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連続テレビ小説「純と愛」56話「すーぱーまん」ネタバレ

【 連続テレビ小説「純と愛」】56話のネタバレです。

あらすじ

夏菜主演によるNHK朝の「連続テレビ小説」シリーズ第5巻。純の下に、暗い顔をしたカップルが「式をキャンセルしたい」と現れる。どうやらふたりの親同士が絶縁状態にあることが理由らしいのだが…。

56話ネタバレ

連続テレビ小説「純と愛」56話「すーぱーまん」 ネタバレ

オオサキプラザホテル
ロビー

歩み寄る者には安らぎを 去り行く者には幸せを おじぃなら どうする? もし オオサキに社長だったら

種田「あなた ちょっと 来て」

純「はい」

種田「これ 食べて 元気出して」

純「え?」

種田「何かあったんでしょ 暗い顔してるから はい!」

純「ありがとうございます」

種田「ううん」

純「ウチのパン屋さんで買ったんですか」

種田「このアンパンね 甘くて本当に美味しいのよ」

純「そうなんだ 私 食べたことないです ありがとうございます」

種田「あら? 私の嫌いな2人組が来た」

純「はい?」

露木「おい 社長 ちょっとこい」

純「なんでですか? 私 だって 悪い事してないですよ」

米田「大事な話しがあるんだ」

純「あー!」

廊下

米田「カイザーとの合併話し どうなってる?」

露木「本当なんか? わし等が真っ先に リストラされるっちゅう噂は?」

純「いやいやいや まだ 何にも決まってないですし それに私 知ってても しゃべれないんですよ」

米田「いいから 教えろ!」

露木「お前 俺にどんだけ 世話になったと思ってるんや?」

いやいや どっちかって言うと いじめられた方ですけど

純「いや だから あの 今 社長も 向こうとの交渉頑張ってますし 私たちは 私たちの仕事をね まずは 頑張りましょう」

米田「お前 社長秘書になってから なんか こう 上から目線になってないか?」

純「は? 私」

露木「思ったより 世渡り上手なんやな 社長のこと取り込んで 上手い事立ち回りやがって」

米田「お前みたいな問題児 真っ先にリストラ候補になるハズなのに」

露木「まさか 社長とデキてるんやないか?」

はあ? なんだよ それ?

純「ちょっと!」

露木「そうか そうだったか(くしゃみ)」

自宅

愛「え? 純さんと 大先社長とですか?」

純「うん まだ 腹が立つ なんで私が 社長に色仕掛けで 誘惑した とか言われなきゃならないのよ」

愛「そんなこと 気にしちゃダメですよ」

純「とか言って 私が本当に社長となんもないか 確かめてるでしょ?」

愛「いや? あ! 純さん豚まん 食べます?」

純「いらない お客さんに貰った アンパンあるから いただきます ん うま ちょっと 愛くん 考えてよ 自分が社長だったら どうするか ってやつ」

愛「それなら もう答えは出てます」

純「どういうこと?」

愛「純さんは 今のオオサキが好きだから 外資の合併条件を絶対にのめないんでしょ?」

純「うん 自分たちで どうにかするしかないってこと? でも 借金返せなくて潰れちゃったら どうすんの?」

愛「大丈夫ですよ 言ってたじゃないですか ホテルマンに不可能はない みんなが一丸となって 同じ目的に迎えばって」

純「そうだけどさ」

おじぃ 今更だけどさ ホテルを経営するって 大変なんだね

マリヤ「もしもし 狩野ですけど」

純「もしもし マリヤさん 純だけど」

マリヤ「純ちゃん ヤバいよ かなり ウチ 激ヤバ」

純「え? ちょっと どうしたの?」

マリヤ「お義父さん やけ酒ばっかり 呑んでるの この前の台風で ホテル メチャメチャになってから 修理にいっぱい お金かかるし 予約のお客さん キャンセルするから 借金返すあて なくなっちゃって」

純「え あ ちょっとさ お父ちゃんに代わってくれる?」

マリヤ「お義父さん 純ちゃんから お電話」

善行「あいつと話すことなんかない!」

マリヤ「ちょっと 大きい声ださないで! この子がビックリするでしょ!」

善行「はい はい はい すみません」

善行「もしもし 俺や」

純「もしもし お父ちゃん あのさ 色々大変だと思うけど 頑張って ウチのホテル立て直してね」

善行「どないしたんや? 気色悪いな」

純「いや 私 最近さ 社長の秘書みたいなこと やりだしてさ ホテルって 経営するのって 大変なんだな ってのが分かったからさ」

善行「今頃分かったんか アホたれ まあ お前から 励まされるほど 落ちぶれてはいないわ それには 今度のことは俺が悪いんやない そやな 考えてみれば 12年前 ここに来たんが そもそもの間違いや」

は? 何言っちゃってんの この人?

善行「いや せやないな そもそもの間違いはな お前のな 母親とな 一緒になったことや ウソやウソ こないだな あいつにな 好きな四文字熟語 言うてみ って俺が聞いたらな あいつ なんと 答えたと思う? 好きな四文字熟語 信号無視や 信号無視」

純「もうさ くだらないこと 言ってないでさ もういいや お母ちゃんに代わって」

善行「今 あいつ 家に居てへん 警察や」

純「え? え? どういうこと?」

善行「スピード違反で捕まってんねん 30キロの それで 信号無視が二つ」

純「ウソ!」

善行「正はな ホテルの修理しようとして階段から落ちて 入院してんねん」

純「ウソ!」

善行「剛のヤツは 情けない 神戸でストーカーみたいなことしてな 警察に捕まりそうになってんねん どいつもこいつも」

純「なにそれ?」

純「ほら お父ちゃん こんだけ悪い事重なったんだしさ 大丈夫だよ もうほら 次はきっと 良い事 起こるよ ね? あの そういうの四文字熟語でなんて言うんだっけ? えーとね ちょっと待って えーと なんだっけな…『いちようくうふく』 うん」

善行「なにを言うてんねん それを言うなら『一陽来復(いちようらいふく)』や 心配せんでもええ もうな 既に俺の頭ん中には 乾坤一擲 起死回生の一手がな 準備してあんねん まあ 見とれや」

純「ちょっと お父ちゃん また 変なこと考えてんじゃないでしょうね? ちょっと やめてよ お父ちゃん もしもし?」

ったく ホテルの経営者ってヤツは どいつもこいつも

オオサキプラザホテル
ロビー

早く考えなきゃ 私が社長だったら どうするか

純「自分が社長だったらねー」

あ! 桐野さんに聞いてみようかな? あ でも またキツイこと 言われるんだろうな

桐野「何か 用?」

純「え? あ そのネックレス 凄くステキですよね いつも してますけど 誰かからのプレゼントですか?」

桐野「早く 要件 言いなさい 本当に聞きたいことは そんなことじゃないって 顔に書いてあるから」

純「すみません あの… 外資との合併の話しは ご存じですよね? もし 桐野さんが 社長だったら どうしますか?」

桐野「そんなことを考えても意味ないわね」

純「どういう意味ですか?」

桐野「現実的には カイザーの案をのんで 合併するしかないんだから」

純「でも そこを みんなで 頑張れば」

桐野「ホテルは所詮 一企業で 夢やロマンで 食べてはいけないんだし」

その場を去る 桐野

真一郎「昔は あんなんじゃなかったんだけど」

純「え? そうなんですか?」

真一郎「今の君みたいに目がキラキラしてたのに俺のせいで」

純「ふーん え?」

真一郎「ん? いや いいや まあ いいや」

純「え?」

真一郎「あ これ 忘れ物かな?」

純「あ! これ ウチに毎日来てる おばあちゃんのだと 思います ウチのパン屋でアンパン 買うのが 毎日の 楽しみなんですって」

真一郎「ああ あの人?」

純「はい あの 私が 預かっときます 今日もアンパン買ってる」

回想

種田「張り切ってるわよね みんな この前 ここで 結婚式をやってから 顔がイキイキしてるし」

種田「オオサキのロビーは 居心地が良いし スタッフの人とも 気楽に おしゃべりが出来るし」

回想終了

純「社長」

真一郎「ん?」

純「あの 決めました 私が もし社長だったら どうするか」

真一郎の部屋

純「リストラはなし レストランやブライダルの外部委託も 受け入れられません 従業員は1人もリストラをしない代わりに みんな お給料を半分でやってもらいます 役員や社長を含め 全員無報酬にします」

純「信じたいんです 上の者が 身を切って責任を取れば みんな 付いてきてくれるって それだけ オオサキを愛してくれてるって ホテルマンに不可能はないんです みんなで 一丸となって 同じ目的に向かえば」

真一郎「やっぱり キラキラしてるな 君の目は」

純「青臭いこと言ってるのも 現実が厳しいのも 分かってます でも 奇跡を 信じて頑張りませんか 社長」

真一郎「ごめん」

純「え?」

真一郎「もう 合併するって 契約しちゃったんだ」

な なんじゃそりゃ

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