ドラマダイジェスト

連続テレビ小説「ちむどんどん」70話「渚(なぎさ)の、魚てんぷら」

【 連続テレビ小説「ちむどんどん」】70話のネタバレです。

あらすじ

暢子(黒島結菜)は県人会の沖縄角力大会で優勝した智(前田公輝)からのプロポーズを断った。一方、その角力大会をきっかけに自分の気持ちに気づいた和彦(宮沢氷魚)は、恋人の愛(飯豊まりえ)に自分の気持ちを伝えようとするが…。一方で、手痛い失恋から立ち直れない賢秀(竜星涼)は、またしても猪野寛大(中原丈雄)の養豚場に戻るが、そこで清恵(佐津川愛美)と意外な成り行きに…。

70話ネタバレ

沖縄料理店・あまゆ
玄関前

「どうも おはようございます。」

「おはようございます。」

店内

多江「泣き腫らした目で 帰ってきた?」

トミ「暢子ちゃん 一人で。 智君 プロポーズしたんでしょ?」

多江「うん…。」

三郎「とういことは… そういうこと なんだろうな。」

順次「えっ どういうこと? あっ 和彦君 おはよう。 体調は? 朝ごはんあるよ。」

和彦「いえ 結構です。」

順次「えっ…?」

多江「和彦君は? 昨日 あれからどうしたの?」

トミ「暢子ちゃんより 先に帰ってきて。『智は 優勝しましたか?』って言うから『したよ』って言ったら すぐに 部屋に こもちゃった。」

三郎「じゃあ… 知らねえんだな。」

順次「いや 俺にも分かるように説明して。」

多江「そういえば 賢秀君は?」

養豚場

賢秀「(いびき)」

清恵「おい! 起きろ~! おっ うっ…。 えっ? ちょっと ちょっ…。」

賢秀「好きやんどー。」

清恵「えっ?」

賢秀「んっ? おっ! 何してるわけ?」

清恵「こっちのセリフ。」

寛大「あっ ごめん。 すまん。 失礼 いや…。 おっ 俺は ほら その…。 あっ! 何だ え~ あっ そうだよ 出かけるんだよ。 え~ どこだ え~ 寄り合いの組合だよ。 寄り合いの組合が待ってるからよ。」

清恵「えっ お父ちゃん!」

レストラン・フォンターナ
控室

(ドアが開く音)

智「おはよう!」

暢子「おはよう。 ご苦労さま。」

智「これ 頼む。 ありがとう。 毎度!」

玄関前

智「ふぅ…。」

東洋新聞
学芸部

和彦「ふぅ…。」

愛「大丈夫? 体調。」

和彦「うん…。」

愛「実は 式場の下見のこと…。」

和彦「ごめん。 どうしても 話したいことがあって。 昨日 言いかけてたことなんだけど…。 全部 なかったことにしてくれ。 ごめん。 愛と結婚する資格がない。」

愛「読んでみて。 記者らしく 要点をまとめてみました。」

愛『親愛なる和彦へ 先日 田良島さんに声をかけられ 東洋グラフに移籍しないかと 誘いを受けました』。

回想

田良島「連載を読んだ 向こうの編集長の たってのご指名だ。 条件は 一つ パリに3年駐在して 現地からの記事を どんどん書いてほしいとさ。」

愛「だけど 私は…。」

田良島「大野には 優秀なジャーナリストとしての 資質が備わっている。 しかも 今 目の前に大きなチャンスもある。 俺は 大野に仕事を続けてほしい。」

回想終了

愛『和彦と 一緒に過ごした年月は 幸せでした。 特に 暢子ちゃんや 智くんと 友達になれてからは 充実していました。 みんながいなかったら 今の私にもい出会えなかった。 私が考える幸せに向かって 歩いていきたい。』

愛『夢だったパリ 私は 一歩踏み出す決意をしました。 和彦と お別れします。 勝手に決めて ごめんなさい。 あなたが想像もできないくらい 私は あなたのことが好きでした。 優柔不断のくせに頑固なところ。 ちょっぴり鈍感だけど 誰より思いやりがあるところ。 嘘が つけないところ。 諦めの悪いところ。 熱い志を持っているところ。』

愛『和彦は 暢子ちゃんのことが好きだよね。 ごめんなさい 前から分かっていて 分かってないふりをしていました。 優しいあなたは 随分 悩んだことでしょう。 自分を責めないでください。 私は あなたが前に進むことを あなたの幸せを 心から祈っています』。

山原村共同売店

回想

賢吉「優子さん 再婚しなさい。」

優子「再婚?」

賢吉「善一さんと。」

回想終了

善一「おっ…。 どうかした?」

優子「実は… 再婚のことで。」

善一「再婚? 誰が?」

優子「うちと… 善一さんの。」

善一「ええっ…。」

優子「えっ? 何も聞いてないんですか?」

善一「いや 今 初めて聞いたさ。」

優子「あっ… もう よかった! 善一さんも いい迷惑ですよね?」

善一「迷惑じゃない。」

優子「えっ?」

善一「俺は 優子さんと再婚したい。」

優子「またまた。 真面目な顔して 冗談 言わないでください。 仕事仕事…。」

善一「冗談に聞こえたか?」

歌子「どうしよう…。」

沖縄料理店・あまゆ
玄関前

暢子「ただいま。 もう大丈夫? 体。」

和彦「ちょっと 話してもいいかな?」

暢子「うん。 何?」

和彦「愛との結婚は なくなった。」

暢子「はっ?」

和彦「僕は 暢子のことが好きだ。 ずっと 好きだったんだ。 自分でも 気付かないふりをしてた。 ごめん 明日にでも出て行くから。」

暢子「えっ 何で?」

和彦「いや それは… 智に プロポーズされた… だろ?」

暢子「うん。 断った。」

和彦「えっ… 断った?」

暢子「うん。」

和彦「じゃあ 智と結婚しないの?」

暢子「しない。 どこに引っ越すわけ?」

和彦「あっ いや…。 だったら やっぱり引っ越さない。」

暢子「えっ 何で? さっき…。」

和彦「智と結婚する暢子を 見たくなかったから。 本当は… 暢子と ずっと 一緒にいたい。 だから…。」

暢子「駄目。」

和彦「駄目?」

(戸が開く音)

三郎「ああ… ちょっと いいかい? 暢子ちゃん やんばるから緊急の電話って…。」

暢子「緊急?」

三郎「ああ。」

店内

暢子「暢子です。 ネーネー どうしたわけ? まさかやー! お母ちゃんが…? 再婚!?」

良子「歌子が 聞いてしまったわけ。 暢子 どうしたらいいと思う?」

暢子「とにかく すぐ帰る。 うん 待ってて。」

和彦「どうしたの?」

暢子「タイム!」

和彦「タイム?」

暢子「さっきの話 ちょっとタイム! うち やんばるに帰らないと!」

和彦「タイム?」

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