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連続テレビ小説「ちゅらさん」128話「お母さん(あんまー)は大忙し」ネタバレ

2001年8月28日放送の【 連続テレビ小説「ちゅらさん」】128話のネタバレです。

現在は(2021年4月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。

あらすじ

古波蔵(こはぐら)家では恵里が帰京することになり、父・恵文は寂しがり、母・勝子は母親としての心得を伝え、おばぁは子守歌を歌うなど、別れを惜しみました。帰京した恵里と和也は、一風館の住人から熱烈な歓迎を受けます。一方、弟・恵達は自作の歌を歌いたいと申し出ますが、音楽プロデューサーから売れないと言われます。そんな時、恵里の同僚・祥子に「夢を追ってほしい」と励まされ、恵達は祥子に「好きだ」と告白します。

128話ネタバレ

連続テレビ小説「ちゅらさん」128話「お母さん(あんまー)は大忙し」ネタバレ

北栄総合病院
休憩室

秀美「上村さん 来週から プリセプター。」

恵里「え? ありがとうございます。」

秀美「え? 何が?」

奈々子「何が ありがとうなの? やりたかったの?」

恵里「え? 最初から もう一度 教えて頂けますよね? 誰が 教えて下さるんですか? 佐々木さんですか?」

(2人の ため息)

秀美「何なの あんた 本当のバカ?」

恵里「え? 何でですか?」

秀美「あんたが 新人を教えるのよ!」

恵里「え!」

秀美「『え!』じゃないわよ。」

恵里「だって 私がですか?」

奈々子「あのね 頼むわよ 本当に。」

秀美「はぁ。 これか 下柳さんの言ってたのは。」

恵里「え? 何ですか?」

祥子「何て言ってたんですか?」

恵里「え? 何ですか?」

秀美「これだ 下柳さんの言ってた 肩凝り注意症というのは。」

恵里「は?」

奈々子「それです! 私も経験しました!」

秀美「大変だったわね。」

奈々子「はい! 頑張って下さい!」

秀美「重い!」

恵里「え? そんな。 ところで 本当に 私が プリセプターするんですか?」

秀美「中町さん それ おいしそうね。」

祥子「よかったら どうぞ!」

秀美「いいの? ありがとう。 よかったら どうぞ。」

祥子「ありがとうございます。」

恵里「あの? もしも~し!」

ナースステーション

りほ「倉田りほです。 よろしく お願いします。」

麻衣子「村山麻衣子です。 よろしく お願いします。」

秀美「こちらが 今日から入った新人さんです。 最初に言っておくけれど とても 怖くて厳しい婦長 覚えておく事。」

2人「はい…。」

奈々子「佐々木奈々子です よろしく。」

2人「よろしく お願いします。」

奈々子「あなた達のプリセプターとして 指導に当たるのが この2人。」

恵里「上村です よろしくお願いします!」

奈々子「先輩なんだから。」

恵里「あ そうか よろしく… お願いします。」

祥子「中町です よろしくね。」

2人「よろしく お願いします。」

秀美「じゃ 厳しくいくわよ びしびしと。」

恵里「大丈夫 全然 厳しくないから。 面白い人だから すぐ分るって。」

秀美「何か言った? 上村さん。」

恵里「さあ 頑張っていきましょうね。」

2人「はい。」

病室

プリセプター指導中の恵里

麻衣子「あ 聴診器…。」

恵里「大丈夫 大丈夫 気にしない。」

麻衣子「はい。」

プリセプター指導中の祥子

祥子「そうそう それでいいよ。」

りほ「はい。」

ナースステーション

プリセプター指導中の恵里

恵里「手袋は?」

麻衣子「あ はい。」

恵里「駆血帯は 忘れてないかな?」

麻衣子「あ そうでした。」

恵里「うん 持ってきて。」

麻衣子「はい。」

いや 大したもんだね。 おばぁも びっくりさぁ。 恵里は いつの間にか こんなに 成長したんだね 立派なもんさ

ナースステーション

看護婦「お疲れさまでした。」

りほ「お疲れ様。」

祥子「どう?」

りほ「あ すみません。」

祥子「頑張ってね 終わってくれないと 私も帰れないし。」

りほ「はい すみません。」

祥子「うん。」

恵里「お疲れさまです。」

りほ「お疲れ様でした。」

恵里「倉田さんも お疲れ様。 疲れたでしょう?」

麻衣子「はい。」

恵里「村山さん もう少し村山さん自身が 気持よく 患者さんと 接するよう心がけよう。 食事も 笑顔で渡した方が お互いに 気持ちいいと思うよ。」

麻衣子「はい すみません。」

恵里「意地悪で言ってるのじゃないよ。 私の新人の時 先輩は もっと怖かったのよ 分かった?」

麻衣子「はい。」

恵里「うん。」

奈々子「ん? それって 私のこと?」

恵里「え… あ。 ハハハ…。」

退勤後

恵里「はぁ 疲れるね 教えるのは。」

祥子「うん。 倍 疲れた感じがする。」

恵里「そうだよね。 」

恵里「あ! 大変だ。 保育園 ギリギリだ! 私 走るね。 ごめん じゃあね!」

祥子「あ! お疲れさま。」

保育園

恵里「すみません 遅くなりました!」

恵里「和也! はい ただいま! 遅くなって ごめんね。」

一風館
ダイニング

さて 我らが古波蔵恵達は と申しますと 新曲は 我那覇さんの言ったとおり さっぱりでありました

古波蔵家

恵文「恵達ね?」

勝子「うん 何かね? あ!」

恵尚「あ 通帳だ。」

勝子「え~っ!」

一同「あきさみよ~!」

勝子「5!」

恵文「百…。」

恵尚「万…。」

ハナ「円だねぇ!」

勝子「そうか! 私 スターの母だったんだ! 忘れてたさぁ!」

一風館

恵達「お母さん 着いた?」

古波蔵家

勝子「着いたさ どうしたの? あんな お金。 うん そっか デビュー曲の印税? へえ! え?」

一風館

恵達「だから 俺 今 金いらないし お金持って ぜいたくすると 自分のためにも ロクな事に ならないような気がするわけ。 引っ越しも したくないし 欲しかったギター1本 買ったから それで十分。 だから 家で何か使ってよ。」

古波蔵家

勝子「そう 分かった ありがとう 恵達。 お母さん 大事にとっておくさ。 もったいなくて 使ったり出来ないさ。 ね!」

勝子「とっておこうね。 あんたが 必要になる時まで 預かっておく。 うん。 恵里のお金と一緒にとっておこうね。」

一風館

恵達「え? 何 姉え姉えも お金 送ってるの?」

古波蔵家

勝子「恵里は 就職してから ずっと 送ってくれてるんだよ。 奨学金を返しながら。 もったいなくて使えないさ。 とっておこうね。」

一風館

恵達「聞いてないさ 俺。 うん? 何でもないよ。 じゃあね あ 和也? 元気だよ。 じゃあね。」

恵達「ずるいよ 姉え姉え。」

恵里「ただいま! ああ恵達。」

恵達「おう。」

恵里「和也 あんたの名前 決めた時に どっか行ってた恵達叔父ちゃん。」

恵達「またそれ。 分かったよ 悪かった。」

恵里「あんた からかうと面白いから。」

恵達「どうしたの? 電話だったの?」

恵達「うん あのさ 姉え姉え。」

恵里「何? どうしたの?」

恵達「もういいよ 何でもないです。 あ~あ。」

恵里「何 それは。 あ そうだ 今日 病院で 祥子ちゃんがさ。 フフフ…。」

恵達「え? 何?」

恵里「何 その うれしそうな顔。 教えない。 ね 和也 部屋行こうか。」

恵達「何? おい!」

恵里「本当は 何もありませんでした。 じゃあね。」

恵達「え? 何な訳 一体?」

北栄総合病院
病室

という訳で 恵里のプリセプターは 続いておりました

プリセプター指導中の恵里

麻衣子「ナースコールに呼ばれて忙しかったので。」

患者「そんな事 僕には関係ない。」

恵里「ごめんなさい。 すぐ 氷まくら持ってきましょう。」

村山さんは なかなか慣れないね ちょっと 心配さ。 ある日…

内科病棟

恵里「主人も今日 遅くなるし 私が行く予定だったんですけど 急に仕事が…。 ぎりぎりで 何時まで行けば よろしいですか?」

恵里「そうですか わかりました。 はい よろしくお願いします。 あ 和也は 元気にしてますか? そうですか。 はい ありがとうございます。 失礼します。」

文也「ダメ?」

恵里「うん 6時半までには行かないと。」

文也「母さんに頼みたいけど 仕事で 夜 海外から帰って来るんだよね。」

恵里「そうだったよね。」

文也「参ったな。」

恵里「あ!」

文也「え?」

保育園

一風館の面々w「どうも!」

一風館
ダイニング

恵里「どうも すみませんでした!」

文也「すみませんでした。」

恵里「本当に すみませんでした! 誰が 迎えに行って下さったんですか?」

文也「皆さんで?」

一同「はい。」

恵里「ありがとうございます。」

容子「ううん。」

柴田「私達 全員で考えてみました。 恵里さんも 文也君も 仕事が不規則で 大変です。 それに 和也君は 私達にとっては 大事な家族です。」

文也「それは どうも。」

柴田「それからですね…。」

真理亜「前置き長い!」

柴田「はい こういう物を作りました。 はい。」

恵達「ま 皆で 協力するという事さ。」

柴田「どうでしょう?」

恵里「でも そんな? ねえ 文也君?」

文也「こんなに皆さんに ご迷惑かける訳には。」

みづえ「違うの 皆 行きたいのよ。」

恵里「え?」

容子「行きたい ね 真理亜ちゃん。」

真理亜「え?」

みづえ「ね?」

真理亜「ええ まぁ。」

柴田「お手伝いさせて頂けませんか ね?」

恵里「はぁ。」

2人「ありがとうございます。」

柴田「という訳で よろしいですか? 確認させて頂きますよ。 え~と。 まずですね。」

静子「何それ?」

恵里「あ!」

静子「これ 納得 出来ないな。」

恵里「え?」

柴田「何がですか?」

静子「何で私が入ってないの? ずるい!」

静子「あ! ここ 私にしよう! ちょうど行けるから。」

柴田「僕のが なくなったでしょう。 そんな ねぇ!」

容子「私 あるから いいや。 ここダメですよ。」

(騒ぐ声)

静子「これで決まりね。」

柴田「ちょっと待って そんな! 僕が提案したんですか。」

容子「こら!」

ありがたい事だねぇ 本当にね。 感謝しなさいよ 恵里

129話

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