2001年9月7日放送の【 連続テレビ小説「ちゅらさん」】137話のネタバレです。
現在は(2021年4月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。
あらすじ
4年の月日が流れて…。ある日、恵里は健康診断で呼び出されますが、軽い貧血でした。看護師長の秀美は「仕事と子育てで大変なんだから、体に気をつけて」と忠告します。一方、一風館では、4年前に出て行った島田が戻ってきて、管理人・みづえにプロポーズしました。弟・恵達は独立を決意し、祥子との仲も進展します。容子は、よく当たると評判の占い師に「今日3回会う人が、あなたの運命の人です」と予言されますが…。
137話ネタバレ
連続テレビ小説「ちゅらさん」137話「近くにあるカフー(幸せ)」ネタバレ
占い
容子「あそこ あそこ。」
恵理「あ ホントだ。」
容子「すいてるわよ。 ラッキーよ 恵理ちゃん。」
恵理「そうですか。」
容子「うん。」
恵理「なんか ドキドキしますねぇ。」
容子「そうだよねぇ。『恋愛運なし』とか 言われたら どうしよう。」
恵理「いや『なし』って いくらなんでも…。」
ゆがふ
兼城「ん? どうしたわけ?」
柴田「え? あ いえいえいえ。」
回想
占い
猫田「近々 あなたは 結婚をするでしょう」
柴田「近々ですか? え? …誰と?」
猫田「その人は 緑の物を抱いています」
柴田「『緑の物』?『抱いて』?」
猫田「その人と 今日中に 巡り会えたら あなたは 結婚をします 幸せに なれますよ」
回想終了
(戸が開く)
兼城「いらっしゃい。」
柴田「『緑』…。」
兼城「どうぞ! 好きな所に座って下さい。」
兼城「容子さんは どんなしてるかね?」
柴田「さぁ。」
占い
容子「よろしくお願いします。 あ やっぱり 恵理ちゃん 先 やって。」
恵理「は? あ じゃあ あの 私のですね 今後の人生が どうなっているか 占って頂きたいんですが…。 ま 幸せだとは思うんですけど…。 あの… やっぱり 一応 愛情運も お願いしますね はい。」
猫田「読めない人ですね。」
恵理「え?」
猫田「ただ…。」
恵理「『ただ』?」
猫田「あなたの人生が 落ち着くことは なかなか なさそうだ。」
恵理「それは…。」
猫田「そこまでしか 分かりません。」
恵理「え? そんな…。」
猫田「次の方…。」
容子「あ はい。 お願いします。 私の場合 結婚についてを中心に よろしく。 エヘヘ。」
猫田「私に 愛想よくしても 運勢は 変わりません。」
容子「あ はい。」
恵理「フフフ…。」
猫田「結婚ですね?」
容子「はい そうです。」
猫田「なるほど… よく聞いて下さい。」
容子「はい。」
猫田「今日 これから あなたは 運命の人と…。」
容子「『運命の人と』?」
恵理「『運命の人と』?」
容子「すみません 続けて下さい。」
猫田「3回…。」
恵理「『3回』?」
猫田「3回… ぶつかります。」
容子「は?」
猫田「日付が変わるまでに 同じ人と 3回 ぶつかります。 それが あなたの 運命の人です。」
容子「はぁ…。」
猫田「次の方…。」
恵理「容子。」
容子「あ はい。」
ゆがふ
恵理「大丈夫ですか? 容子さん。」
容子「あ… うん。 あ!」
兼城「アハハハ 容子さ~ん。」
恵理「あ!」
容子「え?」
兼城「え?」
恵理「1回…。」
容子「うわ~…!」
兼城「は? どうぞ…。」
容子「先 入って…。」
恵理「どうぞ 店長から。」
容子「どうも はずれっぽいねぇ。」
恵理「私は 何とも…。」
柴田「緑か…。」
容子「うわ!」
柴田「あ ごめんなさい。」
恵理「あ!」
容子「え? ああ…。」
柴田「え?」
恵理「1回!」
容子「うわ~! もう…。」
常連客「はい はい ハイサイ!」
女性客1「へえ~ すいてるねぇ。」
柴田「『緑』…?」
女性客2「しっかりして下さい。」
常連客「おっ!」
容子「あ! うわ~っ!」
恵理「あ 2回目だ! リーチ!」
容子「え~! うわ~! ああ!」
恵理「あ こっちも リーチ! ダブルリーチさ!」
容子「うわ~…!」
兼城「何? どうしたわけ?」
柴田「何ですか?」
兼城「こんな 手近なところで…。」
恵理「いや~ なんか ワクワクしますねぇ!」
容子「恵理ちゃん。」
恵理「はい。」
容子「帰ろう。」
恵理「あ じゃ…。」
兼城「ありがとう。 あ どうも…。」
常連客「こっち 座って。」
柴田「僕も 帰ろうかなぁ…。」
一風館
グアテマラ
真理亜「何じゃ それは…。」
容子「だって・・。」
恵理「とりあえず 結果を報告しますと 柴田さん2回 店長2回の ダブルリーチ。」
真理亜「は また 随分 お手軽なところで。」
容子「やめて やめて やめて~。 今日は もう 私 ここを 動かないからね。 誰にも ぶつからないように 動かないから。 あと 3時間だし つきあってよ。」
恵理「はい。 とりあえず 和也を寝かして また 来ますから。」
容子「お願いね ここで 待ってるから。」
真理亜「とりあえず 12時まで いるってことね?」
容子「そうよ。」
サロン
文也「『緑』ですか…?」
柴田「うん『緑』」
恵達「はぁ…『緑』ねぇ。」
和也「どうしたの? 柴田。」
文也「柴田さん。」
柴田「和也君 あのね 柴田はね 緑を抱いている…。 あ! 緑…。」
文也「あ 本当だ。」
恵達「あ 本当だ。」
柴田「こんな 緑の色が 近いとこに…。」
恵達「あ でも 本当は 柴田さんは どういう人が いいんですか?」
柴田「そうだなぁ。 ま どっちかと言うと 僕が あんまり キビキビしてないっていうか 優柔不断なところがあるので サバサバしているというか ポンポン 物事を決めてってくれるタイプ。 働いてる女性は 好きだなあ。」
恵達「どっかに いたような気がする そういう人。」
柴田「え?」
文也「誰だっけ?」
柴田「え?」
恵理「どうも…。」
柴田「あ どうも。」
恵理「さあ 和也 おいで。 もう 寝る時間 とっくに過ぎてるよ。」
和也「ヤダ!」
文也「和也!」
恵達「寝たくないんだよねぁ。 分かるさ。 なんか 大人ばっかり 楽しそうだもんね。」
恵理「恵達。」
恵達「すみません。」
恵理「行くよ 和也。 ああ…。」
柴田「スト~ップ! 和也君から 手を離しなさい。」
文也「ん?」
恵達「どうしたんですか?」
柴田「今 和也君を 抱いては 駄目だ。 幸せな家庭を壊すことになるから。」
恵理「は?」
文也「え? ああ そうか。」
恵理「ん?」
恵達「そんな バカな…。」
柴田「それは 駄目です。」
恵理「はぁ。」
文也「じゃ 僕が 寝かしてきますね。」
柴田「そうして下さい。」
文也「また 下りてきます。」
柴田「はい。」
文也「恵理 行こうか。 和也 行くぞ。 ヨ~シ! はい。」
柴田「どうも すみません。 あ あ ああ…。」
グアテマラ
恵理「どうも…。 文也君が寝かしてくれるそうです。」
容子「ああ よかった ありがとう。」
真理亜「優しいねぇ。」
恵理「はい そうなんですよねぇ こないだも…。」
真理亜「聞きたくない ノロケ話なんか。」
恵理「すみません あ でも…。」
真理亜「何?」
恵理「容子さんは どういう人が いいんですか?」
真理亜「ああ そうね。」
容子「私? 私はね ほら 自分が パッパッパとやっちゃうから ノンビリした人がいいなぁ。」
恵理「ほう。」
容子「なんか 東京の人よりは 田舎のある人がいい気がするし 面食いじゃないのよね 全然。」
真理亜「へえ。」
容子「う~ん スタイルも あんまり スラッとしてるのは 苦手なんだ。」
恵理「へえ… う~ん なんか。」
真理亜「どっかにいたような気がするね。」
恵理「そうですねぇ 誰かなねぇ?」
容子「え?」
ゆがふ
兼城「ん? 容子さんの手帳だね。」
一風館
サロン
恵達「文也君 一緒に 寝てしまったんですかねぇ。」
柴田「そうかもね 疲れてるからねぇ。」
恵達「ですね。」
柴田「ん?」
恵達「あ! これ お気に入りのヤツですねぇ。」
柴田「あ これ 置いてくるわ もう 寝てるかもしれないから 部屋の前にでも 置いてくる。」
恵達「あ すみませんね。」
柴田「いえいえ。」
階段
柴田「2階か… フフン… フフン。」
入口
兼城「こんばんは。」
グアテマラ
文也「こら 和也 何時だと思ってるんだ!」
和也「ヤダ!」
恵理「あ まだ起きてる あの子。」
文也「戻ってきなさい。」
容子「いいでしょ。」
和也「容子さん 助けて。」
容子「はいよ~! は~い あ あ… あ~ あ~! あ~ あ~ あ~…! あ~あ!」
柴田「ああ 危なかったです。」
容子「あ ごめん 和也 大丈夫?」
恵理「ビンゴだ…。」
容子「え? うわ~! あ あ あ!」
真理亜「うわ~!」
柴田「ん? あ 緑!」
文也「抱いてる。」
恵理「え?」
真理亜「ん?」
2人「え~……!」
回想
柴田「ん? ポンポン ものを決めてくれる人っていうか…。」
回想終了
真理亜「お!」
恵理「あら!」
回想
容子「ノンビリしてる人がいいなあ。 面食いじゃないのよね全然
回想終了
3人「ピッタリ!」
2人「え~ え~…!」
店長… 残念だったねぇ
兼城「ん?」
(時計の時報)
容子「あ!」
恵理「あ おめでとうございます!」
2人「え~ え~ え~…!」
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