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連続テレビ小説「ちゅらさん」134話「近くにあるカフー(幸せ)」ネタバレ

2001年9月4日放送の【 連続テレビ小説「ちゅらさん」】134話のネタバレです。

現在は(2021年4月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。

あらすじ

4年の月日が流れて…。ある日、恵里は健康診断で呼び出されますが、軽い貧血でした。看護師長の秀美は「仕事と子育てで大変なんだから、体に気をつけて」と忠告します。一方、一風館では、4年前に出て行った島田が戻ってきて、管理人・みづえにプロポーズしました。弟・恵達は独立を決意し、祥子との仲も進展します。容子は、よく当たると評判の占い師に「今日3回会う人が、あなたの運命の人です」と予言されますが…。

134話ネタバレ

連続テレビ小説「ちゅらさん」134話「近くにあるカフー(幸せ)」ネタバレ

一風館
サロン

和也「誰が来るの?」

恵理「あ 和也は知らないんだね? 島田さんといって ここに 昔 住んでた人なの。」

文也「和也が 生まれる前に 出てったんだね。」

みづえ「この おじさんなのよ。」

容子「あら 写真 持ってるの?」

和也「この人 知ってる。」

文也「え?」

和也「さっき アパートの前に いたよ。」

恵理「え?」

文也「本当か? 和也。」

和也「うん。」

容子「来てたんだぁ。」

(ドアの開く音)

廊下

静子「ど どうしたの?」

文也「何だ おふくろか。」

静子「何 それ? およびでないって感じ。」

文也「そういう訳じゃないけど。」

恵理「そんな事 ないですよ。」

静子「皆の期待と違っている気がした。」

柴田「ちょっと失礼します!」

静子「え?」

玄関前

恵理「いないですね。」

容子「来たんだよね 入りにくにのかな?」

柴田「そうなんですかね。」

恵理「島田さん…。」

柴田「手分けして 探してみましょうか?」

恵理「そうですね。」

柴田「こっち。」

恵理「あ 行きます。」

廊下

静子「何だろうね 一体。 ね? ん?」

静子「あ!」

静子「え! そうだったんだ!」

(電話の呼び鈴)

静子「あ…。 まいったな! 和也 ちょっと待っててね。 はい はい!」

(電話の呼び鈴)

静子「もしもし 一風館でございます。 あ 勝子さん!」

古波蔵家

勝子「あら! 静子さん ごぶさたしております。 え?『おめでとう』って 何が? え~っ!」

一風館

静子「あの子達 そっちにも 連絡してなかったの? 何だろ しょうがないな。 詳しい事は 分からないんですが。 これから パーティーみたい。 そうなのよ。 誰も いないのよね 今。 はい はい。」

古波蔵家

恵文「2人目が できたの? 恵理。」

勝子「みたいよ。」

恵尚「やったぁ めでたいさぁ!」

島袋「おめでとうございます!」

恵文「やっちゃおうかね?」

2人「やっちゃいましょうよ!」

恵文「よっしゃ!」

恵尚「はいよ!」

♪~(三線)

2人「ソヤサ! エイ! エイ! エイ! エイ!」

恵文「ハイ! ハイ!」

一風館
さろん

静子「何やってんだろう? 皆 ね 和也。」

和也「おなか すいた。」

静子「そうだよねぇ! おいしそうだな。 あ! 文也!」

文也「え?」

静子「恵理ちゃん!」

恵理「え?」

静子「何で 言ってくれなかったの?」

2人「え?」

静子「もう! おめでとう!」

恵理「あ!」

文也「そこから説明しなきゃいけないか。」

静子「え?」

祥子「ごめんなさい!」

静子「ん?」

静子「そうだったの?」

恵理「はい。」

2人「すみませんでした。」

静子「でも 管理人さんと島田さん なんか すてきですね。」

みづえ「ありがとうございます。」

恵理「そうですよね。 すてきですね。」

柴田「いいですよねぇ 恋は。」

容子「そうだよね。」

柴田「はい。 かわいいよ 待ってるみづえさんも 前まで来てるのに 入るに入れない島田さんもさ。」

祥子「本当ですね。」

恵達「であるね。」

恵理「なんか いいさぁ。」

静子「恋かぁ 私も したい。」

文也「勘弁してよ。」

静子「何で? 私も 独身のいい女だもん。」

文也「『いい女』ってね…。(ため息)」

静子「いいでしょ? ね 恵理ちゃん?」

恵理「恋かぁ!」

真理亜「何 うっとりしてるの? あんた 人妻でしょうが。」

恵理「分かってますよ そんなの。」

静子「で 恵理ちゃんは 大丈夫なの?」

恵理「あ 大丈夫ですよ。」

静子「だったら いいけど。」

文也「ちゃんと 診てもらえよ。」

恵理「はい。」

静子「あ!」

恵理「どうしたんですか?」

静子「さっき 和也と私だけ ここにいたの。」

恵理「はい。」

静子「あの時 電話あったのよ。」

恵理「電話… はぁ?」

静子「うん 那覇から。」

恵理「はあ… え?!」

文也「もしかしたら?」

恵達「え?」

静子「『おめでとう』って 言っちゃった。」

恵理「あららら!」

祥子「すみませ~ん!」

恵理「もういいよ 祥子ちゃん 喜んでくれたわけだからさ。」

恵達「ああ 今頃 古波蔵家は…?」

恵理「え?」

容子「踊ってるだろうねぇ。」

恵達「踊ってますね。」

真理亜「踊ってるね 間違いない。」

柴田「でしょうねぇ。」

静子「あらら」

容子「こう?」

静子「そうそう。 そうよ! あ~あ!」

古波蔵家

勝子「え? 間違い? 間違いなわけ?」

恵文「え?!」

恵尚「ん?!」

勝子「そう はい 分かりました。 うん うん じゃあね。」

恵文「間違い?」

勝子「うん そうだって。」

恵尚「え?!」

ハナ「やっぱりね。」

勝子「え?」

ハナ「勝子さんも まだまだ だね。 おばぁとしては 半人前だな。 ホホホ…。」

島袋「ヤササ! ハイ ハイ…。 あ! 痛いさ!」

一風館
サロン

柴田「でも 男として帰ってきにくい 島田さんの気持ちも 分かるよね。」

文也「そうですよね。」

恵達「分かりますよね。 あれだけ 悲しい別れを 皆と してしまったから 帰ってきにくいんですよ。」

文也「俺も そう思う。 分かるな 島田さんの気持。」

柴田「そう 男って そういうもんだよね。 ね 和也君。 今に きみにも分かる。」

恵達「男ってかわいい生き物ですからね。」

文也「そうだよね。 やっと『男ゆんたく』って感じに なってきましたね。」

恵達「まだ 上の女達には 分からないでしょ 男ってものが。」

文也「そうだね。」

柴田「そうですよね。」

恵達「そうですよ。」

グアテマラ

容子「男ってダメなの いざとなったら。 全然 弱っちいんだからさ。」

祥子「なるほど。」

恵理「そうですか?」

容子「島田さんだって そうでしょ? みづえさんが 待ってるのに。」

真理亜「びびってんのかね?」

容子「そうだよ。 女が背中を ドンと押さないと結局 何も出来ないのよ 男ってのは。」

恵理「ドンと 背中をですか?」

容子「そういう事。」

祥子「今日は うれしいな。 これが うわさの『真理亜ルームゆんたく』か?」

真理亜「は?」

恵理「楽しいでしょ いつでも おいでよ。」

祥子「ありがとう。」

真理亜「あのね!」

真理亜「あのさ 祥子ちゃん。」

祥子「はい。」

真理亜「恵達君とは どうなの?」

祥子「え?」

恵理「どうって?」

真理亜「だから 結婚とかさ そのあたりの事よ。」

祥子「そんな。」

恵理「あ どうなの?」

祥子「私は OKなんだけど。」

真理亜「あ~あ!」

恵理「あの子 何も言わない。」

祥子「うん。」

恵理「はっきりしないね いざとなると。」

祥子「そうかな?」

容子「男っていうのは そうなのよ。 ドンと 女が 背中を押さないと ダメ。 分かった?」

祥子「なるほど。」

恵理「文也君は そんな事 なかったけど ヘヘヘ…。」

真理亜「あ~あ。」

恵理「ん? あれ?」

祥子「『背中を ドンと』かぁ。」

管理人室

(ドアが開く音)

真理亜「あ! ごめん ガッカリさせちゃった?」

みづえ「まぁね。」

真理亜「あらら… すみませんね。」

玄関前

恵理「島田さん。」

島田「え? あ いや あの…。 恵理ちゃん。」

恵理「ダメですね 男っていうのは。」

島田「え? 何?」

恵理「はい! ドン!」

島田「ちょっと! あ! あ?」

廊下

真理亜「あれま!」

135話

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