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連続テレビ小説「ちゅらさん」116話「めんそーれ ベイビー!」ネタバレ

2001年8月14日放送の【 連続テレビ小説「ちゅらさん」】116話のネタバレです。

現在は(2021年4月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。

あらすじ

恵里の出産日が近づき、一風館の住人はベビー用品を買い始めたり、古波蔵(こはぐら)家では父・恵文が胎教のために三線(さんしん)の演奏を吹き込んだり、周りの期待も高まっていました。文也の勧めもあり、助産師さんに手伝ってもらい家で産む方法を選びました。そして、陣痛が始まりました。おばぁや勝子の励ましで、恵里は無事、男の子を出産しました。みんなの祝福を受けて、文也と恵里は子どもの成長を心から祈るのでした。

116話ネタバレ

連続テレビ小説「ちゅらさん」116話「めんそーれ ベイビー!」ネタバレ

一風館

恵里「じゃ 行ってきます。」

容子「頑張れ 恵里ちゃん。」

恵里「はい。」

古波蔵家

勝子「おかあさん お願いしますね 行っています!」

恵文「行ってきくるよ!」

ハナ「行っておいでね!」

という訳で 恵里と 柴田さんそして 恵文と勝子さんは 見事 すれ違ったのでございます

恵里「ただいま!」

ハナ「恵里? え? あきさみよ! 恵里!」

恵里「おばぁ ただいま!」

柴田「どうもです! おばぁ。」

ハナ「どうしたね? 2人で駆け落ちでもしたのか?」

恵里「は?」

柴田「そ そんな おばぁ! もう。」

恵里「ありがとうございます。」

恵里「柴田さんは 1人で何かあっては いけないと ついてきてくれた。」

ハナ「そうね ありがとうね。」

柴田「いやいや そんな。」

恵里「お父さんとお母さんは?」

ハナ「あ! 会わなかったかね?」

恵里「どこで?」

ハナ「富士山 それとも太平洋かね?」

恵里「ん? 何? それ?」

恵里「え~っ!」

一風館

2人「こんにちは!」

みづえ「は?」

勝子「どうも 管理人さん!」

みづえ「あら やだ!」

勝子「え? 何がです?」

真理亜「あ!」

恵達「え?」

勝子「どうしたの? 恵達?」

恵達「『どうしたの?』って どうしたの?」

恵文「じっとしてられないから 来てしまったさ。 ね 勝子。」

勝子「うん 恵里は?」

真理亜「あらら…。」

勝子 恵文「え~っ!」

2人「はぁ…!」

恵達「何をやってるんだろう まったく! なんで連絡しないの? どっちも。」

勝子「そんなこと 言ったって ねぇ!」

恵文「そうだよね ねぇ!」

(2人の笑い)

恵達「どうしてそこで 笑えるかな本当に。」

真理亜「ハハハ…。」

容子「あれぇ?」

勝子「ああ 容子さん!」

(一同笑い)

恵達「どうして笑って 終わりにできる訳よ!」

古波蔵家

柴田「ここが 恵里さんや恵達君の育った 家なんですね?」

恵里「はい。」

柴田「すごいですね?」

恵里「え? 何がです?」

柴田「余りにも オープンていうか 開けっぱなしというか。」

恵里「ああ そうですね。」

柴田「僕は北海道なので 頑丈に 寒い空気が入ってこないようにしてる。 北海道で こんな家に住んでたら 凍えて 死んでしまいますね。」

恵里「ああ そうか。」

柴田「何か いいですね こういうのも。」

恵里「おばぁ ありがとう。」

ハナ「のんびりしに来たんでしょう? 柴田君 冷たいのを…。」

柴田「どうも…。」

ハナ「柴田君 ゆっくり出来るの?」

柴田「私は 明日の夜には帰ります。」

ハナ「そう。」

恵里「本当に ありがとうございました。」

柴田「いやいや。」

ハナ「明日は おばぁと デートだね。」

柴田「え?」

ハナ「東京のお返し 那覇を案内しよう。」

柴田「ありがとうございます。」

島袋「こんにちは 島袋です! どうもです。 あ 恵里ちゃん!」

恵里「どうも!」

島袋「おなかも大きくなって ね? 何ですか? この男は?」

ハナ「柴田君 おばぁの いい人さ。」

柴田「あやや? いやいや 誰ですか この人?」

ハナ「島袋君。 間の悪い男さ。」

島袋「どうも。」

柴田「どうも…。」

恵里「東京で同じアパートに住んでるんです。」

島袋「はいはい。」

柴田「何か聞いてます? 参ったなもう!」

島袋「いや 特には…。」

柴田「あ…。」

恵里「兄い兄いの友達で ゴーヤーマンを作った 工場の社長さんなんですよ。」

柴田「あ! 例のね?」

島袋「何か聞いてます? 参ったね。」

柴田「いや 特には。」

島袋「あ そうね。」

一風館
ダイニング

(笑い声)

恵達「笑い事じゃない! まだ おばぁがいるからいいけど。」

勝子「何 怒ってるの? おばぁがいるから 笑ってもいい。」

恵文「そうさ 全然 いいさ。」

恵達「だから… もういいよ!」

恵文「恵達 物事は前向きに考えないと。 その方が楽しいさ。」

勝子「そうだよねぇ!」

恵達「別に 後ろ向きになれとは 言ってない。 せめて 横を見よう。」

勝子「え?」

恵達「もういいよ。」

容子「もう終わった? 恵達君。」

恵達「え? はい。」

容子「みづえさん おいしいね? これ!」

みづえ「あ そう。」

勝子「うん おいしいさ ね 文ちゃん!」

恵文「管理人さんの料理は 最高です。」

静子「本当 おいしいですね。 ここに住みたくなっちゃった。」

容子「ここで同居します?」

静子「それも いいかもね。」

管理人「それも いいかもしれません。」

静子「あら そうですか?」

真理亜「ハハ… ハハハ…。」

勝子「何か うれしいさ。 静子さんが 那覇に帰るように言ってくれて。」

恵文「本当に ありがとうございました。」

静子「そんな…。 それより私の方がうれしかったな。 恵里ちゃんに『来てほしい』と。」

勝子「そうですか。 必ず来て下さいね?」

静子「ええ。」

文也「ただいま!」

容子「パパのお帰りだ!」

文也「どうしたんですか?」

(笑い声)

恵達「ハハハ…。」

グアテマラ

静子「ここが 真理亜ルームかぁ?」

容子「そうです。 ゆっくりして下さい。」

静子「ありがとう。」

勝子「楽しいね 女同氏はね。」

容子「そうですよね。」

静子「久しぶり こういうの 楽しい。」

勝子「本当に? 歌おうか 皆で。」

容子「歌? いいですね!」

静子「そう? 歌う?」

静子「何にする? 勝子さん 決めてよ。」

勝子「キャンディーズ やっちゃおう。『年下の男の子』。」

一同「イェ~イ!」

ゆがふ

兼城「ビールのお替わり!」

恵文「どうもね 店長!」

兼城「いいね 父と息子2人だね。」

恵文「そうさ。」

文也「おとうさん…。」

恵文「はいよ!」

文也「ひとつ聞いても いいですか?」

恵文「え? 何でも聞いてちょうだい。」

恵達「答えられるの? ちゃんと。」

恵文「何を言うか恵達! 何ね! 文也君。」

文也「はい 普通は 自分の父親に 聞いたりするのかなと思います。 父親 いないので 教えて下さい。」

恵文「何?」

文也「こういう時 自分の奥さんが 子供産む時…。 男は どうした いいのか? 何をしたら いいですかね?」

恵文「う~ん。」

文也「冷静を装ってますが 実はドキドキで その日が来ると思うと…。」

恵達「へ~え 文也君でも そんなふうに なるんだね?」

文也「おたおたしちゃいそうで 考えるだけで 参ってしまう。」

恵達「へ~え。」

恵文「そうだね。」

恵達「格好よく答えないと… 大事なとこ 分かってる?」

恵文「分かってるさ。 男はね 文也君。 そういう時…。」

文也「はい。」

恵文「な~にも出来ないさ。」

兼城「あら!」

文也「何も?」

恵文「そうさ 何も出来ないさ。 全然 役に立たないさ。 そういう時の男は。 ただ 心配して オロオロするだけさ。」

文也「はあ…。」

恵達「何でよ。」

恵文「でも それで いいわけ。 男は その時に 思う。『ああ! 女の人は すごいなぁ』って。 自分の女房は すごいなぁと思う。」

恵文「それで いいわけさ。 そのために 神様は 男には 何も 出来ないように してあるんだと お父さんは思う。『女の人は すごいねぁ』って そう思うために。」

文也「なるほど…。」

恵達「ふ~ん。」

恵文「お! お!」

恵達「ん?」

恵文「深かったでしょ? 今のは…。 男の年輪を感じたでしょう?」

恵達「は?」

恵文「ほら 感動してるさ 店長も。」

兼城「いや 私は 何も言ってないです。」

恵文「いやいや そうかね ありがとうね。 てれてしまうさ。」

兼城「だから 何も言ってないって。」

恵文「いいさ 無理しなくて!」

兼城「いや だからね…。」

恵文「さ 文也君 飲もうね。 さ どうぞ!」

文也「あ はい。」

恵達「はい!」

恵文「いいねぇ 男同士は 最高さぁ。 女なんて いらない!」

恵文「あ! すっごい美人!」

恵文「何処?」

恵達「まったく!」

恵文「恵達!」

古波蔵家
寝室

縁側

柴田「おやすみに なりました? 気持ちいいですね?」

ハナ「そうだね。 柴田君。」

柴田「はい?」

ハナ「ありがとうね。」

柴田「いや そんな。」

ハナ「本当に いつも 恵里の事を 考えてくれて ありがとうね。」

柴田「おばぁ そんな やめて下さい。 僕は そんな。」

ハナ「柴田君の気持 おばぁ よく分かる。 恵里を 大切の思ってくれる気持。」

柴田「おばぁ。」

ハナ「でも あの子は 初恋の人と ついに結婚してしまうほどの子だから 全然 そういうところ 鈍感さ。 本当に ごめんね。」

柴田「何を言ってるんですか。 その方が いいんです。」

ハナ「そうね?」

柴田「はい。」

ハナ「おばぁ が あと 10年 若かったらね。」

柴田「10年というのは ちょっと。」

ハナ「20年くらいかね?」

柴田「いや まだまだ…。」

ハナ「じゃ 50年?」

柴田「いきすぎて しまいましたね。」

ハナ「ハハハ…。」

島袋「わっ!」

柴田「あっ!」

島袋「びっくりしたさ。 2人は 本当に出来てるの?」

柴田「な 何を言ってるの? あなた!」

島袋「手 つないでるさ! ごめんね 寝ようね!」

柴田「いやいや 寝ないで! こっち来て 飲もうよ! 寝ちゃうと 変な夢を見ると思う。」

寝室

恵里は 気持ちよさそうに 寝ていますね。 沖縄に帰って 緊張が とけたのかね

117話

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