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連続テレビ小説「純と愛」95話「えいえんのあい?」ネタバレ

【 連続テレビ小説「純と愛」】95話のネタバレです。

あらすじ

夏菜主演によるNHK朝の「連続テレビ小説」シリーズ第9巻。純が始めた「24時間コンシェルジュ」の効果もあってか、「里や」に少しずつ客が増えていく。そんなある日、満田という男が現れて蘭に復縁を迫ってきて…。第17週「えいえんのあい?」と第18週「えがおのゆくえ」を収録。

95話ネタバレ

里や
玄関前

倒れる多恵子

純「え ちょっと?」

謙次「多恵子!」

愛「お母さん!」

サト「上に運んで休ませて。 病院に電話してくる。」

謙次「大丈夫か 多恵子?」

愛「お父さん 脈拍を。」

謙次「ああ。」

愛「お母さん。」

あれ? おじぃ  どうしたんだろ 私?

愛「純さん? 純さん!」

謙次「純さん。」

愛「純さん!」

客室

純「お義母さん? 大丈夫ですか?」

多恵子「ここ どこ?」

純「私が働いているホテルです。」

多恵子「あなた 何やってるの?」

純「ちょっと 風邪ひいちゃったみたいで。」

回想

愛「レサイヨ メア。 ウヨイ タロデ。 レサイヨ メア。 ウヨイ タロデ。」

純「セクシーさんのこと助けて頂いて 本当にありがとうございました。」

多恵子「根本的な問題が解決したわけじゃないわよ。 10年くらい問題を先送りにしただけ 最終的には あの男が奥さんを好きな気持ちは法律じゃあ 止められないし。」

純「どこ行くんですか?」

多恵子「帰るに決まってるでしょ。 あなたと布団並べてるなんて 耐えられないし。」

純「ちょっと 無理ですよ お義母さん。 ああ!」

多恵子「もう ちょっと!」

純「すみません。」

愛「すみません 入ります。」

多恵子「何してんのよ あなたは。」

純「すみません 力入んなくて。」

愛「ちょっと ケンカはやめてください。」

純「違う 違う そんなんじゃない。 あの ごめんなさい。」

愛「とにかく厨房をお借りして おかゆ作ったんで食べてください。 あの お母さん お父さんから 聞きました。 離婚したいって言ってるのは お母さんじゃなくてお父さんだって。」

愛「お母さん 実は 最近見えにくくなってるんです。 人の本性みたいなものが それは きっと 僕が純さんと暮らしていて幸せだからだろうって 推測したんですけど でもお母さんは まだはっきり見えるんです。」

愛「それは きっと お母さんが不幸に縛られて身動きがとれなくなってるからじゃないかって お母さんが苦しくて 寂しい思いが 僕に聞こえてるからじゃないかって。」

食堂

サト「ほらほら そうやって すぐ悲しい音楽流して 泣かそうとするのやめてくれる? こっち全然悲しくないから。」

謙次「そうですよね うっうっ(泣き声)」

サト「あ…。」

サト「あら あんた もういいの?」

純「ええ。」

謙次「愛 かあさんは?」

愛「もう1日 安静にしておいた方がいいと思います。」

謙次「ああ そうか。 分かった。 私の方から 事務所には連絡しておく。」

愛「会っていかないんですか お母さんに?」

謙次「離婚の件については 知り合いの弁護士に間に立ってもらってるいるから。」

誠「逃げんといてよ これは家族の問題なんやで?」

客室

(ノック)

誠「パパ 今日はとりあえず帰るって。」

多恵子「どうせ 逃げたんでしょ?」

誠「ママと話したいって人がおるんやけど。」

蘭「本当にありがとうございました。」

多恵子「別にいいわよ もう。」

蘭「もう この傷隠すのやめます 私。 この子のためにも もっと強くならないといけないから。」

多恵子「愛 眠れないの?」

愛「うん。」

多恵子「しょうがないわね。」

多恵子「愛 純 2人ともママを置いて行かないで。」

目を覚ます多恵子

多恵子「眠れないの?」

頷く士郎

多恵子「僕の心と体は永遠にあなたのものです こうして2人は いつまでも 仲良く暮らしましたとさ。」

純「そうやって 愛君にも 読んでたんですね。」

多恵子「何やってんの あんた?」

純「おかゆ 持ってきました。 あの 私に出来ることがあったら なんでも言って下さい。」

多恵子「じゃあ あの頃に戻してくれる? 私達家族。」

純「え?」

多恵子「あなたの辞書に無理って言葉は無いんでしょ?」

純「すみません。 それは 無理です。 っていうか それが出来るのは お義母さんだけです。 あの頃には戻れなくても あの頃のような 幸せな家族は まだ作れるんじゃないですか? お義母さんなら。 愛は ちゃんと伝えないと何も始まらないよ。 と おじぃが言っていた気がします。」

多恵子「もう一つ 布団敷いてくれる? もう一晩寝て行くから。 それから。」

純「はい?」

多恵子「明日 ウチの人に迎えにくるよう伝えて。」

純「わかりました。」

翌朝 食堂

多恵子「お店の人は?」

純「気きかせて 席外してくれました。」

多恵子「そう。」

純「はい。」

多恵子「私は。」

謙次「多恵子! 頼む 別れてくれないか?」

誠「ちょっと パパ何やってんの?」

謙次「僕はもう お前の愛に応える自身がないんだ。」

愛「お父さん どういう意味ですか?」

謙次「母さんは純粋過ぎるんだ。 なあ もう楽にしてくれ 多恵子。 お前と一緒にいると 耳鳴りが酷くてたまらないんだ。」

多恵子「わかりました。 離婚届けのサインしときます。」

誠「ちょっと ママ?」

純「お願いします ちゃんと ちゃんと 自分の気持ち伝えて下さい。」

多恵子「2人とも 早く気づいたら? あなた達の愛も永遠には続かない。」

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