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連続テレビ小説「純と愛」74話「きせきのくりすます」ネタバレ

【 連続テレビ小説「純と愛」】74話のネタバレです。

あらすじ

夏菜主演によるNHK朝の「連続テレビ小説」シリーズ第7巻。ホテルサザンアイランドを失い、家族がバラバラになってしまった純は落ち込む日々が続く。愛は元気付けるが、純の心の声が聞こえなくなっていて困惑していた。第13週と第14週を収録。

74話ネタバレ

純宅

純「(寝言)ごめんね ごめんね。」

愛(きっと 悪い夢を見てるんだろうなぁ… ん? ん? なんだ? 鳥? 鳥にでもなっているのか?)

純「うわー!」

愛(え?)

純「うう!」

愛(犬? いや それとも もっと狂暴な動物… か?)

純「わん!」

愛(そして いつものように また眠ってしまった。)

面接の準備する愛

回想

愛「純さんの 心の声が 聞こえなくなりました…。」

愛「そうだ 僕が外で働きます。 そうだ そうだ そうしよう。 純さん この家のことを 全部やってください。」

鏡の中に愛「辞めた方がいいんじゃないの。 外で働くのは まだ無理だよ。 ユーには。」

純「あれ? どこ行くの?」

愛「就活 行ってくるんです。 いくつか アポ取ったんで。」

純「あ ちょっと待って 今 朝ごはん作るから。」

愛「もう いいです 間に合わないんで。」

純「でも ほら なんか食べないと…」

愛「それよりも 純さん。」

純「ん?」

愛「ゴミだしといてください。 忘れずに。 8時までなんで 8時。」

純「うん。 わかってるよ。」

愛「それと あと 洗濯物取り込んでもらえますか。 あとね スーパーで 特売やってるんで 買っといてもらいたいものリストアップしといたんで はい。 たまねぎ じゃがいも にんじん えりんぎ しめじ えりんぎとしめじ 間違えないで下さいね。 あと牛乳…。」

純「わかってるよ いちいち言わなくても…。 はあ…。」

愛(ん~! 人が優しく言ってるのに。)

愛「行ってきます!」

面接

「愛と書いて『いとし』ですか。」

愛「はい。」

「女性かと思いました。」

愛(他の人の本性は まだわかるんだ)

「高校までは エリートコースなのに 大学に行かれなかった理由は?」

愛「それは…」

「何で 今まで就職経験がないんですか?」

「ご両親は 一流弁護士じゃないですか!」

「顔色よくないみたいだけど 具合でも悪いんじゃ?」

愛「ああ 大丈夫です。」

夜の街

愛(ああ… やっぱり就職は無理かな…。 人に会い過ぎて 頭がガンガンする)

男「おれが 間違いだったよ」

女「そうだよ。」

二人(他に居なかったし しょうがないよね。)

女「写真撮ろう。」

男「いいよ。」

愛(クリスマス限定って)

女「チーズ 撮れたかな。」

男「どう?」

司会「それでは ハッピークリスマス!」

二人(今日こそ 言わなきゃ 別れようって。)

司会「はい OKです。」

愛(崩壊寸前)

司会「それでは お二人にちょっと お話しを。」

二人(あれ こいつの名前 なんだっけ?)

愛「ふたまた…」

純宅

愛「純さん ケーキ… 純さん! 純さん…?」

愛(包丁持って 寝ちゃダメ… ねむり姫か? っていうか しらゆき姫 ああ もう わけわかんな感じになってます。 はあ 慣れないことして 疲れたんだろうな…。)

純「あ! おかえりー。」

愛「ただいま。」

純「ちょっと 待って 私 今作ってる途中だったんだから。」

愛「いや でも。」

純「大丈夫 はやく どいて どいて。」

愛「いや でも…。」

愛(こっちは 腹減って 死にそうなんだよなー)

純「痛っ!」

愛「だから もう だから もう。」

純「大丈夫! あっ!」

愛「ああ。 もう 僕やりますから。」

純「大丈夫 たいしたことないし 今一生懸命作ってる途中なんだから。」

愛「もう僕やりますよ。」

純「大丈夫 早くあっち行って 着替えてきて。」

愛(はあ… すぐ畳まないと シワになるんだよなぁ…)

純「ああ やめてよ それも あとでやろうと 思ってたんだから。」

愛「いや でも…。」

純「いいから。 もう 早く 出来るから。 着替えて!」

愛(ダメだ 腹が立つ)

純「お待たせしました。 これね イカスミパエリア」

愛(うそだろ… ある程度 予想は出来たが こんなに まずそうになるとは…)

純「メリークリスマス」

愛「メリークリスマス」

純「はーい 食べないの?」

愛「いただきます。」

純「うん。 おいしい?」

愛「個性的な味ですね。」

純「別に気つかわないで マズイって言えばいいじゃん。」

愛「純さんは 食べないんですか?」

純「いらない。 お腹すいてないし マズそうだし。」

愛(自分は食べないのかよ)

純「そっちは? 就活の方どうだったの?」

愛「全部ダメでした。」

純「うん だよね だと思った ま 気にしなくていいよ。」

愛(言っちゃうの それ)

純「うそ!」

愛「どうしたんですか?」

純「色が移ってる」

愛「ああ 純さん ジーパンとシャツは一緒に洗っちゃダメです ね?」

純「いいだもん 捨てようと思ってたんだもん。」

愛「純さん もしかして ゴミ捨てんの 忘れたんですか?」

純「結局 私は何もしない方がいいんだよ。 さっきだってさ コオロギがね 部屋の中 入ってきて 踏んじゃいそうになったから 危ないよって言って ヒョイって逃がしてあげたら その途端にカラスがバァーって飛んできて バクって食べちゃって。」

愛「いや それは…」

純「ああ かわいそうにー。」

愛「それは 純さんのせいじゃないんじゃないでしょうか?」

純「私のせいなの 私が余計なことしなかったら コオロギ死ななくてすんだのに キッチンだって 洗濯物だって こんなに ハチャメチャになんなくて済んだのに…」

愛「あ 純さん お酒も そろそろやめら方がいいんじゃないですかね?」

純「うるさいよ もう いちいち いちいち 今は愛君にね 優しくされたら ツライの 心の声が聞こえなくなった途端デリカシーないんだから。」

愛「すみません…」

純「はっきり言えばいいじゃん そっちだって 本当は 私の顔なんか 見たくないんでしょ? なんで こんな女と結婚したんだろう とか思ってんでしょ?」

愛「…」

純「じゃあさ 遠慮しないで 浮気でもなんでも してきたら? きっと そこらへんに 私より いい人 いっぱいいるから。」

愛「それ 本気で言ってるんですか?」

部屋を出ていく愛

愛(おじぃ すみません どうしても 冷静になることが出来ませんでした)

愛(所詮 僕はこの程度の男です)

女(誰でもいいから 慰めて)

ホテル

女「あの」

愛「はい。」

女「先にシャワー使ってもいいですか?」

愛「もちろん」

愛(おじぃ おじぃ おじぃ いいですよね? 一度くらい 浮気は男のなんとかだって言うし)

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