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連続テレビ小説「ちゅらさん」102話「花嫁美(ちゅ)らさよー」ネタバレ

2001年7月28日放送の【 連続テレビ小説「ちゅらさん」】102話のネタバレです。

現在は(2021年2月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。

あらすじ

結婚を決めた恵里と文也。東京式か沖縄式かで迷いますが、「ウェディングドレスを着たい」という恵里の一言で東京式の結婚式を挙げました。ところが、長男・恵達から「お母さん、本当は琉装の花嫁姿を見たがっていた」と聞き、恵里と文也、しゅうとめの静子は、古波蔵(こはぐら)家に向かい、沖縄式で式を挙げます。家族のうれしそうな様子を見て、恵里は改めて幸せをかみしめます。帰京した恵里と文也の新居は、一風館でした。

102話ネタバレ

連続テレビ小説「ちゅらさん」102話「花嫁美(ちゅ)らさよー」ネタバレ

古波蔵家

恵里達の結婚式を 沖縄風に やってほしいと 勝子さんは 思っていました。 その気持は 恵尚 恵達をとおして 恵里に伝えらえれました。 そして 急きょ 実現する事が 出来たのです。 ありがとう 恵里

クロスロード

恵達「よろしく!」

我那覇「おう! 恵達。」

恵達「あ…。」

ゆかり「恵達 どうしたの? 沖縄に帰ってきたの?」

恵達「姉え姉えの結婚式あって それで。」

恵達「店の雰囲気 変わるんでしょうね?」

我那覇「ビル 建て替えるから。 この際 思い切って。」

ゆかり「今も 恵達の話 してたんだよ。」

恵達「え? 俺の?」

ゆかり「CD勝った それから 見たよ テレビ。 やったね。」

恵達「うん。」

我那覇「俺は 見てないさ。 テレビ 持ってないから 悪いな。」

恵達「相変わらず ロックって感じですね。」

我那覇「ふふん。」

ゆかり「あ 私 行かないと。」

恵達「帰るの?」

ゆかり「うん 私ね アメリカ 行くの。 行くっていうか 私のお父さん アメリカ人だから 帰るの。 お父さんの実家に。」

恵達「そうなんだ。」

ゆかり「それで 我那覇さんに お別れを言いに 来てたわけ。」

恵達「そう。」

ゆかり「じゃ 元気でね。 頑張ってね!」

恵達「おう ゆかりも。」

ゆかり「うん。」

恵達「ゆかり!」

恵達「ありがとう。 俺 ロック始めたの ゆかりのお陰。 俺 ゆかりの事 好きでさ。 ゆかりの後 追っかけて ここに来て 最初は ロックなんて よく分からなかった。 なんか だんだん好きになって だから…。 金城ゆかりのお陰だから…。 ありがとう。」

ゆかり「知ってたよ 恵達。 古波蔵恵達に『好きだ』って 言われたと自慢できる男になって。 それで 全米デビューして。 じゃあね。」

我那覇「飲むか?」

恵達「はい 頂きます。」

我那覇「ここに来てた頃は コーラだったのにな。」

恵達「そうですね。 あ! そうだ。 これ。」

我那覇「これか! 恵達!」

古波蔵家

勝子「恵尚!」

恵尚「ん? 何?」

勝子「ありがとうね 恵尚。」

恵文「ありがとうね 恵尚。」

恵尚「何 言ってる?」

勝子「ありがとうね。」

恵尚「恵里の結婚式も 終わったし 俺も そろそろ 旅にでようかね? そうしようかね? ん?」

勝子「あんたは ここに 居なさい。」

恵尚「え?」

勝子「居たいんでしょう? 今 旅に出たくないんでしょう? だったら 居ればいいさ。 頼りにしてるんだから お母さん。」

恵尚「おふくろさん。」

勝子「旅に出たくなったら行ってもいい。 今は居てちょうだい… ね?」

恵文「そうさ 旅には いつでも出れるさ。」

恵尚「おやじさん。」

ハナ「そんなら おばぁが旅に出ようかね。」

恵文「え?」

ハナ「新しい恋を求めて。 おばぁは 恵里に これを もらったからね。」

回想

ブーケトス

回想終了

ハナ「どっかに幸せが待ってはずよ。 本当に そうしようかね?」

恵文「おばぁ… ハハハ…。」

一風館
グアテマラ

容子「喜んだでしょう 勝子さん。」

恵里「はい お騒がせしました。」

容子「ううん。 ねえ?」

真理亜「え? ああ今までの数々の お騒がせに比べればね。」

恵里「すみません。」

容子「そうか 明日 引っ越すんだよね?」

恵里「はい。本当に いろいろ ありがとう…。」

容子「ううん 楽しかったよ。 ね?」

真理亜「え? まぁ飽きなかった事だけは 確かね。」

容子「恵里ちゃん!」

恵里「はい。」

容子「遊びに来るのよ いつでもいつでも 帰ってきて いいだからね。」

恵里「はい ありがとうございます。」

真理亜「まだ やめなって。 そういう事 言うと 本当に すぐ戻ってくるよ。」

恵里「何でですか?」

容子「弱いのよね お別れとか そんなの。 最後の「ゆんたく」だね。」

恵里「はい。」

容子「(大泣き)」

上村家
リビング

文也「おはよう!」

静子「おはよう。 ねえ 文也。」

文也「ん?」

静子「何で結婚したのに 別々なの?」

文也「そういう訳じゃないよ 今日から一緒だから。」

静子「そうなの 引っ越しは どうするの?」

文也「ああ 今日だよ。」

静子「準備 出来てるの?」

文也「『準備』って? いや 別に。」

静子「大丈夫なの? それで。」

文也「大丈夫だ… よ。」

静子「なら いいけど 荷物 どうするの?」

文也「荷物? もうすぐ恵里が運んでくるよ。 俺も 手伝うつもりだったけど 一風館の柴田さんが居たでしょ? あの人が『俺にまかせろ』って『それは俺の仕事だ』と言ってさ。 誇んできてくれる。 どうしたの?」

静子「何で 恵里ちゃんが 荷物 運んでくるの?」

文也「『何で』って 今日から ここに 住むからでしょ?」

静子「え?」

文也「ん?」

静子「同居するつもりなの?」

文也「え? 何だと思ってたの?」

静子「ウソ!」

文也「『ウソ』って… え?」

静子「困るな それ。」

文也「あ?」

静子「文也が出ていくんだとばかり 思ってた。」

文也「え?」

静子「やめようよ それは。」

文也「え?」

(チャイム)

文也「来た。」

静子「え!」

玄関

恵里「あ 文也君!」

柴田「どうも。」

文也「どうも ありがとうございます。 あ あの…。」

恵里「ん? どうしたの?」

文也「恵里 ちょっと。 柴田さん 少し待って下さい。」

柴田「はい。」

リビング

恵里「え?」

文也「俺が悪かったと思うんだ。 話したつもりなんだけどさ。 お互い勘違いしてたみたいで。」

恵里「そうなんだ。」

静子「同居は やめよう 恵里ちゃん。」

恵里「はあ。」

静子「あのね 結婚して 今まで 一緒に 暮らした事のなかった2人が 一緒に暮らす訳でしょう? それは 結構 大変な事だと思うのよ。 2人の関係っていうか 2人なりの 夫婦を ゼロから作る訳でしょう。」

恵里「はあ。」

静子「それも 出来てないうちから 私という まったく違う 人間が加わるのは 早いと思うの。 将来は別としね。」

恵里「はい。」

静子「文也だって そうだと思うわよ。」

文也「え?」

静子「文也は ずっと私と一緒で 1人暮らしなんか してないし それで結婚してまで 私と一緒に 暮らす事 ないと思う。 あなたの人生なんだから。」

文也「それは そうだけどさ。 お母さん寂しいかなと思って。」

静子「え? 私? 何 言ってんの? 第二の人生が 始まるのよ 私の。」

文也「何 それ?」

恵里「第二の人生?」

静子「これから楽しむの。 恋をしたりとかね。」

玄関

後輩「先輩!」

柴田「ん?」

リビング

静子「このマンション 1人で住んでるの もったいないから 改装して 文也の部屋で フラワーアレンジメント教室を 開こうかなと思って。 お母さん 資格 持ってるでしょ。」

文也「はあ…。」

静子「同居と言われても困ってしまう。」

恵里「はあ。」

静子「ごめんね 恵里ちゃんが嫌な訳では ないのよ。」

恵里「はい。」

文也「どうしようか? 恵里。」

恵里「どうしよう?」

一風館
管理人室

柴田「ただいま!」

みづえ「あら!」

島田「あ?」

恵里「すみません。」

文也「どうも…。」

中庭

(笑い声)

真理亜「おかしくないわよ!」

恵里「はい。」

恵達「あれ? 姉え姉え? 文也君… え?」

恵里「恵達 ごめん!」

文也「ごめん 恵達 しばらくの間だから。」

恵達「え? ここに居るの? 2人? じゃ 俺は どうなるわけ?」

容子「私が 頼んどいてあげたから。」

真理亜「頑張って!」

恵達「え?」

コスタリカ

柴田「ん?」

恵達「いや  よろしく お願いします。」

柴田「フフフ…。 楽しくやろうね。」

恵達「ハハハ… いいですね この牛ね?」

柴田「いいでしょう?」

恵達「ロックじゃないな!」

柴田「ん?」

恵達「いやいや ハハハ…。」

中庭

文也「へえ ここからいつも 東京 見てたんだ。」

恵里「うん。 こうやって…。」

という訳で 恵里と文也君は 一風館で暮らす事に なってしまったのでした。 さぁ 来週は どうなるかというと…。

104話

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