために 頑張ってる人がいるんで お願いします!」
ノック
純「はい」
愛「遅くなってすみません ご両親を連れてきました」
結婚に反対だった ご両親を 愛くんが説得してきてくれました
新婦の父「おめでとう」
練習中の待田家
愛「お父さん そこが必ず遅れます」
謙次「ごめん 久しぶりやから 緊張しちゃって」
純「すみません 今日は突然頼んじゃって こんなこと」
謙次「いや 結婚されるお2人に 是非 幸せになっていただきたいと思って」
愛「あ そうだ 誠 今日はマスクどうすんだよ?」
誠「ん?」
謙次「そや 今日ぐらいは 外した方が ええんちゃうか?」
誠「絶対無理 人がうじゃうじゃ おって 凄い匂いがするに決まってるし」
純「って 言うと思って こんなの用意してみました 鼻ばさみ」
誠「シンクロやないんやから」
純「そんなこと言わないで これつけてみてよ」
誠「ぜったいイヤ」
純「おい!」
剛「ハイサイ お姉」
純「ハイサイお姉じゃないわよ ちょっと あんた 何やってんのよ」
剛「誠ちゃんに電話したらさ 今日 演奏するって 聞いて」
純「あ!」
剛「びっくりした」
純「取材抜きにしてたから 撮影頼むの忘れてた あ! ちょっと あんた ちょっと 来て! 愛くん これ これ」
剛「お姉 ちょっと 待って ちょっと」
ロビー
純「そっち OKですか? そっちも 大丈夫ですか? じゃあ お願いします」
純「おめでとうございます どうぞ」
純「あんた なにやってんのよ! 主役取りなさいよ 主役 いいから 早く! ちゃんと 取ってよ ちゃんと」
真一郎「がっくりだよ」
純「え?」
真一郎「また バージンロード 歩けなかったし」
純「あ すみません」
水野 無線「どうしよう」
純「はい はい?」
水野 無線「ヤバいかも」
純「へ?」
水野「誓いの言葉だけじゃ 芸がないかな って思って 色々セリフ考えてたんだけど 何を言ったらいいか ちょっと 頭ん中 真っ白になっちゃった」
純「え? あ! そうだ 困った時は トルストイさんですよ トルストイさん」
水野「あ… そっか わ 分かった」
純「ファイト!」
水野「トルストイは 言いました この世には 所詮 不完全な男と 不完全な女しかいない だから互いを励ましあい 補い合い 支え合って 生きて行こう 私の愛が あなたを作り あなたの愛が 私を作るんだと」
水野「それでは 誓いのキスを どうぞ」
純「幸せのおすそ分けです これ どうぞ」
橋本「彼女は こんな素敵な結婚式をしてもらったんだから 絶対幸せになります と誓ってます みなさん 僕達のために 本当にありがとうございました」
真一郎「どうですか 先生? ウチのホテルもなかなかのもんでしょ?」
多恵子「別に」
千香「狩野さん」
純「え?」
千香「私 もうホテルやめるなんて言わない」
純「本当?」
千香「みんな一つになって こんな夢みたいな仕事が出来ることなんて なかなか 無いもんね」
純「うん 頑張ろうね 同期同士!」
おじぃ 頑張った甲斐があったよ
桐野「待田さん」
純「はい」
もしかして あなたまで 褒めてくれるんですか?
桐野「何 ボケッとしてるの? 早く片付けないと時間がないわよ」
純「はい」
おじぃ 私は改めて思う オオサキに入り みんなに出会えて 本当に良かったって
自宅
純「愛くんのマッサージ 本当に気持ちいいね ん? どうしたの?」
愛「いや ちょっと 頭が」
純「もしかして 今日 いろんな人居たし いろんな人の本性 見ちゃった?」
愛「悪意とか 嫉妬のオーラ出してる人も少なからず 居たんで」
純「ごめんね いつも 頼ってばかりで」
愛「いえ 僕もちゃんと お祝いしたかったから あの2人を」
純「ね 私たちもさ あの2人に負けないように 幸せに なろうね」
愛「もちろんだぜ ベイビー」
電話の着信
純「誰 こんな時に」
晴海「純 宮古に台風が来て ミニライブも結婚式もファッションショーも全部中止になってしまってさ ヤシの木が倒れて ドアが壊れて ホテル中 水浸しで メチャメチャだし お父さんもすっかり 元気をなくして お宅の社長さんに融資してもらった おかげで やっと 上手くいくと思ったのに どうしよう 純」
ごめん お母ちゃん
晴海「ねえ 純? もしもし?」
今日は眠かせて…
晴海「聞いてるの?」
オオサキプラザホテル
ロビー
純「社長 おはようございます」
真一郎「おはよう」
純「早いですね どうかしました?」
真一郎「実は 先代が死んだ時 このホテルを継ぎたくなかったんだよね 俺」
純「そうだったんですか?」
真一郎「でも 昨日の結婚式見たら 心から ここで 働きたくなった 君達みんなと一緒に 俺は決めた 絶対に 外資の言いなりには ならない」
純「どんなことが あっても 私 社長についていきますから」
真一郎「じゃあ 俺の秘書になって くんない?
純「はい?」
おじぃ いきなり そんなこと言われても