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連続テレビ小説「ちゅらさん」132話「お母さん(あんまー)は大忙し」ネタバレ

2001年9月1日放送の【 連続テレビ小説「ちゅらさん」】132話のネタバレです。

現在は(2021年4月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。

あらすじ

古波蔵(こはぐら)家では恵里が帰京することになり、父・恵文は寂しがり、母・勝子は母親としての心得を伝え、おばぁは子守歌を歌うなど、別れを惜しみました。帰京した恵里と和也は、一風館の住人から熱烈な歓迎を受けます。一方、弟・恵達は自作の歌を歌いたいと申し出ますが、音楽プロデューサーから売れないと言われます。そんな時、恵里の同僚・祥子に「夢を追ってほしい」と励まされ、恵達は祥子に「好きだ」と告白します。

132話ネタバレ

連続テレビ小説「ちゅらさん」132話「お母さん(あんまー)は大忙し」ネタバレ

古波蔵家

恵文「楽しいね。」

恵尚「賑やかなのが 一番だね。」

恵文「本当に けがして よかったさぁ。」

静子「本当ですよねぇ。」

勝子「文ちゃん。」

恵文「すみませんでした。」

ハナ「この バカチンが。」

恵文「冗談さ とにかく楽しいさ。 お酒!」

勝子「だから ダメって 言ったでしょう。」

恵文「はい そうでした。 ジュースじゃねえ!」

和也「おいしいよ ジュース。」

恵文「そうだよね! おいしいさぁ!」

和也「おいしいさ。」

恵文「そうさ いや 楽しいね。 歌っちゃ… えないんだよね これが。」

恵尚「ここは ひとつ 俺が笑わせようか。」

ハナ「やめた方が いいと思うけどね。」

恵尚「なんの なんの。 見合って 見合って ハッケヨイ! 怒った! オイ! コラ! オイ! コラ! あれ?」

静子「おいしいですね。」

勝子「本当? うれしいさ それ 私。」

静子「すごい 勝子さん。 ねえ!」

恵尚「あれ? 素通り?」

和也「ハハハ…!」

恵里「あんた 面白かったの?」

和也「顔が ハハハ…!」

一風館
ダイニング

容子「静かだね。」

みづえ「そうね。」

柴田「どうしてるかな? 和也君。」

容子「あんた 子煩悩だね。 いいパパに なるよね?」

柴田「好きですね 子供は。 はい。」

容子「うん そうなんだね。」

みづえ「だって いい子だもの 和也は。」

柴田「はい。」

真理亜「あんたさ。」

柴田「え?」

真理亜「あんたのためを思って言うけど。」

柴田「何ですか?」

真理亜「他人の子を 生きがいに するのは やめた方が いいよ。」

柴田「そうですね。」

容子「うん。」

柴田「は…。」

容子「ね…。」

柴田「はい。」

ゆがふ

祥子「何してるんだろうね 今頃。」

恵達「うん 沖縄かぁ。」

祥子「いい所なんだろうな。」

恵達「うん。 そっか。 行こう 今度 一緒に。」

祥子「え?」

恵達「ん?」

祥子「それって… プロ… プロ…?」

恵達「ん?」

祥子「一緒に 沖縄へ?」

恵達「案内するから 首里城とか。」

祥子「あ 違うんだ。」

恵達「何が?」

祥子「何でもない。」

兼城「はい。」

祥子「ちょっと! ヤダ!」

恵達「何?」

祥子「何でもない 何でもない! ヤダ!」

北栄総合病院

文也「はい 文也です。 はい。」

古波蔵家

勝子「恵里 文也君から。」

恵里「はい。」

静子「恵里ちゃん!」

静子「もしもし 文也?」

北栄総合病院

文也「え? 母さん? 何で いるの? そこに。」

古波蔵家

静子「そうよ 楽しいわよ こっちは。」

北栄総合病院

文也「え? 何だよ それ。」

静子「☎『恵里ちゃんに 代わるね。』」

文也「何だよ ずるいな。」

古波蔵家

和也「もしもし お父さん。」

文也「☎『あ 和也か?』」

和也「うん 明日 海に行くんだ。」

北栄総合病院

文也「いいな お父さんも行きたかったな 海かぁ 楽しんでこいよ。」

古波蔵家

和也「うん お魚 いっぱい捕まえるんだ。」

翌日

恵文「そうだ! ちょっとだけさ ハハハ…。」

恵里「お父さん!」

恵文「わ! アガ! 恵里!」

恵里「恵里じゃないさ 何やってるわけ? ダメでしょう お酒は。」

恵文「はい… え? 一緒に行かないの?」

恵里「ふふん。 たまには お父さんと 2人も いいかなと思ってさ。」

恵文「恵里…。」

和也「これ 見つけたよ!」

ハナ「あの時を 思い出すね。」

勝子「ええ。」

静子「そうですね。」

回想

和也「わ~い! 気持いいな 文也! 恵里!」

回想終了

静子「いい子に 育ってますよね。」

勝子「そうですね。」

静子「ずっと このまま 育ってほしいな。」

ハナ「大丈夫よ。 和也君と お父さんが 見守っているからねぇ。」

静子「はい。 ねえ 私達 おばあちゃんなのよね。」

勝子「そうだよね。」

静子「もう…。 ねえ 勝子さん おばぁ。」

勝子「何?」

ハナ「ん?」

静子「あの時 無人島で 和也が 海に入り 水を恵里ちゃん達と かけあって。」

勝子「うん。」

静子「あの時 私 とっさに写真撮ったの。『和也の記録 残したいな』って。 撮りながら『自分は 一体 何やってるんだろう』って。 和也が もうすぐ いなくなってしまうから 記録したいなんて『何やってるんだろう』と。」

静子「本当はね 一緒になって ふざけたかったんだ。 水かけたりして…。 やりましょう!」

勝子「え? この年の女 3人で?」

静子「ダメかな やっぱり。」

勝子「ダメじゃないさ やろう おばぁ!」

ハナ「おばぁは いつでも OKさ。」

静子「じゃあ!」

勝子「よいしょ!」

ハナ「やれ!」

静子「和也 おいで。」

静子「うわぁ! 冷たい!」

古波蔵家
縁側

恵里「お父さん。」

恵文「ん?」

恵里「気をつけてよ 本当に。 嫌だからね ドキッとしたさ 聞いた時。」

恵文「はい 分かりました。 どうなの? 恵里は。」

恵里「どうって?」

恵文「幸せなの?」

恵里「うん 幸せだよ。」

恵文「そう よかったさ。 ただ 忘れないでほしいんだ。 元を たどっていくとさ。」

恵里「ん 何?」

恵文「たどっていくと お父さんが民宿を はじめようと思いついたのが 始まりだからね。 それがなければ 恵里は 文也君と出会う事もない。 分かる?」

恵里「そっか。」

恵文「そうさぁ。」

恵里「でも そう考えると 不思議だよね。」

恵文「人が生きていくって事は 不思議な事ばっかりさ。」

恵里「私さ 和也見てて 時々 思う。 お父さんとお母さんも このように 私の事 見ててくれたのかなって。『まだ 新米だけど 親なんだな 私も』って。」

恵文「親に新米も ベテランもないさ。」

恵里「そうだね。」

恵文「そう…。 でも なんか あれだね。 恵里と2人 こんなふうに話す事 あんまりなかったさ。」

恵里「そうだね。」

恵文「でも うれしいさ お父さんは。」

恵里「うん。」

恵文「何をしようかね 2人でね。」

恵里「うん。」

島袋「こんにちは! 島袋です。 ハイサイ! 恵里ちゃん 久しぶり。 あれ? 小さいのは?」

恵里 恵文「ハハハ…。」

島袋「何が おかしい訳ですかね?」

恵文「何でもないさ。」

島袋「これ 和也君に おみやげ。」

恵里「え! ありがとうございます。」

恵文「ああ。」

島袋「いないの?」

恵文「いないの。」

夜 寝室

恵尚「何で お前が まだいる訳?」

島袋「何で? いいさ。」

翌日 居間

恵里「2人目かぁ すごいね。」

琉美子「そんな事ないさ。 沖縄では 3人が普通だよ。」

恵里「え?」

琉美子「恵里のとこも そうでしょ?」

恵里「そっか。 そういえば 私達の周りにも 1人っ子って ほとんどいないよ。」

琉美子「いないさ。」

恵里「そうだね。」

和也「5 6 7 8 9 10。」

彩乃「これあげる。 彩乃の大切なものだよ。」

和也「ありがとう 僕もあげる。」

彩乃「ありがとう。」

恵里「結婚の約束 しとく?」

彩乃「うん。」

和也「いいよ!」

琉美子「あらら…。」

という訳で 休みも終わり 恵里と和也は 東京へ戻って行きました。 きっと いい思い出になったね

北栄総合病院
ナースステーション

奈々子「検診の書類を返します。 はい 中町さん。」

祥子「どうも。」

奈々子「はい 婦長。」

秀美「ありがとう。」

奈々子「あ 上村さん。」

恵里「はい。」

奈々子「また あんただけないのよ。 的山先生の所へ 来てくれって。」

秀美「どういう事? どっか悪いの?」

恵里「いいえ。」

祥子「あ! 何? 2人目?」

恵里「え?」

奈々子「あ! そうなの?」

恵里「え~っ!」

133話

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