【 連続テレビ小説「純と愛」】6話のネタバレです。
あらすじ
夏菜主演によるNHK朝の「連続テレビ小説」シリーズ第1巻。父が営む沖縄・宮古島のホテルの再生を夢見る狩野純と、彼女を支える青年・愛が織り成すラブストーリー。。
6話ネタバレ
連続テレビ小説「純と愛」6話「まほうのくに」ネタバレ
桐野「申し訳ありませんでした 二度とこのようなことがないように 狩野には 言い聞かせますので」
純「痛っ ちょっ 痛い 痛い」
純「ちょっと 痛いって ちょっと 離してください 桐野さん おかしいと思わないんですか? ホテルで働く人間が お客さんが 喜ぶことがどうでもいいなんて」
桐野「犬が飼い主を選べないように 私たちも上司を選べないだけよ それより お客様のことを お客さんなどと呼ぶのは止めなさい 言ったハズよ ここで働きたいなら ルールに従えって」
純「じゃあ 桐野さんは なんのためにホテルで働いてるんですか?」
桐野「そんな青臭いことを聞く暇があったら 自分の欠点をきちんと見つめなおしなさい 自分はいつも 正しいと思っている人間は成長を止めたと言ってるのと同じです」
ロッカールーム
純「ねえ 千香ちゃん」
千香「うん?」
純「千香ちゃんは どう思う? おかしいと思わない?」
千香「あぁ まあね じゃ」
純「ねえ 千香ちゃん 千香ちゃんはさ なんで このホテル入ったんだっけ?」
千香「私は ほら あの こんなご時世だし 会社を選んでるような身分でもなかったし…」
純「でも でも 面接の時にさ ほら 小さい頃からホテルが好きだった とか お客さんにサービスして喜んでもらいたい とか 言ってなかったっけ? 私 あれ聞いてさ もう 私も一緒の人が ここにも居たんだって」
千香「あのさ! 悪いけどさ これ以上 私たちに迷惑かけんのは 止めてくれへんかな? 一緒にいる こっちまで 同類と思われて 変な目で見られるよね? 今日だって あんたのおかげで帰んの遅くなるし 深夜業務でもう 疲れてんのやからさ もう勘弁してくれへん?」
千香「あっ… お疲れ様」
回想
晴海「あれ おじぃのホテル お父さん」
大阪から引っ越して おじぃと会った時が一番 幸せだったかも
正 剛「上がり 純 負け」
生まれつき 持ってるカードが 悪いんかな?
「狩野 お前しかいない よろしく頼む」
「大丈夫 大丈夫 やろ」
頼まれると 嫌 って言えないから すぐ その気になって
純「来い!」
結局ひどい目に遭うし
ホテル継ぎたいから 必死で勉強して 大学 受かったら
善行「大学に行く必要あるんか? どうせ 嫁に行くんやし」
おじぃ 私 男に生まれたかったよ
回想終了
ああ なんでこういう時 いつも 頭の中にこの歌(ひな祭り)が流れるんだろ?
自宅
純「ああ もう 寝よ 知らない 知らない」
(携帯の着信)
純「もしもし 何? お母ちゃん?」
狩野家
晴海「純 大変なの なんとかして どうしよう」
純「えっ? 何? どうしたの?」
晴海「剛がいきなり ウチ出ていくって言いだして」
純「えっ? 何それ?」
晴海「剛はさ ロクに予備校に 行ってないみたいだから お父さんが 怒鳴ってしまったの このままだと マトモな人間にならんぞ って そしたら 剛がさ もう大学なんか 行かない! って 荷物まとめだして ちょっと待ってよ剛! ねえ お父さん 何か言って下さい! ねえ どうしよう 純?」
お母ちゃん 私だってさ…
純「お母ちゃんはね 少し剛に甘いんだよ いい機会だから 少し親離れでもさせたら?」
晴海「あんた 弟のことが心配じゃないの? いつから そんな冷たい人間になったの? 大阪に行ったら ウチの家族のことなんて どうでもいいわけ?」
純「ちょっと待ってよ なんで そんなこと言われなきゃいけないわけ? こっちだってね 徹夜で もう クタクタに帰ってきてんだよ! もしもし?」
晴海「ねえ 剛 待ってよ」
剛「お母ちゃん ごめん 俺に宮古は狭すぎるんだ 世界に向かって勝負してやるから」
晴海「そんなこと 言って 行く宛とかあるの?」
剛「お母ちゃんこそ いつまでも 親父の言いなりになんの 止めたら?」
晴海「私は別に」
剛「あんな 親父と居たら いつか 絶対 おかしくなるよ お母ちゃん」
自宅
純「もう 寝れないよ!」
もう 腹が立って 眠れない
純「熱っ」
おじぃ 会いたいよ
回想
弘治「純 お前は ずっと そのままでいいからな」
愛「あなたは ずっと そのままで いてください 純さん」
回想終了
「君 もう帰っていいよ」
愛「お疲れ様でした お疲れ様でした」
純「あ ねえ ちょっと!」
純「ここなら 誰も居ないと思うけど」
愛「はい」
純「あのさ 一応 お礼言っとこうと思ってさ この前 私『もう こんな ホテル 辞めてやる って キレそうになったんだけど あんたが 皿割ってくれた おかげで 言わなくて済んだからさ あ そうだ 名前聞いてなかったけど 待田 愛? え? 男なのに 珍しいね」
愛「あ いや 『愛』って 書いて 『いとし』って 読みます でも 大抵は 愛ちゃんって呼ばれるんで 別にどちらでも」
純「てか 同じホテルで 働いてたなら 言ってくれりゃ よかったのに この前」
愛「違うんです あなたが 面接受かったって聞いたんで ここで バイトしようかなって」
純「じゃあ… 私に会うために…?」
愛「ストレートに言えば まあ はい あ いや でも 違うんです ストーカーとか そういうんじゃなくて あれから 色々な人を見たけど やっぱり あなたしかいなかったから やっぱり 大丈夫だ」
純「あのさ この前 人の本性が見えるとか 言ってたけど それ ちゃんと 分かるように説明してくれる?」
愛「人の顔を見ると その人の本当の顔が 現れるんです 強そうな人が 実は 凄く 怯えてたり 優しそうな人が 実は凄く 冷たい顔をしていたり」
純「それで この間の おばぁの正体も分かった ってわけ?」
回想
愛「返してください」
回想終了
愛「信じる信じないは 自由ですけど 出来るだけ人の 顔は見ないようにしてて」
純「あぁ それで 下を向いて歩いている ってこと?」
愛「はい でも あなただけは そういう余計なものが一切見えないんです 今見てる そのままの あなたなんです もう こんなの 初めてだったから 凄く びっくりして だから そのままの あなたで 居てほしい って」
純「あの『愛』と書いて『いとし』くんだっけ?」
愛「はい 純さん」
純「悪いけど 私 運命は 自分で選ぶものだって思ってるから じゃ!」
おじぃ 無理 無理 こんな 話し 信じられるわけないじゃん!