ドラマダイジェスト

連続テレビ小説「純と愛」94話「えいえんのあい?」ネタバレ

【 連続テレビ小説「純と愛」】94話のネタバレです。

あらすじ

夏菜主演によるNHK朝の「連続テレビ小説」シリーズ第9巻。純が始めた「24時間コンシェルジュ」の効果もあってか、「里や」に少しずつ客が増えていく。そんなある日、満田という男が現れて蘭に復縁を迫ってきて…。第17週「えいえんのあい?」と第18週「えがおのゆくえ」を収録。

94話ネタバレ

待田家

多恵子「じゃあ 雨やませて。」

純「はい?」

多恵子「雨がやんだら 助けてあげるわよ DV男に困っている あんたの同僚を。」

純「分かりました。 明日の朝までに 必ず雨をやませてみせます。」

多恵子「楽しみにしているわ。」

誠「純さん 大丈夫なん? あんなこと言って?」

純「任せてよ 私のね 辞書にね 無理って言葉はないから。」

誠「じゃあ どうすんの?」

純「とりあえず… てるてる坊主作ろうか?」

愛☎『そんな約束しちゃったんですか?』

純「だって どうしても お義母さんに助けてもらわないと困るもん。」

誠「うわ! 逆に激しくなってきた気がするんですけど? 予報やと 明日の夜まで雨やし。」

純「どうしよう 愛君?」

里や

愛「まさか そんな約束しちゃうとは思わないんで あの 解決策が全然思い浮かびません。」

純☎『うーん。 そっちはどう? 全然状況変わってない?。』

愛「あの人が いきなり火つけたりしないように 男みんなで見張ってます。」

志道「私は男じゃないわよ!」

愛「今それどころじゃないですから! もしもし 何か思いついたら電話しますから はい。 はあ(ため息)」

謙次「純さん なんだって?」

愛「雨をやませることが出来たら 助けてあげる とお母さんに言われたみたいです。」

志道「そんなの無理よ。 どうすんの?」

愛「あ あの。 北京オリンピックの時に ミサイルを撃ち… やっぱ無理ですよね。」

忍「すぅー…。」

愛「セニョールさん? どうしたんですか?」

忍「え いや… 別に…。」

愛「いや 今なにか 言いかけましたよね 絶対? セニョールさんって 何か言いかける時 息吸うくせありますよね?」

志道「うんうん。」

愛「何ですか?」

忍「あー いや… その…。」

志道「もしかして。 雨をやませる方法があるとか?」

忍「やっぱりいいです 笑われるから。」

一同「いいから 教えてよ!」

待田家
リビング

純「雨をやませる儀式?」

愛☎『セニョールさんがテレビかなにかで 見たことがあるって言うんで 調べてみたら 嵐が来た時に 雨に打たれながらやる儀式が確かにあるみたいで しかもセニョールさんが番組を見た時は 雨やんだらしいんです。』

純「うそ! で どうやんの その儀式?」

玄関前

忍『レサイヨ メア。 ウヨイ タロデ。 レサイヨ メア。 ウヨイ タロデ。』

誠「ホンマにやるの こんなアホらしいこと?」

純「やらないより マシでしょ。 携帯持ってて。」

誠「あ うん。」

純「レサイヨ メア。 ウヨイ タロデ。 レサイヨ メア。 ウヨイ タロデ。」

ああ おじぃ 何やってんだろ 私?

リビング

留守電

愛「お母さん 聞こえてますか? 純さん どうしても お母さんに 助けてもらいたくて 必死なんです お願いですから 純さんの気持ち分かってもらえませんか?」

玄関前

純「レサイヨ メア。 ウヨイ タロデ。 レサイヨ メア。 ウヨイ タロデ。」

誠「もう いい加減やめたら こんなバカバカしいこと?」

純「ごめん。 諦めたくないんだ。 レサイヨ メア。 ウヨイ タロデ。 レサイヨ メア。 ウヨイ タロデ。」

リビング

誠「ママ いい加減 許してあげたら? あの人確実に風邪ひくで もしかしたら肺炎で死ぬかも?」

多恵子「だったら 喜ばしいことじゃない。」

誠「ちょっと ママ。」

純「レサイヨ メア。 ウヨイ タロデ。 レサイヨ メア。 ウヨイ タロデ。」

おじぃ お願い 奇跡を起こしてくれないかな。

愛「もう 帰りましょう。 セクシーさんが あの人と行くって言ったんです これ以上迷惑かけたくないからって。」

里や
食堂

サト「社長! あれ? 愛君のお母さんは?」

純「どうしても 雨がやまなくて 連れてこられなくて。」

満田「どいてくれ。 あゆみ 行くぞ。」

純「セクシーさん すみません。 お義母さん呼んでこれなくて でも もう一度 もう一度だけ 考え直して下さい。 このまま行ったら きっと今までの繰り返しですよ。」

満田「いい加減にしろよ。 なんなんだ お前?」

純「ああ!」

満田「だから なんなんだよ?」

純「雨やんでる。」

満田「それが どうしたってんだよ。」

純「あ お義母さん。」

謙次「多恵子。」

多恵子「これが 例の男?」

うなずく純

満田「なんなんですか あんた?」

多恵子「悪いけど こっちは寝てないし こんなところ来たくもなかったから 機嫌が悪いのよ さっさと その汚い手を奥さん放し 二度と現れないと誓って ここから出て行きなさい。」

満田「何言ってんだ あんた。」

多恵子「知ってる? 世の中には 2種類の人間しかないの。 他人を傷つけて平気な人間とそうじゃない人間。 私には分かる あんたは他人を傷つけてもなんとも思わないロクでもない男よ。」

満田「お 俺は あゆみを愛してるんだ。」

多恵子「悪意には 個性がないのよ。 私はあんたみたいな男が女を苦しめてるのを 今までさんざん見てきた あんたのような 人に危害を加えることしか取り柄のない男は 世の中のために即刻死刑に出来ればいいのって何度思ったことか。」

多恵子「さっきのに付け加えるわ。 さっさとその汚い手を奥さんから放し二度と現れないと誓って出ていって 1人で死になさい。」

満田「ふざけんな この くそアマ!」

多恵子を殴り飛ばす満田

純「あ!」

愛「お母さん!」

誠「大丈夫?」

謙次「多恵子! 大丈夫か?」

純「何するんですか?」

多恵子「いいのよ これで。 傷害罪で刑務所にぶち込めるから。 あんた接近禁止命令が6か月で終わっても 奥さんを殴った傷害罪の執行猶予がまだ残ってるから これで確実に実刑ね 何年にしてあげようかしら? 被害者は私だから 覚悟しておきなさい。」

多恵子「大正警察署ですか? 弁護士の待田です 所長お願いします。」

満田「ちょ ちょっと待ってくれ。」

多恵子「大人しく出ていくなら 許してあげても いいわよ? でも言っておくけど また戻っても無駄よ 傷害罪の時効は10年だから その間はいつでも警察に訴えることができるんだから。 分かったら とっとと出ていきなさい。 くそ男。」

満田「俺は諦めない。 何年経とうが また会いにくる。」

サト「その時は 私が相手するよ。」

満田「なんだと コラ!」

サト「従業員と客を守るのが私の仕事だからさ。」

忍「私はこんな顔をしてますけど ケンカは弱いですけど 女将さんに何かあったら…」

志道「私だってね 大阪中の仲間呼んで あんた襲わせるからね。」

羽純「抹殺。」

蘭「士郎。」

満田「『ママは ぼくがまもる』…?くそ くそ くそ! くそ!!」

逃走する満田

誠「ママ もう帰るの?」

多恵子「忙しいの私は。」

純「ちょっと待ってください。 お義母さん。」

倒れる多恵子

純「え ちょっと?」

謙次「多恵子!」

愛「お母さん!」

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