ドラマダイジェスト

夜ドラ「作りたい女と食べたい女」(第30回)(最終回)

あらすじ

新居の審査も通りほっとした野本さん(比嘉愛未)と春日さん(西野恵未)は手の込んだ料理をしようとカニクリームコロッケを作る。今まで過ごしてきた日々を振り返り、互いの気持ちを確かめ合う2人。引っ越しの日、そして…。

第30回ネタバレ

@DESIGNPRO

佐山「…設定しましたよね さっきね。」

野本「あります はい。」

高「野本さん 佐山さん お疲れさまです。」

2人「お疲れさまです。」

三上「お疲れさまです。」

高「今 打ち合わせしてきて 決済のページ クライアントからオッケー出ました。」

野本「えっ え… ということは…。」

三上「はい これで 全てのコーディング作業が完了です。」

佐山「はあ… 終わった。」

三上「ありがとうございました。」

佐山「こちらこそ…。」

2人「ありがとうございました。」

休憩時間

(通知音)

野本「あ… わっ! あ… すいません。 え~。」

野本『春日さん! 審査通ったよ!』

春日『よかったです。 ほっとしました』。

野本『うれしくて連絡しちゃった。 じゃあ またあとでね』。

春日『はい』。

マンション

野本宅

野本「おうちも決まったし ちょっと せっかくだから 週末 お祝いごはんに  手の込んだものを 作りたいという気持ちが こう ふつふつ沸いてきているんだけど どう思う?」

春日「それは作りましょう。 手の込んだものって 例えば何ですかですか?

野本「コロッケとか。」

春日「コロッケ…。 確かに それは 手間がかかるもの代表ですね。」

野本「そうなの。 あとね カニクリームコロッケにも挑戦したくて。」

春日「カニクリームコロッケですか? 野本さん 一大イベントになりそうですね。」

野本「コロッケパーティーになっちゃうね。」

春日「週末が すごく楽しみになってきました。」

野本「うん! 食べよ。」

春日「はい。」

野本「カニ 入れます。」

春日「カニ お願いします。」

野本「これをバットに入れて 冷蔵庫で冷やして固めるの。 で それを丸めて 衣をつけます。」

春日「はい。」

野本「はい。」

春日「野本さんのは 丸いコロッケなんですね。」

野本「あ 春日さんちは違った?」

春日「うちは 俵形でした。」

野本「そっか まあ おうちによって違うよね。 じゃあ カニクリームは俵形にしよう。」

春日「はい。」

野本「うん いい感じ。」

野本「すっごい量になっちゃったね。」

春日「たくさん食べます。」

野本「たくさん食べよう。 あ ちょっと待っててね。 これは写真撮らないと…。」

(シャッター音)

2人「いただきます!」

野本「あ じゃあ 春日さん。 はい。」

春日「おいしいです。」

野本「あ うん。 私は じゃあ カニクリームから いっちゃおうかな。 ん~! おいしい~! 白ワインにも合う~。」

春日「お茶入りました。」

野本「ありがとう~。 春日さん 見て見て。」

春日「何ですか?」

野本「これ。」

春日「さっきのコロッケ。 きれいに撮れてますね。」

野本「ね~。 ここで 二人で いろんなものを作って 食べたね。」

春日「そうですね。 ここで初めて 野本さんのごはんを食べた時…。」

野本「あ… ルーロー飯ね。」

春日「はい ルーロー飯です。 あの時も たくさん作ってましたよね。」

野本「ねっ。」

春日「とてもおいしかったです。 また作りませんか? 今度は二人で。」

野本「うん。 いいね。 春日さん 一個 聞きたいことがあるんだけど。」

春日「何ですか?」

野本「春日さんは 私のこと いつから好きだって思ってくれてたの?」

春日「え…。 そうですね…。 いつからというのは難しいですが。」

野本「あ うん。」

春日「だんだん… です。 でも 考えてみたら クリスマスの時とか それか もっと前からか。」

野本「え… そんなに前から?」

春日「今 振り返ってみると ですけど…。 でも…。 分からないです。」

野本「そうだよね そうだよね。」

春日「野本さんは どうですか?」

野本「えっ。」

春日「いつごろから。」

野本「私は…。 私も だんだんだよ。 お出かけしたり 生理でダウンしてた時 ごはん作りに来てくれたり いろんなことがあったでしょ。 すごく いつでも 春日さんは優しいなって。」

春日「そうですか。」

野本「うん。 春日さん もう一つ 聞きたいことが。」

春日「はい。」

野本「春日さんは その…。 あの…。 ハグとか キスとかって…。」

春日「え…。」

野本「あの… どこまで…。」

春日「あ…。」

野本「どこまで触れて 大丈夫かって 人それぞれ あるかなって 思って。 だから 何か…。」

春日「はい。」

野本「あの…。」

春日「私も 一つずつ 試していけたら うれしいです。」

野本「うん。」

春日「ハグ してみましょうか。」

野本「え… いいの?」

春日「はい。」

野本「うん。」

野本「春日さん キスしてもいい ですか?」

春日「はい。」

道中

一か月後

野本「あっ 春日さん! ねえ このお店 アプリ作りで関わってたお店。」

春日「ここですか。」

野本「うん。 ちょっと のぞいてみよう。」

春日「はい。」

野本「へえ~。 あっ。 ねえ これこれ。 うれしいなあ。」

野本「ありがとうございます。」

春日「これは ダウンロードしないと。 本当にすごいです。 野本さん。」

ハローワーク就職サポート出張相談会

職員「16番の方 どうぞ。」

南雲「はい。 よろしくお願いします。」

南雲「人と話すことは好きなので コミュニケーションをとりながらできる 仕事もいいのかなと思ってます。」

藤田「今までは スーパーで パートしてたんですけど 次は なるべく 正社員で働けるところを探していて…。」

公園

矢子「今日は どうだった? いいとこあった?」

南雲「あ うん。 応募してみようかなって いうところ 見つけたよ。」

矢子「え~ よかったじゃん! どんなとこ?」

南雲「仕事はね 前に近い感じなんだけど…。」

マンション

野本宅

春日「野本さん こっちは運び出し終わりました。」

野本「うん。」

春日「この部屋ともお別れですね。」

野本「ね~。」

春日「楽しかったですね。」

野本「うん。」

新居

野本「春日さん 今日から よろしくお願いします。」

春日「はい。」

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